サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「世界のサンクチュアリ食口への真のお母様の最後の手紙」


2018.10.8


皆さんは,例外なくこの地上に来て,そして,あの世に行きます.四大聖人,牧師,長老,執事,女性執事,博士,有名な哲学者,芸術家も全員あの世に行きます.


私も行き,皆さんも行きます.命をもってこの世に生まれた全ての人が,行きます.


問題は,私達がどのように生きたかです.私達は,意味のあるそして,価値のある真の人生を生きたでしょうか.これが問題です.私達は,深く,更に深く考えねばなりません.


サンクチュアリ食口の皆さん,私達があの世に行けば,私達は,神様とアボニムに会わなければなりません.絶対に.私達は行った時,天のお父様は,私のお父様であるという確信を持たねばなりません.今年は,アボニムにお会いしてから,66年目です.私は,26歳の時,アボニムにお会いし,今92歳です.私は,この世に長く生きてきました.


私は,神様からとても愛されました.アボニムには,私の思い出が沢山あります.私は,天地人真の父母様と共に,天基8年8月4日(陽暦,2017.9.23)に,天宙完成祝福と聖婚式を頂きました.私は,内的にも外的にもあまりにも足りませんから,自分自身何をすべきか分かりません.


真の愛の深さは,神様が現れた時から始まります.そして,最も深い処で私達を包んでくれます.私達は,それがどんなに深く,長く,そして重いかを知りません.神様が存在されてから,基盤として存在します.よって,私達は,それがどんなに大きく,長く,そして重いかを知りません.しかし,私達は,生涯かけても,そこに完全に到達することはできません.よって,私達があの世に行っても,私達は,その方向において開発し続けます.夫婦が闘い,互いに離れることが考えられない理由は,ここにあります.


私達は,この深い愛の絆を確立しましたが,私達が好むように,互いに愛することは出来ませんでした.よって,私は勇気を出して,言いました「先生,私はあなたを愛しています.」彼の答えは「私の賢實への愛は,あなたの私への愛の百倍です.」私は,少し嘘のある誇張に見えると言いました.アボニムは,ショックを受けたように言われました「あなたが,霊界に行けば,全てが明らかになります.それは,恐ろしい時です.」そこで私は言いました「先生,私は,このことを霊界でも確認できないでしょう.私は,髪の毛の端に至るまで,あなたのみ言を絶対的に信じて来ました.どうして,私が最後に不信者に転向しますか.それは,怖いことです.あの世においても,私は,確かめることなく,あなたのみ言を信じます.」


 私達の賢實はよく信じる人です.世界中で,私に最も近い人ですが,私を脇において出て  
 行きました.
 しかし,賢實は,「あなたの教えは,真理です.」と言って,私を慰めてくれた一人で 

 す.


 あなたは,私と一緒に統一教会を創設した人でもあります.あなたが,学校から追放され 
 た時も,あなたは私を慰めてくれました.私達は,師と弟子ですが,天のお父様の願いに
 よって,私達は,永遠の夫婦になりました.


私は,自分の書いたことが読めなくて,沢山の間違いをしました.どうか,私を許して下さい.


夫婦として,私達は,世界の国々の全ての人達を真の愛で愛します.そして,彼らのために生きます.私達は,真の世界を創ります.神様が私達のために最初に創られた罪のない本然の世界です.もし,神様が私達と共にあって,イエス様と霊界が私達を助けて下さるなら,私達には,出来ないことはありません.皆さん,信じましょう.私達が信じる範囲まで,完遂されます.私達は,自信と確信が必要です.


私は,しっかり歩んで,神様に一つの献げものをします.私は,旅立ちます.神様,イエス様,そして霊界が皆さんの心の中にありますように.


全天宙が皆さんの中にある時,それは皆さんの世界です.勇気を出して「私は,世界を征服した」と言いましょう.


どうか,み言を読んで,それを実践して下さい.


信八ニム,信満ニム,信宮ニム,信俊ニム,信徳ニム,さようなら.年配の姉妹達の家族とその子女の皆さん,さようなら.私の手は震えていて,アージュと書けません.


王様,王妃様,三代王権,カインとアベルに,アボニムが祝福されたように,全てが確実に実現しますように.アージュ,アージュ.


すみませんが,私は王様の裁定が分かりません.彼は,並外れた仕事をされると思います.私は,世界の繁栄と永久の平和が立てられることを信じます.


真の父母様の傍にて



原文: The Words of True Mother Hyun Shil Kang, p352-354



<鷹の目>
康オモニムの遺言です.米国でまとめられた「The Words of True Mother Hyun Shil Kang」の最後の箇所です.この手紙を書かれて,約4か月後にオモニムは聖和されました(2019.3.6).それから約3年が経ちました.今,この手紙を拝見して,初めにある「問題は,私達がどのように生きたかです.」に尽きると思います.アボニムの最側近におられながら,康オモニムは,ひたむきに歩まれて,素晴らしい実績を立てられても,いつも目立たないようにしておられました.天に多くの宝を積まれたと思います.
私達も再臨主に出会って,何十年かを経たと思います.どのように生きたかが,いずれ問われます.


さて,サンクチュアリ協会では,自己主張をする傾向が高まっていますが,これはアボニムの伝統ではないように感じます.アボニムは,神様に自己主張をされたのでしょうか.全く考えられないような事を神様から指示されても,アボニムは,従われました.私達には,絶対服従と言われました.家庭盟誓で私達が事あるごとに唱和しています.自己主張するからには,自分で責任を持つということです.口ばかりで,何もしないような人も散見されます.自分達のことは自分達で完結させることです.


最近,米国で活躍している食口のために,まとめて資金を送ろうと呼びかける人がいます.海外宣教は,各自,各グループの責任で活動するしかないのです.宣教師を支援したい人は,個人で支援すれば良いのです.法人などを通して,個人に送金すると謝礼や給金と見なされて,報告の義務が生じます.支援金は,有志で静かにすれば済むことです.前例に無いことをすると何処かに歪が生じます.これも自己主張の一つと思います.


ウクライナでは,出口の見えない戦闘が続いています.イスラエルが仲介に入ると報じられていましたが,意外な展開です.我が国は,ウクライナを支援する側に居ますから,仲介は出来ないはずです.今こそ,北方領土と尖閣に日本の主権を明示する時ですが,相変わらず,国も国民も平和ボケに浸って迷走しています.プーチンの野望が早く収まることを期待します.ウクライナの戦争が長引けば,プーチン[ロシア]は世界から孤立します.そして,バックでロシアを支えていると目されるチャイナも徐々に戦費が嵩みます.この動向を喜んでいるのは,闇の商人です.


3.9は韓国大統領選挙です.尹錫悦候補と安哲秀候補は共同戦線を張ったようです.そのような中,今年も,3.1の集会とデモが東京や大阪で行われました.隣国の選挙に私達が何かをできる訳でもないのですが,3.1は一つの祭りです.3.1独立運動は,今では騒擾事件,暴動であったと評されていますが,天の御意はどうだったのかがポイントです.短期間ではあったものの朝鮮の人達は,国の独立宣言をして,集会やデモを各地で行いました.柳寛順烈士他が犠牲になりました.これらをもって,瞬時,国が出来たとみなされて,アボニムが懐妊されたと聞いています.多くの人達の犠牲の代償として,アボニムは懐妊されたのです.
なお,イエス様の懐妊の時期[BC5~4頃と推定されている]は,ヘロデ王の晩年であり,エルサレム近辺では,王に反感を持つ者達が暴動を起こしていました.また,後継者をめぐる争いも各地で起こっていたようですが,ユダヤ独立の運動ではなかったようです.

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