サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「終末における私達の姿勢」



2017.4.7


聖書拝読: マタイ24:2-5


そこで,イエスは言われた.「これら全ての物を見ないのか.はっきり言っておく.一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない.」
イエスがオリーブ山で座っておられると,弟子達がやって来て,密かに言った.「仰って下さい.その事はいつ起こるのですか.また,あなたが来られて世の終わる時には,どんな徴があるのですか.」
イエスはお答えになった.「人に惑わされないように気を付けなさい.
私の名を名乗る者が大勢現れ,『私がメシアだ』と言って,多くの人を惑わすだろう.….」


皆さん,おはようございます.


今日は,皆さんに,終末における私達の姿勢について語りたいと思います.


今日,クリスチャンの間で,実際には,クリスチャン限らず,世界中の人々の間で,歴史の初めにエデンの園において何が起こったか,つまり,堕落によって,アダムとエバは僕の天使長と共に一体となったことについて興味はなく,殆ど知識もありません.


本来は,アダムとエバは神様を中心に一体となり,神様の王国の王子,王女となるべきだったのです.その代わりに,彼らの体は,僕である天使長と共に一体となり,それは,当時の悲劇でした.結果として,王子,王女となる資格を破壊しただけでなく,子孫がこの血統を継承する資格も破壊しました.


神様の理想は,神様と神様の理想を中心とした家庭,氏族,国家,そして,世界を持つことでした.それに代わって,とても悲惨な歴史が広がりました.この展開の中心は,悪魔であったことを知る必要があります.これは,悪魔を神様の敵にしただけでなく,悪魔を全人類の敵にしたことを知る必要があります.


結果として,神様は全てを失いました.神様は,子女を失い,全被造物を失い,神様の主権も失いました.そこで,神様は,これらの全てを取り戻すために,復帰摂理を導かなければなりませんでした.歴史は,結び目となり,悪は混乱し,それらに関わり,それらを適正に出来るのは神様だけです.


偽りの父母は,偽りの何かを人類に植えつけました.この事が,真の父母が来られ,真理を植え付ける必要性を創りました.アダムの堕落の動機は愛でしたが,それはどういう愛でしたか.偽りの愛でした.アダムは偽りの父母として過ちを犯し,結果として,悪の世界を齎しました.今は,真の父母様が来られて,全てのものを正す必要があります.


アダムは無知に陥りました.そして,全人類はこの事を知る必要があります.私達は,神様の秘密を知る必要があり,悪魔がした事の詳細を知る必要があり,そうすることで全てを克服できます.殺人者を例に取れば,殺人者がした事をはっきり知らなければ,私達は彼から隠れる必要があります.


真の父母様は,来られて,悪魔,サタンが何をしたかを世界にはっきり示す必要があります.それで,唯一,サタンが降伏して手を上げるのです.全てが示されると,サタンは,降伏して手を上げ,自ら間違いを犯したことを告白する以外になす術がありません.


世界に悪があるから,人々は適切な人生観,世界観,価値観を持っていません.適切な家庭観も同様です.そこで,私達は,今何をしなければなりませんか.私達は,これらの事を全部知る必要があり,サタンの罪状を訴えなければなりません.


今は,終末です.イエス様は,マタイ24章で言われました.「一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない.」今私達は,サタンが何者かをはっきり知る必要があり,そのことを人々に教えなければなりません.


聖書には,終わりの日には,父親達は息子達と闘い,母親達は娘達と戦い,彼らは互いに剣を取って戦うと記されています.私達の生きている時代は,恐ろしい時代です.神様が,エデンの園のこの状況を解決できたなら,神様はそうされたでしょうが,彼は手を差し伸べて,この状況に対処できませんでした.神様は,それを解決する為に直接,動くことは出来ませんでした.今,終わりの日にあって,神様はそれが出来ます.彼は,手を差し伸べて,状況を解決できます.


そして,責任を取る人は真の父母様です.偽りの父母はこの状況を創りました.今,真の父母様がこれを解決する為に来られました.真の父母様が世界に出現される必要があります.彼は,神様と悪魔の秘密を明らかにし,神様の前に悪魔の真実を語っています.


真の父母様は言われます.「サタンとは,私達は彼が殺人者であることを知っています.歴史の初めに,この世界に悪を招来せしめた原因となりました.」彼は,サタンに告白させて,神様の前に訴える事が出来ます.これが,アボニムが来られて,なさった事です.つまり,サタンを訴え,サタンの罪状を明らかにし,そして,神様の前に彼を非難することです.そして,これはアボニムがなさった事です.


彼は,全てを知っています.彼は,誰も明らかにできなかった事,誰も知り得なかった事を明らかにしました.結果として,彼はサタンを非難し,自然屈服させました.アボニムは,サタンを非難できる知識を得ました.それを達成する為に,アボニムは血の涙の道を歩まなければなりませんでした.実に多くの苦難がありました.


もし,アボニムとキリスト教が一つになっていたら,何が起こったでしょうか.仮に,キリスト教がアボニムを受け入れていたら,どうなったでしょうか.アボニムは,3年半与えられれば,神様の祝福を受けた神様の下に国を創ることができたと言われました.


アボニムは,神様が可愛そうな神様,哀れな神様であることを明かしました.アボニムは,神様を解放し,彼に喜びを上げたかったのです.これは,アボニムが生涯において,宣言された事です.キリスト教が彼に反対したので,彼は40年間の荒野路程に行くことを強いられました.そして,その間,彼しか行けなかった道を歩みました.それは,神様が助けられなくても,支持して,一緒に働かざるを得ないような苦難の孤独な道でした.


その苦難の基台の上に,アボニムは,人類解放の道を開かれました.多くの実に多くの人々が来て言います「これは,世界を統一できる真理です.」アボニムは,神様に認められ,サタンにも認められました.サタンは,彼に服従を強いられました.そして,アボニムは全人類の為の道を開く事が出来ました.これは,アボニムが生涯において,私達に語られた内容です.


もし,キリスト教が責任を果たしていたら,アボニムは氏族段階を完成することができていました.それは,地上の全てのものを越えていました.彼は,エバさえも,アダムの前に来て,エデンの園における彼女の罪を告白することが出来ようにしなければなりませんでした.


私達は,責任を果たしていません.アボニムは,もし,キリスト教が両手を上げて屈服して,彼の所に来ていたら,彼が最初に真理を宣布してから,7年以内に摂理を完成させることができたと説明されました.


当時,アボニムは,朝に夕に語られました「クリスチャンを伝道しなさい.クリスチャンを伝道しなさい.」しかし,私達は,この御言を実現できなかったので,この世界は,闇の歴史に突入しました.


アボニムは,エデンの園における事件は,エバの過ちによって起こったと言われました.そして,エバは3人の夫を失ったと言われました.アボニムは,エバの罪は許されないと宣言した時に泣いておられました.そして,女性を育てる必要があり,彼女達を適切な位置に置いて,彼女達が責任を果たせるようにする必要があると表明されました.彼は,言われました.クリスチャンの女性は,育てられる必要があり,そして,男性と等しい板に立つことができて,そこで,キリスト教がその責任を果たすことができたのです.


彼は,私達に,エデンの園において堕落の原因となったのは女性だったので,女性は解放される必要があると言われました.彼は,ある日私達に,女性の解放の為に,この運動を先導するように依頼しました.アボニムは,女性はキリストの花嫁の位置であると言われました.


彼はまた,女性は,世界の教育を率先する必要があると言われました.鮮文大において,彼は,純愛の学科を創られました.そして,彼は,女性が神様の前に正しく直立できる人々となって,何処に行っても恥ずかしくない様になれるように依頼されました.そこで,彼は,神様の王国は,その基台の上に建てられると言われました.


私達が責任を果たせなかったので,今日私達の前に展開されているこの歴史を知る時に,私は深く悔い改める必要があると認めます.それは,長い時間が経ちましたが,アボニムが,私達に彼の代身者となるように,そして,立って前進し,神様の解放の為に,統一教会の解放の為に,全人類の解放の為に戦うように依頼されたのは,ほんの昨日のように感じます.


アボニムはまた,神様のこの理想世界は来るでしょうと言われました.そして,私達の両手を上げて,拍手をさせました.


アボニムは霊界におられますが,今も,地上に創建される天一国を切に,そして早く望まれています.私達がそれを考える時,アボニムの願いを果たすために,私達に出来ることは何でもする必要があります.これがアボニムの願う事です.そこで,私達が彼と手を結べば,私達に勝利の道は開けるでしょう.


アボニムは,彼の後継者,代身者,相続者を立てられました.そして,今,アボニムの願いを完遂する為にその方と共に働く事は,私達の責任です.


どうも,ありがとうございます.


ビデオ: 


35:37-1:08:09
1:09:44-1:18:20 アボニムの写真スライドショー



<鷹の目>
アボニムは,その生涯の最後の時期に,「天地人真の父母定着実体御言宣布天宙大会」の御言を来る日も来る日も,訓読されて,D-Day,つまり基元節を待ち望まれました.しかし,アボニムは生きて,基元節を迎えることが出来ませんでした.基元節の前に行われるべき祝福,真の父母様の完成期の祝福もなかったのです.この事実を私達はしっかり認識しましょう.


アボニムが聖和された後,家庭連合において基元節が挙行されましたが,アボニムはそこにいらしたのでしょうか.韓オモニムがお独りでされていましたが,何とも異様な状況でした.正当な後継者が立つことなく行われた祝福式は,果たして,神様とアボニムの願いに立ったものだったのでしょうか.父母様の完成期の祝福は延期されたままでした.アボニムが,このように重大な儀式を延期されたという事は,余程,事態が深刻であったと推察されます.最後の最後に,真の父母様の基台が崩壊していたと考えざるを得ません.


2015.8.30に二代王様の戴冠式が厳かに行われました.その日が,真の基元節(蘇生)と言われています.この頃から,亨進ニムは,アボニムの権威に戻るための祝福を始められました.これは,多くの食口がアボニムの権威,つまり,祝福の恩恵圏から離脱したことを意味します.家庭連合や諸派が,アボニムの恩恵圏から外れたという事は,忌々しき事態です.メシアから離れた霊的集団となったという事です.


康オモニムの証をいつも思い出します.康オモニムは,「私達が信じるのは,神様とアボニム,そして後継者の二代王様だけです.」他の事を信じたり,考えることはないというのです.その通りだと思います.クリスチャンは,神様とイエスだけを信じて来たし,今もそう信じています.アボニムの偉大さは,地上に,神様の血統を立てられた事です.このポイントが分かれば,全てが明解になります.神様の血統を軽視する様な言動が一部に見られるようですが,それは明らかに誤謬です.誰が,正しいのかを峻別しましょう.

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