サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

逆境によってあなたの信仰を強めよ   


2020.3.3


こう話し終えると,イエスは弟子達と一緒に,キドロンの谷の向こうへ出て行かれた.そこには園があり,イエスは弟子達とその中に入られた.イエスを裏切ろうとしていたユダも,その場所を知っていた.イエスは,弟子達と共に度々ここに集まっておられたからである.それでユダは,一隊の兵士と,祭司長達やファリサイ派の人々の遣わした下役達を引き連れて,そこにやって来た.松明や灯火や武器を手にしていた.
イエスは御自分の身に起こることを何もかも知っておられ,進み出て,「誰を探しているのか」と言われた.彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると,イエスは,「私である」と言われた.イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らと一緒に居た.イエスが「私である」と言われた時,彼らは後ずさりして,地に倒れた.そこで,イエスが「誰を探しているのか」と重ねてお尋ねになると,彼らは「ナザレのイエスだ」と言った.すると,イエスは言われた.「『私である』と言ったではないか.私を捜しているのなら,この人々は去らせなさい.」
….ヨハネ18:1-8


思想は全ての人を繋ぎますが,実体の体は一人の人とのみ関係を持ちます.従って,多くの信仰者がその思想を信じていると言いますが,思想を具現化したと主張する人は,多くは居ません.私が言いたいのは,「神様の御心が私の心であり,神様の悲しみが私の悲しみである.」と言える信仰者は,居ないという事です.
皆さんは,今日まで縛られた天の悲しみの御心情を,骨が溶けるような悲しい御心情を感じた事がありますか.イエス様は,何処に行かれても,地上における三十有余年を,常に,意識を失い,卒倒する真際のような激しい御心情で過ごされた事を,皆さんは,知らなければなりません.
….文鮮明,1958.3.23


亨進ニムは,ヨハネ18章の聖句について論じながら,オンライン礼拝を始められました.18章には,イエス様が,園において,家族のような弟子達に,どのように会ったかが記されています.ある園は,自然の世界を含みますが,神様の子達に支配されるものです.ユダは,ルーシェルと同様に,その園を知っていました.選択する自由は,人類への神様の貴い贈り物の一部です.


悲しい現実は,花嫁達のヘッド(代表),韓鶴子氏が,アボニムを見捨てる事を選択した事です.アボニムは,彼女が最後まで,彼を持ち上げてくれることを信じました.しかし,彼女は,自分自身を持ち上げる事を選び,兄弟姉妹達に,自分が,「天宙の母」であることを受け入れるように要求しました.彼女は,アボニムのお名前を殆ど語っていません.


幸いにして,アボニムは,彼を再臨のキリストと信じる國進ニムと亨進ニムを,彼の血統の内的なカイン・アベルとして選ばれました.韓鶴子氏の失敗は,天宙的な分派の大惨事となりました.亨進ニムと國進ニムだけが,彼女の永遠の生命を気にされて,警告しておられます.花嫁の代表は,花婿を裏切りました.


サンクチュアリ教会,聖日礼拝,2020.3.1
「園における裏切者に気付きなさい」



多くの宗教は,ストレスを避けるように教えていますが,健康的なストレスは,皆さんの免疫システムには良いのです.彼の息子達の一人は,氷の訓練で,1分間,鯉の池に飛び込む際,痛みの脅威を感じました.彼は,躊躇しましたが,一度入れば,あまり悪くはなかったです.その後,彼は,全身に活力を感じました.


米国の若者達の10人中7人が,肉体的な或いは,感情的な限界のため,兵役に不合格となっています.肉体的な訓練は重要です.PPPM(Peace Police Peace Militia, 平和警察・平和軍)のトレーニングにとても価値がある理由です.若い羊飼いだったダビデは,ライオンや熊に挑みました.ストレスを持って働く事は,それを処理するあなたの能力を高めます.


亨進ニムは,コロナウィルスの拡大について語りました.適切な処置をすれば,平均致死率は2%で,殆どが老人です.中共による事実の隠蔽と強制的な検疫戦術は,彼らの全体主義体制の残酷さを示しています.


共産主義は,貪欲,貪り,妬みが動機になっています.それは,黒と白,金持ちと貧乏人を分けます.権力を取った後は,彼らの支配を維持する事が主な目的となる支配階級を要求します.


聖書には,略奪者(捕食者)が来た時は,(神様から)逃げる道が与えられますが,自分で努力しなければならないと,示されています.


トランプは,米国が直面する問題に何か手を打っていますが,政府内の多くは,「獣,ケダモノ」の一部であって,メディアの90%は,彼に揃って反対しています.左翼は,国境の開放を支持していますが,今は,コロナウィルスが米国に入るのを防ぐために,何もしていない事で,トランプを非難しています.


政府が,ウィルスよりも危険である事は,歴史が示しています.アボニムを中心とした神様の民(=食口)と三代王権は,勝利するでしょうが,その道において,私達は,勇気と忍耐が必要でしょう.


私達は,闘う準備をすべきです.私達は,学校の封鎖等の可能性に直面する韓国の兄弟姉妹達と結束しています.群れである皆さんの家族に勇気と不屈を注入しましょう.


彼は,礼拝の最後に,家庭で視聴している皆さんに,讃美歌のアメージング・グレース*1とサンクタス・リアルバンドの「コンフィデンス,確信」*2を歌うように言われました.


*1 :http:// https://www.youtube.com/watch?v=Jbe7OruLk8I
*2 : https://www.youtube.com/watch?v=KA9kSBv1QrI&list=RDKA9kSBv1QrI&start_radio=1



<鷹の目>
亨進ニムは,闘うための肉体的且つ,精神的な準備をするように語られました.特に,肉体的な訓練を強調されています.天一国という新しい国を建国する為には,国民と主権と国土が必須です.主権と国土を守るのは国民です.
日本は,残念ながら主権国家とは言えません.主権とは,内政,経済,外交,防衛等の維持です.日本は,今もって外交,防衛を他国に大きく依存しています.これは,正式な国防軍が無いからです.自衛隊は,警察組織の拡張です.彼らは,有事の際にも,警備行動しか取れません.通常の軍隊は,negative listで統率されていますが,自衛隊は,positive listです.つまり,有事においても,実行できることが細かく規定されています.規定外の事は,現場の責任者が覚悟を決めて,裁量で行うしかありません.
例えば,中共軍が尖閣の島に上陸したとします.それに対して,緊急の閣議決定によって,海上警備行動または,防衛出動が速やかに開始されるでしょうが,不法に上陸した中共軍に,自衛隊は速やかに攻撃は出来ません.自衛隊が動けるのは,緊急避難と正当防衛のみです.つまり,彼らが攻撃した時のみ,反撃できるという事です.あり得ない規定です.自衛隊法が警察法の拡張上にあるからです.このような状況で,まともな国防が出来ますか.日米安保条約があると言う人が居るでしょうが,米国軍は,日本施政権下の有事においても,米国の国益に叶う場合のみ,議会承認や大統領令等を経て,発動します.数日は要します.
要するに,自国の正規防衛軍を有しない国家は,国民,主権,国土を守ることは出来ないという事です.サンクチュアリは,徒に銃器を所持していません.銃を持ちながら,平和を維持するための警察と軍隊を養成しています.平和ボケの人達は,原理の理想と憲法等の法整備で建国出来ると考えているかも知れませんが,建国と同時に,国内の秩序を維持し,対外的な防衛の為に,警察と軍隊は必須です.二代王様の進めるPPPM(平和警察・平和軍)の必要性と重要性を考えて見ましょう.


さて,本稿にも,述べられていますが,韓鶴子氏は,アボニムを裏切りました.「無原罪の独生女」,「天宙の母」のような話が,アボニムの生前にありましたか.小生は記憶していません.母子時代から,父子時代に移行した,2000年頃から,お二人の距離が少しずつ開いて行ったようです.2003.2には,天一国開門祝福聖婚式を挙行されていますが,お二人の溝はかなり深刻であったようです.2004年以降は,多くの言質が公表されている通りです.2013年までに,完成期の入籍祝福が成されないで,延期になった理由は何故でしょうか.延期は,お二人が,一体化されていなかった事を最も如実に示す証左です.
家庭連合の人達は,御父母様の一体,完成,完結,完了を固く信じているようですが,それは,アボニムが韓オモニムに理想と本来の位置と状態を提示されたものと理解します.アボニムは,時々,現実離れした理想を語られました.それは,聞いている人達に,そのようになりなさいと諭しておられたのです.
アボニムが聖和された後の,様々な事変を見ても,一体化の虚構は明確です.何故,神様の呼称を急に変更し,天一国国歌を根拠不詳の替え歌にしましたか.アボニムの御言と信仰の伝統を破壊するためです.
アボニムが任命された後継者,亨進ニムと財団の理事長,國進ニムを,何故,放逐しましたか.お二人が,組織にとって,最大の障壁であったからです.お二人が韓国にいらっしゃると,自分達の思うように教会と財団の組織を牛耳ることが出来ないからです.お二人が解任される理由も根拠もありません.
御父母様が一体なら,どうして,韓氏は,アボニムの事を一切語らないのですか.韓氏は,2019.12.28にやっと,7年分振りに,私の夫,文鮮明というお名前を公式の場で,極めて不自然に語りました.本当に一体化していたら,アボニムの事を公式の場において,毎回,証されるのではないでしょうか.殆ど言及が無かったという事は,一体化から遥かにかけ離れた状態であるに違いありません.妄信も信仰の一つでしょうが,理想と現実を冷静に客観的に見ましょう.そして,正しく判断しましょう.


近々,韓鶴子氏の自叙伝の日本語訳が発刊されるようです.そして,いよいよ,原理講論の再臨論の改訂が指示されたとも聞きました.日本の家庭連合は,昨春,成約摂理解説なる悪書を発刊し,教会史に払拭し難い汚点を残しました.今年は,遂に,基本経典を改竄し,教会史を書き換えて,統一Gから離脱するのですか.アボニムとその後継者とは,全く無関係の宗教団体になるのですか.アボニムは,御言の一字一句も手を付けてはならないと言われました.将来,どんな人が出現して,御言をどういう風に書き換えるかも知れないので,厳に釘を刺された訳ですが,何と最も近かった人から,改訂・加筆の指示が出たのですか.信じられない事です.
韓氏の自叙伝の内容は未だ,確認していませんが,私達の知る御父母様の生涯路程,主の路程,アボニムの自叙伝等と異なる内容が発表されるのでしょうか.真実は一つです.文学小説ではないので,真実を曲げてはいけません.食口を混乱させてはいけません.
今は,山羊と羊が分けられる時期かも知れません.統一Gから離脱して行く家庭連合は,タイタニック号かセオル号のように感じます.早く,海に飛び込まないと,船と一緒に沈没してしまいます.海に飛び込めば,サンクチュアリの救命ボート(今は教会と言う)が,全国で待機しています.何時でも,どうぞいらして下さい.

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