イエスは，例えで彼らに話し始められた．「ある人が，ぶどう園を作り，垣を巡らし，搾り場を掘り，見張りの櫓を立て，これを農夫たちに貸して旅に出た．収穫の時になったので，ぶどう園の収穫を受け取るために，僕を農夫たちのところへ送った．だが，農夫たちは，この僕を捕まえて袋叩きし，何も持たせないで帰した．そこでまた，他の僕を送ったが，農夫たちはその頭を殴り，侮辱した．更に，もう一人を送ったが，今度は殺した．その他に多くの僕を送ったが，ある者は殴られ，ある者は殺された．まだ一人愛する息子がいた．『私の息子なら敬ってくれるだろう』と言って，最後に息子を送った．農夫たちは話し合った．『これは跡取りだ．さあ，殺してしまおう．そうすれば，相続財産は我々のものになる．』そして，息子を捕まえて殺し，ぶどう園の外に放り出してしまった．さて，このぶどう園の主人は，どうするだろうか．戻って来て農夫たちを殺し，ぶどう園を他の人達に与えるにちがいない．聖書にこう書いてあるのを読んだことがないのか．
『家を建てる者の捨てた石，これが隅の親石となった．これは，主がなさったことで，私達の目には不思議に見える．』」…マルコ12:1-11

愛は，一人では成し遂げることができません．愛は，何処から出てくるのでしようか．私から出てくるのではなく，相対から出てくるのです．そのために，あなたは，頭を下げて，相対のために生きなければなりません．ここに「為に生きなさい」という天理が出て来ます．
とても高貴なもの(真の愛)が，あなたを訪ねて来ますが，それを受けるためには，あなたは，与えて下さった方(神様)を尊敬し，その方のために生きなければなりません．利他主義を実践する時のみ，あなたは，愛を受けられます．…文鮮明先生御言集,143-277, 1986.3.20

亨進ニムの説教を論じる前に，私は，ティム・エルダー本部長が，4月21日のキングス・レポートにおいて，語った「アボニムが聖和された後の周到に準備されたクーデター」について，シェアしたいと思います．これは，とても重要で，且つ洞察に富んでいます．本部長は，上記のマルコ12:1-11から，始めました．

農夫たちは話し合った．これは跡取りだ．さあ，殺してしまおう．そうすれば，相続財産は我々のものになる．そして，息子を捕まえて殺し，ぶどう園の外に放り出してしまった．さて，このぶどう園の主人は，どうするだろうか．戻って来て農夫たちを殺し，ぶどう園を他の人達に与えるにちがいない．聖書にこう書いてあるのを読んだことがないのか．
家を建てる者の捨てた石，これが隅の親石となった．これは，主がなさったことで，私達の目には不思議に見える．

これは，イエス様が当時，語られた例えです．僕とは，神様が遣わした預言者であり，ユダヤ人が，痛めつけ，時には，殺害した人達を語っておられることは，聴いていた律法学者やファリサイ派の人々には，明白でした．神様は，最後に，ご自身の息子，独り子イエス様を送られますが，農夫たち，即ち，聖職者たちは語ります．「これは跡取りだ．さあ，殺してしまおう．そうすれば，相続財産は我々のものになる．」

私が，読んだ聖句は，私達に確実に共鳴していませんか．アボニムは，後継者をぶどう園において指名されました．でも，聖職者たち，つまり，韓国教会の幹部たちは…米国教会の幹部たちは，基本的に，僕の僕です．韓国語を話せないし，韓国で何が起こっているか，知りませんでした．最高委員会に参加していた，トーマス(トム)・ウォルシュのような人は，韓国における動向を理解していたと思われますが，手掛かりがなかったようです．彼は，実際に決定を下している舞台裏の議論には，加わっていなかったので，何が行われたのかについて，手掛かりがありませんでした．

天正宮と他の場所にいる幹部たちは，キムソクビョンを中心に，繋がっていました．彼は，文鮮明師の教会ではなく，韓鶴子氏の教会に属していると公言した男です．彼は，初めから，アボニムのために来たのではなく，常に，韓鶴子氏に従って来ました．

そして，共産党の委員長を，彼らは宣伝局長と呼ぶように，ピースTVの局長，全メディアの局長であり，教会の公式メディア，写真などを牛耳り，彼は，強い位置に居ました．彼は，毎日アボニムと韓鶴子氏に接する位置に居ました．そして，彼は，こうして接する中で，韓鶴子氏の信用を得たのです…

全文：
http://files.constantcontact.com/2bd8186d401/f5d4c2f7-4b9b-4ea4-b577-805b0712e329.pdf
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聖日の説教において，亨進ニムは，イエス様のメッセージが貧しく，そして謙虚な人々に支持されたように，上層部の人達にも支持されたことを語りました．政治的な力が，力を欲している人達には，磁石となることが問題です．彼らは，力で自分達の意志を表すことに，殆ど，或いは全く不安がなく，分散した役得・特権のようなもので支援されています．

文亨進師　2018.4.29 説教「鉄の杖の王国14」
https://www.youtube.com/watch?v=hbQ4MgYcvY8

彼は，ステフェン・モリニュー(Stephen Molyneux)のビデオを見せてくれました．人の死への恐怖が，如何に人を「飼いならす」力となり得るか，に関するビデオです．農夫(略奪者)が家畜(人々)に見返りとして提供するものは，医療や教育，食物とトレーニングです．結論は，「農場を見るということは，農場から解放されることです．」

福音は，善を求める人にもたらされます．福音は政府の抑圧と独裁主義を破壊します．私達は，キリストにあって，強いのです．彼の血統に接ぎ木されているからです．政府「マフィア」は，彼らの支配を，「サタン的な」宗教の形態で維持しようとしています．

アボニムは，天一国憲法の公布を約束されました．それは，キリストの自由をもたらします．鉄の杖の装備は，聖書においては，サタン的な王国を打ち砕き，終わらせることを約束しています．そのような人達は，支配されません．私達は，お互いにチェックし，バランスを取るのです．他の人を誤用しないように，そして，王国を守るのです．サタン的な王国の不安に対して，男性だけでなく，女性も自己防衛の力をつけましょう．
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罪，恩寵，そして神様に喜びを捧げましょう．亨進ニムの深く，真心のこもったお話「神様との真の関係」,2018.4.24
https://www.youtube.com/watch?v=EuNGfVlRRqE
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合衆国天一国憲法の各条項の細目を，注文または閲覧できます．
Amazonの電子図書=$5.99, ハードカバー=$15.99
http://www.theapolitical.com/books/the-united-states-of-cheon-il-guk-a-clause-by-clause-breakdown-of-the-constitution/

<鷹の目>
人間の社会が形成された時から，権力構造があり，それを維持するために，軍事力や経済力が形成されたようです．例えば，日本においては，縄文時代から，環豪集落が作られ，傷ついた人骨が発掘されています．大規模な戦争があったかどうかは，いずれ，考古学が検証してくれるでしょう．太古の昔から，組織において，人は権力や財力を志向し，その維持に注力してきました．それは今も，変わっていません．

平和な教会の内部においても，2012.9前後に，後継者を巡る熾烈な権力闘争が展開されたことは，明白です．韓国教会は，後継者を誤りました．アボニムの祝祷を振り返ると，亨進ニム・妍雅ニムが後継者であることは明らかです．にもかかわらず，女帝とその取り巻きが登場しました．マルコ12章の現代版が展開されました．権力闘争に勝利し，権力や財力を得た人達は，もっと大切なものを失ったことに何時か気付くでしょう．

権力や財力志向は，「自己中心」と表裏一体ではないでしょうか．私達は，人間に潜在するこの「自己中心」と戦うべきです．アボニムは「為に生きる」ことを何時も話され，実際に見せて下さいました．アボニムのみ言と伝統が守られ，権力や財力志向のない世界が実現されることを祈念します．