サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「アボニムは神様の御旨を果たすため代身者に立てられました」


2017.6.29



聖書拝読: ヨハネ 14:8-9


フィリポが,「主よ,私達に御父をお示し下さい.そうすれば満足できます」と言うと,イエスは言われた.「フィリポ,こんなに長い間一緒にいるのに,私が分かっていないのか.私を見た者は,父を見たのだ.なぜ,『私達に御父をお示し下さい』と言うのか.」


皆さん,おはようございます.


今朝の私のトピックスは,「神様は,御自身の御旨を果たすことができるように,アボニムを地上における代身者として立てられました.神様が,アボニムを立てられた時,神様には,そのようにされた御計画,御意,そして理由がありました.アボニムには,神様がそのような目的のために用いることが出来たという確かなお気持ちがあったに違いありません.」と言う事です.


アボニムは,神様が,彼に摂理を担当させることができ,彼はそれを達成できるという確信を持つ事が出来るような内容と資格を持っておられました.彼は,幼い頃から,他の人達とは違っていました.考えとやり方が他の人は違っていました.


彼の幼い頃から,アボニムを証す人が沢山いました.彼らは,彼は,世界に救いを齎し,地上に新しい世界を齎す使命を受けたと証ました.アボニムは,彼の事を証したのは,韓国人だけでなく,他の国の人達も同様でしたと言われました.


アボニムは,この事をご存知でしたから,彼には,とても切迫感がありました.彼は,一挙手一投足,彼の歩みが神様の御旨に従っているか,御旨の達成に向かっているかを,はっきりさせるのに,とても注意して歩まれました.


私達は,世界でどれぐらいの人達が,実際にアボニムを信じているのか分かりませんが,彼自身は,とても真剣に,神様の御旨完遂の為に,全ての御心情と献身を献げられました.アボニムが,ここかしこかと追い掛けられていた迫害の最中にあっても,人々が嘲笑い,彼を追いかけていた時も,彼は,御自身の使命が世界に救いを齎すことであるという事実を見る目を失うことは無かったのです.


アボニムは,韓国人の救いだけを考えていませんでした.世界中の人達の救いを考えて,全てのエネルギと献身をこの目的の為に献げました.アボニムは,このように言われました「精誠と献身がある所には,神様が共におられ,共に働いて下さいます.そして,神様が協力して下さいます.しかし,精誠や献身が無ければ,何も達成出来ません.」


私は,アボニムが,私を開拓や伝道の任務に送った時,彼は,大きな精誠と献身によって,そのようにされたことを感じました.時に,アボニムは,私を特別な場所の開拓に送りました.時に,国中の巡回師として送りました.いずれの場合も,アボニムは,私が行っている間,私の為に祈祷して下さり,私がとても若かったし,多分,偉大な事を果たせない事を心配し,気を遣われました.


私が出かける時はいつも,40日間行きました.時には,60日間や80日間もありました.お金は殆ど持っていませんでした.だから,その間私は,人々から与えられたものを食べなければならず,人々の家か他の場所に泊めて貰わなければなりませんでした.


私が戻ると,アボニムは,報告を聞いてくれましたが,終わるとすぐに,私に言われました「宜しい.何時また,行きたいのですか.あなたは,また行く必要があります.また,何時行けますか.」その時,私は「どうして,彼はそのようにできるのだろうか.私は,長く出かけていました.彼は,また,行く前に,私をここに,少なくとも一晩休ませるべきです.」と考えていたのを覚えています.


しかし,これは,アボニムが,どれぐらい早く,人々を内的にも外的にも救う必要があると感じておられたかという事でした.かれは,韓国の人々に救いを齎すために,可能な限り,早く働きたかったのです.それが,彼の韓国と,韓国の教会への関心でした.


アボニムは,神様の御旨を知った時から,一分も,一秒も休む事が出来なかったと言われました.彼は,神様に「ああ,私はこれが出来ません」或いは「これは,私には難しすぎます.」とは決して言われませんでした.その代わりに,神様を慰められて「神様,心配しないで下さい.私は,これが出来ます.私には,これが出来る自信があります.私は,これを成します.」そして,彼は,私達も同様にするように激励されました.


私は,アボニムが説教で祈られたのを覚えています.彼は,全力で説教をして下さいました.彼の全てのエネルギがそれらの説教に注がれました.私は,アボニムがそのようなエネルギで,どのように語られたかを覚えています.そして,冬でも,説教を終えると,彼の衣服は汗びっしょりでした.時に,語られる時に泣かれて,時に,笑われました.衣服が汗びっしょりとなるぐらい,彼は,全てのエネルギを献げました.そして,私達は,彼が終えた後,衣服を乾かすために吊るさなければなりませんでした.彼は,御言に,ご自身をそれぐらい投入されたという事です.


神様が,アボニムの説教を聞かれた時,神様は感動したに違いないと思います.神様は「そう,私は,この息子によって御旨を果たせる.彼は,地上でそれを実現するだろう.」と感じたに違いありません.


アボニムが,北韓から最初に,韓国に着いた時,一緒に居たのは3人だけでした.玉世賢(オクセヒョン)夫人,池承道(チスンド)夫人,そして,私達の金元弼(キムウォンピル)牧師でした.しかし,それにも関わらず,アボニムは,地上で神様の御旨を果たす事ができるという,絶対的な自信と確信がありました.


アボニムは,御自身の為には,決して成しませんでした.その代わりに,常に,人類の救いの為に成しました.伝道においてのみならず,アボニムは,事業においても,同じ度合いの精誠と献身を献げられました.


彼は言われました「私は,自分の為に,或いは,小さいグループの為にこれをしているのではありません.全人類に救いを齎すためにしています.」アボニムは,何時も人類の救いを考えられ,その救済の為に,生命を懸けておられました.


今日の私達も同様です.私達が,自分達の為に何かをすれば,それは殆ど意味がないし,大したことはありませんが,私達の国の為にすれば,世界の為にすれば,全人類に救いを齎すためにすれば,価値が有ります.それが,私達が精誠と献身を向けるべき所です.


アボニムは,霊界に聖和される前に,御自身の責任を果たされました.勿論,彼がもう少し長く居て下さることを願いましたが,アボニムは,実行する必要のあった責任を全て果たされて,彼の代身者と相続者を立てられました.彼は,カインとアベルが一つになれる道を開かれました.アボニムの御生涯において,歴史的にとても困難だった事が達成されました.


従って,私達は,アボニムが,これをゲームや冗談のようにされなかった事を理解する必要があります.彼は,神様の御旨を地上に齎すのに,完全に真剣であったので,それをされました.よって,私達は従う必要があり,私達自身をアボニムの御意に献げ,代身者,相続者と一つとなる必要があります.そうすれば,神様の御旨が,この地上で達成出来るでしょう.


アボニムは,二代王様を代身者,相続者に立てられました.アボニムは,二代王様に,実行しなければならない内的な,外的な責任を果たす可能性と能力を見出したからです.


アボニムが,代身者と相続者を立てられた時,彼は,軽く決めませんでした.とても深い祈り,精誠そして献身の結果として,決められました.私達は,その事を信じる必要があります.特に,サンクチュアリ教会に所属する人達は,アボニムの御心情に繋がる事のできる人達であり,この道を歩める者達です.


二代王様の亨進ニムは,偉大でとても重要な責任を与えられました.そして,彼は,それを果たす為に祈りながら,精誠と献身を献げておられます.従って,私達は全員が,彼と一つとなって,彼と共に祈り,共に働いて,彼が勝利できるようにする必要があります.


それが,どのようでなければならないかを考えて下さい.責任と,アボニムの代身者,相続者の使命を与えられた事をどう感じなければならないかを考えましょう.それは,恐ろしいことです.しかし,二代王様は,それを果たす為に,彼の全ての精誠と献身を献げておられます.よって,私達は,その目的の為に,彼と一つとなって,彼と共に働く必要があります.


2,000年前の使徒達の状況を見て見ましょう.今読んだフィリポ,トマスも,そして,第一弟子だったペテロでさえ.イエス様は,彼は,鶏が鳴く前に,三度イエス様を否定するだろうと言われました.そして,案の定,人々が「ああ,あなたは,イエスに従っている人達の一人です.」と言った時,ペテロは「いいえ,私は違います.」と言いました.そして,正にイエス様を三度否定した時に,鶏が鳴きました.


だから,そのようになってはいけません.イエス様の弟子達のようになってはいけません.疑ってはいけません.裏切ってはいけません.二代王様と一つとなって,彼と共に働き続けましょう.アボニムが,神様の御旨を知った時から,彼は決して疑わず,これはうまく行かない,彼にはできないとは決して考えず,代わりに彼は,常に確信を維持されたと言われた事を思い出しましょう.


よって,私達は,イエス様の弟子達ではなく,アボニムを模範として従い,アボニムが私達にそうであったようになりましょう.そうすれば,私達は,この地上で,彼の御意を果たす事ができます.私達が,二代王様と一つになれば,彼に与えられた使命を信じるならば,そして,私達が彼を信じるならば,私達は,この地上で,事を成すことができます.


私は,最近,しばしば,神様の御旨を果たすために,アボニムがどんなに急がれていたか,そして,この地上に神様の王国を,どれ程実現したかったかを思い出します.私達は,神様の御旨を果たす為に,自分達が適切な姿勢であり,自らを適切な立場に置いているかを何時もチェックする必要があると思います.アボニムは,ほんの少しも疑いませんでした.微塵も疑いませんでした.だから,私達は,アボニムに見習う必要があり,彼がされたように私達もする必要があります.


私達がそうする時,神様が私達を助けて下さることを知っています.神様は,私達の精誠と献身をご覧になると,私達を助けなければならないはずです.私達の姿勢をご覧になると,アボニムと全霊界も,私達を助けて下さるでしょう.私達が,それを信じれば,私達は,神様の業を成せるでしょう.そして,この地上に神様の勝利を齎すことが出来るでしょう.私達が,それを信じる時,神様は私達と共に働かれます.アボニムと全霊界も,私達と共に働かれます.そして,私達は,この地上に勝利を齎すことが出来るでしょう.


私達が,信じ確信する時,神様は,私達に審判するための力を与えて下さいます.2,000年前に,イエス様は言われました.「私を信じる者達は救われる.そして,信じない者達は破滅する*1.」同様に,神様の御言を信じる者達は救われるが,それを拒む者達は滅びの道を行くという事です.今日の世界を渡されたという事は,使命です.


私達が外に出かけて,人々に,アボニムは一人で,彼は再臨主であると語れば,私達は,彼らの心に大きな喜びを植え付けることが出来ます.


私が伝道に出かけた時,私が霊に本当に満たされていたら,人々が私を証した事を覚えています.一人の人が言いました「ああ,あなたは真理に満たされて,真理を齎す人のように見えます.」それは,私が,たまたま通りすがりで出会った人の話でした.通りで,サツマイモを売っていた他の婦人は言いました「ああ,あなたは,歩いていないように見えます.飛んでいるように見えます.あなたは,鳥の様です.」これは,私が霊に満たされた時に,人々が私の事を証した内容です.


私達が,イスラエルの出エジプト記を見る時,多くの人達が出国しましたが,それは肉身だけでした.不幸にも,これらの肉身は,荒野で滅びました.一世以外,ヨシュアとカレブだけが,カナンに入る事ができて,「私達は,ここに勝利を得た.」という勝利を宣言する旗を立てる事ができました.


エジプトは,地獄または世俗を象徴しています.カナンは,天国を象徴しています.今日,私達は,人々に嘲られ,異端の烙印を押されていますが,私達が完全に確信して行けば,勝利を得て,神様の御旨を地上に果たすことが出来るでしょう.


今日,私達のカナンは,私達の向かっている天国です.出エジプトの時は,可能性と勝利が到来している事を信じたヨシュアとカレブの二人だけが,荒野で生き残り,カナンに入る事が出来ました.他の人達は,全員滅び,荒野において,鳥の餌食となりました.


アボニムは,私達に教えて下さいました.アボニムが教えて下さったとしても,私達は,未だ学ぶ事ができていません.彼の御言を本当に聞く事が出来ていません.彼の教えを私達は,受肉出来ていません.私達が,アボニムの教えに心を開く事が出来れば,私達の心の中に受け留める事が出来れば,そして,アボニムの御意の勝利を完全に確信する事が出来れば,私達は,神様の御旨をこの地上に,完遂出来る事を,私は知っています.


世俗の観点によれば,アボニムは聖和されました.しかし,私は,彼が確かに生きておられる事を知っています.諸国の王達,王妃達,そして,政府の首脳達が来られ,アボニムを崇め,彼を原理の所有者として認め,全人類の救い主と認める時が,今近付いています.


イザヤは,メシアは東方から来られ,人々は彼を崇め,彼にひれ伏すると言いました*2.人々は,悟り,認めて,原理に対して,そして神様の御旨を完遂するために,自分達を献げるでしょう.


私達は,日々自分達をチェックする必要があります.そして,フィリポやトマスが経験した疑いに陥っていないか,その代わりに,王国の到来を完全に信じ,人々がこれを認める事を完全に確信し,彼らがアボニムの処に来て,彼にひれ伏する事を確信している事を,はっきりさせる必要があります.私達が,その確信を持つ時,私達は,それをこの地上に齎すことができます.


どうも,ありがとうございます.


*1 : 例えば,ヨハネ5:24
*2 : イザヤ41:2


ビデオ: 


15:00-1:02:51



<鷹の目>
代身者とは,神様の御旨を神様に代わって遂行する中心人物であり,ある中心人物が使命を果たせなくなった時に,彼の使命を受け継いで,代行する人物です.前者の代表は,モーセ,イエス様,そして,アボニムです.後者の代表は,ヨシュア,ペテロ,そして,亨進ニムです.代身者=中心人物となるためには,先天的な天稟と後天的な条件が具備されていなければならないと,原理講論には記されています.モーセ,イエス様,そして,アボニムは,神様が誇れる程の内外の要件を備えた人達でした.ヨシュアは篤実な勇士でした.ペテロもサタンに侵害されるまでは,篤実な闘士でした.亨進ニムは,アボニムに似て,内外の要件を満たしておられます.しかし,代身者は,その時代と世界に責任を持つ中心者ですから,受ける重圧は如何ばかりでしょうか.亨進ニムも,時々,霊的な重圧を感じると言われています.その重圧を少しでも和らげて上げるのが,私達食口の役目です.私達は,アボニムに引っ張られて来たと思います.真の父母様の重圧を少しでも和らげて上げる事が出来たでしょうか.それでも,アボニムは,何時も,不足な私達食口を愛し,励まし,引き上げて下さいました.その御恩にお返しをするのは,今の時代です.アボニムの代身者,後継者である亨進ニムに,御恩返しをしましょう.


本稿を訳している時,世界は,武漢発の肺炎によってpandemicとなりつつあります.意図も事実も悉く隠蔽する中共は,最近,国内の感染の広がりを封じ込めたように報じていますが,世界の誰も信用していません.武漢肺炎は,人類が,バイオテロの危機に突入した事を如実に示しています.過去にも,類似のコロナウイルスによる感染症が世界中に広がりました.SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome,重症呼吸器症候群,2003年)を除く,鳥インフル(H5N1,2003年),MERS(Middle East Respiratory Syndrome,中東呼吸器症候群,2012年)等は,発症が他の地域であるかのように言われていますが,何れも中共が発端のようです.以前も紹介しましたが,中共は,約110種類の野生動物を食しています.そういう野生動物の屠殺場や市場が感染源のように言われていますが,これはどうもカモフラージュの様です.今回は,SARS+HIVのような人為的なウイルスが,武漢の某研究施設から外部に漏洩したようです.経緯は不詳ですが,武漢から発症したことは間違いありません.


このpandemicは,人類全体の危機です.諸国は情報を共有し,感染と治癒の状況を正しく把握して,団結して英知を結集して,これに対処しなければなりません.人類全体が,悪魔の挑戦を受けているのです.世界中に武漢肺炎が広がると,人々の往来も物資の交易も制限され,世界中の経済は疲弊して行くでしょう.大恐慌になります.中共は,感染症対策を十分施さないままで,一早く,工場等を再開させたように報じられていますが,多くの人民を犠牲にしても,経済の失速を少しでも防ぎたいのでしょう.経済が逼迫すると,国家の体制すら維持できなくなるので,強権発動の連続のようです.嘗ての,文化大革命も四人組らの内部闘争も,そして,30年前の天安門事件(1989年)も本当の状況は,隠蔽されたままです.今回の武漢肺炎も同様にするつもりでしょう.


自由・民主主義と人権,法治を守る諸国は,中共や共産国を蚊帳の外に出さなければなりません.国連(UN)とその傘下の諸機関を買収している中共の策謀に,諸国はもう嫌気がさしつつあります.我が国は,今もUNとその諸機関の方針や発信を尊重しているようですが,時代錯誤です.今回のWHOの一連の動向を見ても,WHOはまるで,中共のスポークスマンの如くになっています.トランプは,UNからの脱退も視野に入れているようです.自由・民主主義,人権,法治を守る諸国は,新しいUNを創設する必要があります.アボニムは,アベルUNの創設を提唱されました.アボニムは,神様を信じる諸国,宗教家を中心とするアベルUNの構想を持たれていましたが,新しいUNと同意と思います.


現代における共産主義の信奉は,神様への冒涜であり,天への不信に他なりません.代表的な共産国は,中共,北朝鮮,ラオス,ベトナム,キューバのようですが,ロシアも共産国を継続し,アフリカや南米にも共産主義に近い国々はあります.最大の共産国は言うまでもなく,中共です.かの国は,今も世界制覇を目論み,外交,経済,軍事,諜報の各分野で力を行使しています.トランプは,中共の動きを抑えるために,経済制裁を発動しています.これは,嘗て,ソ連が経済から崩壊して行った流れと同じ戦略にあります.日本は,米国の戦略から外れようとしています.何時まで,日本経済は中共に大きく依存するつもりでしょうか.


我が国は,アジアのリーダ国として立たなければなりません.中共がそれを阻み,様々な懐柔工作に出るでしょうが,かの国の寿命は,残り2,3年です.ソ連が建国74年にして,CISに分裂して行った事実を思い出しましょう.北朝鮮は,殆ど崩壊前夜です.韓国は,4月15日の総選挙に国の命運が掛かっています.保守派が過半数を維持できなければ,半島の南北は,やがて中共の属国となって行くでしょう.願わくは,200議席以上を確保して,中共や北に擦り寄る現政権を倒して欲しいものです.そして,もう一度,日米韓の連鎖と連携をとり戻して欲しいものです.
日本も韓国も中共に対する経済的な依存度を下げる必要があります.その為にも,両国は,中共の影響を排して,ASEANやインドと協調して行くべきです.ASEANの10か国やインドを育てる事が出来るのは,日本や韓国です.中共は,一帯一路に乗じて,人を送り投資をして,土地や財物を略奪する嘗ての帝国主義的な戦術を繰り返しています.ASEANやインドを育てる事は不可能です.


今回のような感染症は,今後も続くでしょう.そして,次は,どんなウイルスが出現するか分かりません.武漢ウイルスも人為的に潜伏期間を伸ばしていますから,4週間以上の経過観察が必要です.潜伏期間の長いウイルスは,感染が分からない内にどんどん拡散していますから,兵器になります.
このpandemicに対して,今回も,日本政府の一連の対応は,我が国の危機対応能力の無さと政治性の欠如を露呈させました.1月23日に武漢が閉鎖された後,諸国は概ね1月中には,中共からの入国制限に踏み切りました.我が国は,中共からの入国制限を一部の地域に限定し,1月後半に2.8万人を入国させて,2月も2.3万人ぐらいを入国させました.3月9日からやっと,中共からの入国者をほぼ無くしました.中共とのsupply chainを守ることを言う人達も居ましたが,習近平来日残存の企みがあった事は事実です.中共からの入国を止めると,習の来日も延期せざるを得ないから,政府は,中共からの入国制限をうやむやにしてきたと思われます.習の来日延期の発表と中韓からの入国制限の発動は,ほぼ一致しています.リーダには,決断と実行が必須です.


武漢肺炎は,集団感染を起こしやすいようです.1月下旬以降入国した6万人弱から,どれぐらいの感染者が広がったかは不詳ですが,国内の初期感染者は,外国人やその接触者でした.北海道は入国者も多く,異常な状況になりつつあります.安倍総理は,先頭に立って,感染拡大の防止に努めておられます.それでも,今も毎日,50人前後の感染者の増加が確認されています.4月末までにどこまで抑制できるかにかかっています.国内経済は,昨年10月の消費税の増税によって,大きく後退しました.既に,株安,円高に戻る動きも出ています.国内消費が伸びる要素は殆どありません.7月下旬には東京オリンピックも予定されていますが,5月末の状況でWHOが見解を示し,IOCが開催の可否を最終判断するでしょう.令和二年にして,我が国の国運は衰退となるのでしょうか.私達は,如何なる時も,如何なる状況においても,神様を信じましょう.神様を不信してはいけません.神様とアボニムを信じて,天運を頂きましょう.


諸国は,表面的にはNBC(核・生物・化学)兵器の使用禁止を叫び,廃絶と拡散防止に努めてはいるものの,実際には,多くの国々が,これらの兵器を開発しつつ,所有しています.我が国は,NBC兵器を保有しないまでも,NBC兵器の攻撃に対処できる備えをしておかなければなりません.例えば,日本近郊のGPSの機能は,今後大幅に拡充していくようですが,都市部の地下は,核シェルターを想定して建設しなければなりません.新たな感染症に対しては,総理府に,米国CDCのような組織を設けて,人物金を普段から投入しておく必要があります.自衛隊の中央特殊武器防護隊(CNBC)等の拡充は必須です.我が国は,早期に憲法を改正して,正規国防軍を有する主権国家を復帰しなければなりません.ASEANやインドを育むにしても,中共の恫喝に屈しない国々が存在しなければなりません.日米韓の連携に,インド・太平洋諸国の大連帯を加えた広域安全保障体制が必要です.

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