2019.1.1

サウルがペリシテ人を追うことをやめて帰って来た時，人々は彼に告げて言った，「ダビデはエンゲデの野にいます」．そこでサウルは，全イスラエルから選んだ三千の兵を率い，ダビデとその従者達とを捜すため「やぎの岩」の前へ出かけた．途中，羊の檻の所に来たが，そこに，ほら穴があり，サウルは足を覆うために，その中に入った．その時，ダビデとその従者達は，ほら穴の奥に居た．ダビデの従者達は彼に言った，「主があなたに告げて，『私はあなたの敵をあなたの手に渡す．あなたは自分の良いと思うことを彼にすることができる』と言われた日が来たのです」．そこでダビデは立って，密かに，サウルの上着の裾を切った．

しかし後になって，ダビデはサウルの上着の裾を切ったことに，心の責めを感じた．ダビデは従者達に言った，「主が油を注がれた我が君に，私がこのことをするのを主は禁じられる．彼は主が油を注がれた者であるから，彼に敵して，私の手をのべるのは良くない」．ダビデはこれらの言葉をもって従者達を差し止め，サウルを撃つことを許さなかった．サウルは立って，ほら穴を去り，道を進んだ．ダビデもまた，その後から立ち，ほら穴を出て，サウルの後ろから呼ばわって「我が君，王よ」と言った．サウルが後ろを振り向いた時，ダビデは地にひれ伏して拝した．

そしてダビデはサウルに言った，「どうして，あなたは『ダビデがあなたを害しようとしている』という人々の言葉を聞かれるのですか．あなたは，この日，自分の目で，主があなたを今日，ほら穴の中で私の手に渡されたのをご覧になりました．人々は私にあなたを殺すことを勧めたのですが，私は殺しませんでした．『我が君は主が油を注がれた方であるから，これに敵して手をのべることはしない』と私は言いました．我が父よ，御覧なさい．あなたの上着の裾は，私の手にあります．私があなたの上着の裾を切り，しかも，あなたを殺さなかったことによって，あなたは，私の手に悪も，科もないことを見て知られるでしょう．あなたは私の命を取ろうと，狙っておられますが，私はあなたに対して罪を犯したことはないのです．どうぞ主が私とあなたの間を裁かれますように，また主が私のために，あなたに報いられますように．しかし，私はあなたに手を下すことをしないでしょう．
….サムエル記上24:1-12 (1955年改訳)

私は，生涯精力的に，あらゆる手段で私の道を遮るサタンと闘ってきました．祝福家庭は，非祝福家庭と違います．皆さんは，サタンの環境の中で祝福を受けました．彼は，それを妨げるために闘い，皆さんを迫害し，家庭や国からも離れさせました．このような逆境の中においても，統一教会は，祝福家庭を中心に世界中に広がりました．

そして，統一教会の会員と家族は，何処に向かっていますか? 私達が住んでいる国は，本来の国ではありません．だから，私達は神様が人々を一つの方向に統一し，主管できる天国を目指しています．
….文鮮明, 神の日の深夜のみ言, 1990.12.31

後に韓日独米の6組のカップルの美しい祝福式が続く，聖日礼拝において，亨進ニムは，もし，厳寒の中を戦った米軍が，仁川(インチョン)と韓半島の南半分を共産主義者達から解放しなかったなら，アボニムは生き残れなかったし，子女様達も居なかったことを話しました．

米国人は祝福されて，自由と憲法修正第二条を得ています．韓国人にはこの権利がありません．同じ力で多くの国々の王や王妃達が，独占的に武器の使用を支配しています．サンクチュアリの若い人達は，羊飼いになるために武器の倫理と安全性を学んでいます．逆説的に，メディアはいつも，市民が武器を携行すると，犯罪発生率が低下すると報じています．
https://digitalcommons.law.umaryland.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=3522&context=mlr

亨進ニムはサムエル記における，サウル王に嫉妬が生じた際のダビデの対応を語りました．ダビデの名声は，多くの戦いの勝利から上がりました．ダビデは，彼を殺害するためにサウルが，3,000人の兵士を送った時，荒野に逃げなければなりませんでした．サムエル記上24章の記述によると，ダビデはサウルを殺害し，王位を奪う機会がありましたが，自制と王国の民が学ぶべき我慢を見せました．

2018.12.30, 文亨進師，聖日礼拝

亨進ニムも，韓オモニムがアボニムの遺産を変えて，自分中心の教会にしようとしていることを知った時，我慢しなければなりませんでした．彼は，唯，資源(人材)をコントロールするか，教会の指導者達が言ったように静かにするしかなかったのです．彼はオモニムの支配に，泣きながら訴えました「あなたは，アボニムの御意思を知っています．そのようなことをなさらないで下さい! 」．彼女は，ご自身が神様であると言い，彼と國進ニムが彼女の動きを支持しないことに怒り始めました．

彼は，その時まだ，多くの組織の責任者でした．彼は，それを続けて，彼の地位と資源を保つこともできました．しかし，彼はそのように続けることはできませんでした．彼らは，彼を他の部署に放逐しました．お金と権力のなせる業には驚くばかりです．彼らはいつも彼を愛していると言っていましたが，今では彼を見ることもないです．

世界的な全体主義は，地獄の国になりますが，聖書には，私達はキリストの共同相続人になると記されています．ロマ8:14-17にあります．

「神の霊によって導かれる者は皆，神の子なのです．あなた方は，人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく，神の子とする霊を受けたのです．この霊によって私達は，「アッバ，父よ」と叫ぶのです．この霊こそは，私達が神の子供であることを，私達の霊と一緒になって証して下さいます．もし子供であれば，相続人でもあります．神の相続人，しかもキリストと共同の相続人です．キリストと共に苦しむなら，共にその栄光をも受けるからです」．

どの王の紋章にも，王冠と武器(剣)があります．どの国においても，問題は誰が支配するかです．狼ですか，それとも羊飼いですか? キリストの王国では，略奪者は恐れます．亨進ニムは，フィラディルフィアにおいてブラック・ガンズ・マター(黒人銃問題)
 https://twitter.com/blkgunsmattr を立ち上げたマジュ・トール氏に謝意を表明しました．彼は，市民の自己防衛を訓練しています．トール氏がキングスレポートに出演された時，亨進ニムは彼のことを「ブラック・キング・マター(黒人王問題)」と言いました．市民が武装すれば，彼らには心配はありません．彼らは常に略奪者達より数で優っています．もちろん，私達自身の選択によるのですが，神様が私達に，神様を愛する自由も憎む自由も下さったことは信じられないことです．

皆さんは自分達が王や王妃であることを信じられますか? 仮装パーティーのようなものではないですよ．詩編に記されています．

主の定められたところに従って私は述べよう．主は私に告げられた．「お前は私の子，今日，私はお前を産んだ．求めよ．私は国々をお前の嗣業とし，地の果てまで，お前の領土とする．お前は鉄の杖で彼らを打ち，陶工が器を砕くように砕く．」

財産権の概念は聖句から来ています．(精神世界を重視する)新時代の哲学は，皆さんは母なる地球を所有できない，個人の財産を所有すれば罪に問われると言っていますが，地球は神様ではありません．神様は人間に相続させるために地球を創られました．搾取するためではなく責任をもって使うためです．

韓国では「グリーベルト」地帯は，私有地が没収されたもので，政府によって創られましたが，後に，中国企業によって，50億ドルの太陽光発電プラントに使われています．彼らは，大富豪のエリートになりました．どの王も土地を要求します．アジアでは，「緊急」が宣言されると，彼らは土地や財産を収奪します．

アボニムは，彼に一度言われました．北朝鮮政府に誰かが逆らえば，5歳の子供達でも，彼らの公開処刑の場に，見せるために連れ出されます．2018年の今もなお，「我々の親族」は北朝鮮において，そのように生きなければなりません．これが，全体主義国家に生きる数億人の人達の現実です．

来るべき神様の天国は，魔法でできるのでありません．それは，恐ろしく，また激しいものです．しかし，神様は私達に土地の所有を約束されます．神様の約束が私達の人生において決められることを私達が本当に信じるか否かです．

生命の書入籍祝福式，2018.12.30

<鷹の目>
引用文献によると，米国における銃の隠匿所持者は，2007年の460万人から，2012年には800万人を越えたようです．犯罪に関する多くの統計が引用されていますが，シカゴとワシントンD.Cにおいて，銃の携行の増加によって，犯罪発生率が国内の平均値より大きく低下したことが報じられています．米国憲法は，銃を所持できる権利を保障しています．積極的な移民政策によって，世界中の民族が入植し，あらゆる無法者，略奪者，凶悪犯などを入国させた結果，善良な国民は自衛のために，銃を保持せざるを得なくなったと考えられます．移民政策を取って来なかった，日本や韓国では，凶悪犯罪はまだ少ないでしょうが，今後，南北の国境が不明瞭になると，何が起こるか分かりません．今でも北からは，小型の船で，実数を把握できない程の不法入国者が侵入しています．形だけ融和した半島から，多くの出国者が難民のようになって，日本に流れ込んで来ることも十分予想されます．更に，日本国内には既に，中国人は93万人，半島出身者は53万人が在留しています(2018.6)．彼らや彼らの資産は，国防動員法が発令されると，悉く敵になり，敵の兵站となります．そのようになった時に，わが国も，いよいよ民間防衛を導入せざるを得なくなると思います．

変遷していく韓オモニムや家庭連合幹部らの姿を見ながら，自制の上に自制をして，我慢を更に我慢して，お金や権力に関わらず，アボニムの伝統を守り抜いておられる亨進ニムと國進ニムには，どういう表現をすれば良いのでしょうか．偉人，義人，聖人でしょうか．お二人は正しく聖子ではないでしょうか．美しいお二人を見ると，私達は安心します．そして，支えて上げたいと心から思います．アボニムが絶大な期待をかけられておられるお二人の今後の益々のご活躍と発展を祈念します．

6組の祝福式が報じられていました．その清廉さと美しさは例えようもないものでした．主礼をされた二代王様・王妃様は，終始笑みを浮かべておられました．平和な国が実現するまでには，多くの困難が待ち受けていると思いますが，祝福式の束の間だけでも，王様・王妃様は心から安寧を感じられたご様子でした．その安寧が盤石の不動のものとなるまで，私達の闘いの日々は続きます．