サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

アボニムの涙(8b)





韓鶴子氏の責任


アボニムが,神様の血統をもって来られた方なので,オモニムの使命は,アボニムの種を受けて,彼の子女を産むことです.更に,オモニムは,アボニムに侍り,彼に従い,対象の責任を果たします.この使命において,韓鶴子氏は,はっきり勝利しました.


しかし,オモニムには,もっと不可欠な使命があります.それは,アボニムの血統を保護し,維持することです.残念ながら,ここで,問題が生じました.


アボニムが聖和された後,基元節は,文亨進ニムご夫妻を中心に,挙行されるべきでした.文亨進ニムは,メシアによって,代身者,相続者として祝福されました.彼は,3回の独立した戴冠式によって,アボニムの実質の後継者として任命されました.


オモニムは,文亨進ニムを前面に立てなければなりませんでした.彼女は,彼を助けて,保護して,彼が王冠を被れるようにすべきでした.しかし,基元節が挙行された時,オモニムは,彼を脇に置きました.彼女は,アボニムの後継者を追い出して,代わりに,自分が王冠を被って,人々の前に登場しました.彼女は,自分を上げて,基元節の中心人物としました.


その日,彼女は,王の王に栄光を与え,賛美すべきでした.しかし,その代わりに,彼女は自分が王妃であり,天一国の女王になったことを宣言しました.彼女は,アボニムの後継者,神様の血統の実際の後継者を否定し,放り出しました.そして,その時点から,韓氏の血統が純粋で,自身が独生女であり,実際にはメシアであり,神様であると言い始めました.そして,悲しいことに,韓鶴子氏は,アボニムの血統の後継者,代身者,相続者を上げて,堅固に確立する使命に失敗しました.


それにも拘らず,彼女の行為の実際を受け入れられなくて,多くの食口は尋ねます.「勿論,多分,しかし,オモニムがどのように失敗することが有り得ますか.」


しかし,考えてみましょう.神様に創造されたエバは,どのように堕落しましたか.人類始祖は,堕落性がないのに,どのように堕落しましたか.神様は,彼女とアダムに堕落しないように言われました.それにも拘わらず,彼女はその道(堕落)を選びました.彼女は,神様の御心を離れ,自発的に,御言から離れました.これは,神様さえも干渉できない,人間の責任分担のためです.彼女自身の意思で,エバは,神様の娘の位置を離れ,堕落の道を選びました.上って,神様のようになりたい野心のために,彼女は堕落に至る道を選びました.同様に,「独生女」,メシア,そして神様になりたいと言う欲望から,韓オモニムは,神様の御言と御心を捨てて,アボニムの御言と意思を捨てて,自分の責任分担から離脱しました.


兄弟姉妹達は,これらの事実に対して多くの疑念を持っています.彼らは,もし,オモニムが失敗したら,それは,真の父母様であるアボニムも失敗したことを意味します.と応えます.しかし,そうではありません.全く違います.彼女の失敗は,アボニムの失敗ではありません.更に,オモニムの失敗は,真の父母様の失敗ではありません.それは,韓鶴子氏が,勝利した真の父母様の位置を離れ,完成した対象の位置を拒否したことに選んだに過ぎません.


オモニムの失敗の原因は,彼女が,堕落した韓氏の血統を,アボニムの血統に出して,引き渡すことを拒否し,その代わりに,彼の血統を支配しようとしたからです.誰が,オモニム(真の母)の位置に立っても,血統の観点からは,彼女は,アボニムの血統に仕えなければなりません.オモニムは,真の母として完成しても,彼女の血統は,依然アボニムの血統ではありません.彼女の血統は韓氏の血統です.更に,子女様達の血統は,オモニムの血統ではなく,実際には,神様の血統です.オモニムは,アボニムの血統,つまり,神様の血統を高揚して,保護する使命に失敗しました.


アボニムの教えを見て見ましょう.


「現在,皆さんが祝福を受ける時,皆さんは,4つの成婚問答に応えましたね.私達は,天によって位置が確立されましたが,私達が責任を果たさなければ,誰がその責任を取るのですか.皆さん自身が責任を取るのです.そうして,位置が維持され,残されます.その時,サタンは侵入できません.これが,皆さんが誓わなければならない理由です.その時,全家庭は両手を挙げて,宣誓します.
オモニムも,始める時,両手を挙げてアボニムに宣誓しなければならなかったのです.
ノアの時に,40日の洪水が終わった時,ノアは方舟から出て,彼が,妻と子供達に初めに,個人的な誓をさせていたら,ハムが失敗しても,単なるハムの失敗となり,ノアの方舟の摂理自体は,崩れませんでした.(天一国時代の実体生活原理のガイド)


同様に,オモニムが,誓って,真の母の道を出発した以上,彼女が,自分の責任を果たせないと,その失敗の責任は彼女に戻り,摂理自体は,失敗ではありません.


私達が一つ覚える必要のある表現は,「真の父母様」は,文鮮明師と韓鶴子氏の個々人を言うのではありません.寧ろ,「真の父母様」は,神様の創造の前から,創造の御理想の中で確立された位置を言います.アダムは,真の父母様に上がることになっていました.イエス様も同様でした.しかし,第一アダムと第二アダムは,何れも真の父母様の位置に上がることが出来ませんでした.そして,摂理が失敗しました.


対照的に,文鮮明師と韓鶴子氏は,真の父母様の位置を勝利的に完成され,献げることが出来ました.従って,韓鶴子氏が彼女の位置を離れても,既に,完成し献げられた真の父母様の位置は,失われることなく,残っています.


別の例です.私達が,祝福を受けた後,夫婦の一人が祝福家庭の位置を維持するのに失敗して,自分の道を歩んでも,祝福家庭の位置は消えていません.夫婦が,6,000双の祝福を受けて,妻が摂理から離れて,夫と離婚しても,その6,000双の家庭自体は,蒸発していません.残った夫が,再祝福を受ければ,妻の位置にある人は,単に変わりますが,家庭自体は,6,000双の祝福家庭として,引き続き認められます.これは,オモニムの位置も同じです.何故? 祝福は,位置的な祝福であるからです.


アボニムご自身は,真の父母様の位置に居らっしゃいます.今,この時,オモニムの位置は,空席です.もし,李妍雅氏がオモニムの過ちを蕩減復帰すれば,真の父母様は,完全に勝利されるでしょう.しかし,これは,李妍雅氏が,アボニムの妻になるという事ではありません.寧ろ,真の父母様の位置が勝利されて,確立されるという意味です.この方法において,真の父母様の摂理は,完成且つ完璧に完了するでしょう.同様に,完成されるべき天一国への道が,開かれます.


オモニムの失敗の為,世界は,蕩減を払わなければならないでしょう.オモニムは,単なる個人ではないので,個人的な位置であっても,実際は,天宙を代表する位置ですから,オモニムの失敗は,天宙的なレベルの失敗です.このため,世界的なレベルの蕩減は免れません.それでも,カインとアベルが一体化し,実体基台が成功して,確立されていますから,天一国は,間違いなく実現するでしょう.


アボニムが,まだ生きておられるのに,韓鶴子氏は,金孝南氏の指導と司式によって,ある儀式を献げました.そこで,彼女は,「神」と呼ばれるある存在と結婚しました,と報告されています.もし,韓鶴子氏が,アボニムが知らないこの「神」という存在と結婚したのならば,それは,本当の神,神様ですか.事実,それは,自分を神様の位置に上げようとして,人類を誘惑した天使長でした.


この事案の後,韓鶴子氏は,自身を「神様の妻」と言い始めたと,伝え聞いております.更に,2013年に挙行された基元節は,この存在,つまり,新しい「天の父母様」の権威と主管の元で,開催されました.兄弟姉妹達は,この存在が献げた基元節の聖酒を飲みました.そして,新しい祝福を受けました.しかし,その「聖酒」は,アボニムに認められたものではなかったのです.事実,この祝福式と聖酒は,二神系の「天の父母様」と言われている存在の権威の元で管理されました.悲しいことに,この基元節の祝福の結果,統一家の全食口は,アボニムから切り離され,天使長の主管圏にもう一度,来ました.これは,不幸な事実です.今まで,絶対に起こらなかったことが,実際に起こりました.祝福家庭は,堕落した天使長の主管下にもう一度落ちました.


これが,文亨進ニムが,「アボニムの権威圏に戻るための祝福」について語られる理由です.彼は,誤った聖酒によって,神側から奪われた統一家の食口を救い,回復するための摂理を進めておられます.これは,彼らが,再度アボニムの聖酒を飲んで,彼の祝福を再度受ける事によって成されます.多くの統一家の食口が,アボニムを信じていると言っても,彼らが,この誤った聖酒を飲み,誤った祝福を受けて,「天の父母様」に祈り,誓った以上,彼らは,天使長の主管下にあり,アボニムを裏切った位置に立っています.その位置は,神様の審判を避けられない位置です.皆さんが,私を信じないのは自由ですが,皆さんの責任は,避けられない程大きいものです.


もし,韓鶴子氏が実際に,メシアであり神様であるとしても,そして,アボニムの血統が実際に,堕落の血統であるとしても,それを私達に信じるように強制しないで下さい.皆さんは,それを原理によって説明しなければなりません.彼女は,完成した真の母であるから,人は無条件に信じなければならないと言う事は,誤った盲目的な信仰以外の何ものでもありません.


最近,家庭連合の教会では,独生女の講義を維持していると聞きました.独生女=メシアの教えは,間違っています.間違いですから,皆さんは,その講義を聞く必要はありません.どうすれば分かりますか.それは,因果関係が逆転しているからです.


「独生女=メシア」という話は,アボニムが聖和された後,韓鶴子氏が,進め始めました.一度,韓鶴子「総裁」が自身を独生女であると宣言すると,堕落した神学者達は,それに乗って,その宣言を支持するための理論を開発する仕事を引き受けました.結論は,最初に言われています.結論を証明する理論は,後で開発されました.これは,間違ったアプローチです.簡潔,明瞭です.


言い換えると,「独生女=メシア」の結論が,自然に導かれるように,理論や展望が発達したものではありません.その代わりに,独生女=メシアの推量がまず,立てられた後,これらの似非神学者達は,結論を支持し,擁護できる理論をでっち上げるために,集まりました.プロセスの順序は,頭からひっくり返っていました.


共産主義の理論がどうして,不正で間違いですか.まず,最初に,プロレタリアート(無産階級)暴力革命が仮定されて,その暴力革命を正当化するために,理論が発達しました.つまり,対象を頭で考えて,理論が発展しました.順序(シーケンス)が逆です.前後が逆です.だから,間違いです.


原理を破壊する為に,アボニムを越えて,上に行くことは,許容される行為ではありません.仮に,韓鶴子氏がそのようにしたとしても.


原理を忘れてはいけません.原理の主人且つ,所有者は,アボニムです.


<鷹の目>
真の子女様を産んで,真の母としての大任を果たされた韓オモニムでしたから,やがて,韓氏の三位基台(강현실, 이병준)は,解消されました.しかし,韓氏は,アボニムの最期に,重要な使命を完全に放棄したようです.アボニムが決定された正式な後継者を放逐し,アボニムの血統を軽視するようになりました.これは,大問題となりました.既報にも紹介されているように,神様の復帰摂理の目標は,神様の血統の復帰と地上への定着でした.それを人類史上において,初めて,果たしたのが真の父母様であったのに,韓オモニムは,自らその偉業を蔑ろにするのでしょうか.考えられない暴挙です.韓オモニムが悪夢から,一日も早く目覚めることを期待します.


亨進ニムが,「アボニムの権威圏に戻るための祝福」を始められたのは,2015.4でした.これは,基元節における祝福まで戻ります.そして,更に2012.1.18の韓氏とある「神」との結婚に遡ります.2012.1.19にアボニムが関係者を激しく叱責された証拠は隠滅されつつありますが,結果として,私達に馴染みのない「天の父母様」が登場し,「私は独生女であり,メシアであり,神様である.」等々の偽りの言質が表れています.アボニムが,興南で,心血を注いで勝ち取った天一国歌も,早々に不詳の替え歌になりました.偽りからは,必ず略奪が始まります.韓氏は,殆どアボニムがお独りで築いて,後継者,亨進ニムに相続させるために整えた全ての基盤を略奪し,牛耳っています.近頃,韓氏は,二代目を飛び越えて,三代目に相続させるような事もほのめかしているようです.家庭から国家に至るまで,凡そ,女性が主人の位置に立つと,全てが徐々に狂って来るようです.日本の皇室でも,10代8名の女性天皇が即位されましたが,女性天皇は,全員,生涯独身でした.皇統を守ったのです.英国の王室は,4つの家系が入り乱れており,血統は維持されていません.私達は,アボニムの父系の血統が正しく継承されている事を確認しなければなりません.そして,御用学者達や天一国最高委員会などという組織から発せられる盲動を看過してはいけません.正統は,二代王,三代王です.色々な曲解や屁理屈をつけて,その事を認めない食口が沢山居ますが,それは心霊と知能の啓発によって解決されるでしょう.人為的なものに寄らず,神霊と真理に触れて,正しい道を見出しましょう.

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