サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「私達の不足さを考えるなら,絶対勝利できます」


2017.7.25


聖書拝読: ヨブ記2:10-12


しかし,ヨブは彼女に言った.「あなたは愚かな者が言うような事を言う.私達は神から幸いを受けるのだから,災いをも受けようではないか.」このような時でも,ヨブはその唇によって罪を犯さなかった.
さて,ヨブの三人の友人は,ヨブに臨んだこの全ての災いを耳にし,それぞれの場所からやって来た.それは,テマン人エリファズ,シュア人ビルダド,ナアマ人ツォファルである.彼らは互いに相談して,ヨブを労わり慰めるためにやって来た.
遠くから目を上げて見ると,それがヨブであると見分けることもできなかった.彼らは声を上げて泣き,それぞれ上着を引き裂き,天に向かって塵をまいて自分の頭の上に散らした.


皆さん,おはようございます.


今日は,皆さんに,もし,私達が,あらゆる点において私達の不足さを考えるなら,後に絶対勝利出来るという事について語りたいと思います.


時に,私達は,大きい困難に遭遇し,また,時に小さい困難が来ます.それは,人から来るものであったり,物質的なことかも知れませんが,どのような困難であっても,それらは全て神様から来るのです.歴史上の義人聖人達は,この事を知っていました.そして,つまり,彼らにどのような事が起こっても,何時も彼らは,神様に感謝し,受け入れました.


私達は,不正な或いは,理由がないと考える事を受け入れる事は難しいですが,聖書は,私達は全員罪があると教えていますから,そのように考えれば,これらの困難を受け入れる方が易しいのです.私達は,堕落の子孫であり,神様の前に,考え方や言葉或いは行為において罪を犯しています.私達が,罪をそのように考えると,私達に来るどのような困難も受け入れることが出来ます.私達が,困難に遭遇する時,私達が犯した罪を振り返り,困難には目的があると理解する事が重要です.


ある人が他の人を一度非難し,非難された人がこれを聞きました.彼は「実際,私にはもっと大きい罪があります.しかし,彼は,自分の聞いた私の罪の小さい部分だけを非難しました」と言いました.更に「もし,人が私の罪を全て知り,それらを全て話したら,私は,公衆の前で頭を上げられるでしょうか」彼はまた「私が非難された時,私を非難する人を許せなく,自分の欠点を理解できなければ,この世の中で,自分を守って,生きることが難しいでしょう」と言いました.


ヨブ記を読むと,彼は多くの国難に遭遇したことが分かります.彼は,10人の息子と娘を急に亡くしました.もし,彼が普通の人だったら,彼は間違いなく,神様を呪ったでしょう.彼は,多くの資産がありました.羊と駱駝の群れがいましたが,或る日,僕達が来て,言いました「全ての動物が死にました.」


彼はまた,酷い病気になり,それに対してどうする事も出来ませんでした.彼の友達は,彼を非難し,子供達は彼を無視しましたが,彼は,平和な物腰を維持し,誰も呪う事はありませんでした.事実,ヨブは言いました「神様は,与え,そして奪った.エホバは与え,そして奪った.私は,裸で母の胎を出た.また,裸でそこに帰ろう.」そのように,彼はあらゆる場面で神様を呪うことはありませんでした.


彼の妻が,文句を言った時,彼は彼女に言いました.私達が既に拝読した10節です.「あなたは愚かな者が言うような事を言う.私達は神から幸いを受けるのだから,災いをも受けようではないか.」彼は,このように妻を慰めました.誰でも,神様から良い物,利益,そして祝福を受けるのが好きですが,悪い物は受けたくないのです.


時が経つに連れて,ヨブは全ての子供達を失いました.全ての財産と健康も失いましたが,彼は,一度も神様や周りの人達を呪うことはありませんでした.彼は,神様がなされる事には目的があると言いました.神様は,彼に悔い改めるチャンスを下さり,神様の前にもっと多くの利得を得たと言いました.


使徒パウロを見ると,初めは,サウロとして,クリスチャンを迫害し,クリスチャンの十字架の刑に賛同していました.彼は,使徒ステファノが,石で撃たれて殺された時に立ち会いました.後に彼が,ダマスコに行く途中,彼を呼ぶ声を聞きました.彼は「あなたは誰ですか」と言いました.その声は「私は,あなたが迫害しているイエスである」と答えました.それは,サウロが悔い改めて,イエスの使徒として偉大な事を為す機会でした.


ある時,彼は「私は,使徒達の中で最も偉い」と言いましたが,もっと深く悟った時に,自分が,使徒達の中で最も小さい者である事を知りました.最初,彼は,使徒達の中で最も偉いと思いましたが,後に,最も小さい者である事に気付きましたが,聖人の中では最も偉いと思いました.しかし,後に,彼らの中でも最も小さい者である事に気付いたと告白しました.後に,彼は,自分が一人の罪人であるばかりか,最も大きい罪人である事に気付きました.彼がその状態に至った時,つまり,神様が彼を訪ねてこられ,彼に関与し,彼と共に活動し,彼に協力することが出来ました.そして,そうすることで彼は,聖書の13の書簡を書く事が出来ました.


私達は,どのような状況であっても,神様は,私達を訪ね,私達と共におられることを理解する必要があります.私達は,自分達の欠点や不足を理解し,神様が来られ,共に居て下さるように謙虚な位置にいなければなりません.パウロが,最大の罪人であると気付いた時,初めて,神様が来られ,共に居て下さり,共に働いて下さることが出来ました.


これは,私達の信仰生活にも適用されます.私達が「私は,罪人達の頭である」と気付いた時,初めて,神様が来られ,共に居て下さり,共に働いて下さることが出来ます.パウロが,自分が最大の罪人であり,罪人の中の罪人であると気付いた時に,神様は,彼を訪ね,彼を掴み,彼を使い始めました.


ヨブは,彼自身となりました.ヨブは,そのような全ての困難と災いを,神様と周りの人達を呪うことなく受け入れることができて,(本来の)ヨブになりました.


ヨブのようになりましょう.彼が,困難に遭遇した時に抱いたような心情を抱きましょう.そうすれば,神様は,私達をご自身の息子・娘であると主張できます.私達の欠点や不足を理解しましょう.そして,神様が来られて,私達と共に居て下さる道を開くようにしましょう.私達が,困難と欠点を理解すれば,いつでも,それは私達が,天の王国を創建できる時となります.私達が,傲慢になって,「私には罪はありません.欠点もありません」と言う時,神様は,私達と共に居る事はできません.


アボニムは,よく言われました.神様は,謙虚な者達の所に来られます.神様は,自分達が罪人であることを知り,理解している者達の所に来られます.神様は,このような者達の所にいらして,共に働かれます.私達は,何処に行っても,聖霊の火を持っているパウロのようになる必要があります.そうするために,私達は,ヨブのようになる必要があります.私達に何が起こっても,どのような困難に遭遇しても,私達は,誰も非難することなく,呪うことなく,神様を呪う事もありません.その後,私達は,神様を受けて,彼の使徒として活動できるような謙虚な人になれます.


今日,サンクチュアリ教会の食口は,多くの迫害を受けています.そして,呪われ,中傷されています.私達がそれを受け留めて,謙虚に経験し,私達の心と頭脳を,三代王権を支持する二代王と共に働く事に集中することが出来れば,大きな霊的な役事が,私達を通して成されることを知っています.


私達が生命を懸ける準備をして,生命を懸けて働くことが出来れば,アボニムと霊界が来られて,私達と共にあって,私達を通して,凄まじい霊的役事を完遂されることを,私は知っています.


アボニムは,二代王の為に祈られました.彼を祝福し,彼が信頼できる唯一の人であると言われました.彼は二代王を祝福されたのみならず,全てを彼に相続させました.


アボニムが全てのものを二代王に譲られたことに気付くと,私達は,この時に,神様の御旨を絶対に完遂するために,彼と共に働く必要があると分かります.私達は,ほんの5%の小さい部分をするように言われています.よって,私達の全ての心と頭脳と意思と霊をこの5%に献げましょう.神様が,彼を祝福されました.神様は,全てを彼に遺贈し,彼を通して,全てが完遂されるでしょう.


私が,サンクチュアリ教会の食口に会った時,彼らの信仰の深さに驚きました.私は,彼らの信仰に本当に恐縮しました.そして,私は,神様に祈ります「天のお父様,感謝します.これらの素晴らしい人達のために,あなたに感謝します.これらの人達を通して,どうか,あなたの御旨を完遂して下さい.」


私達は,神様が,御旨を果たされるために,私達を通して働かれるように,神様に祈る必要があります.神様は,アボニムは,彼の代身者を立てられました.彼は,その位置に誰かを唯立てることは出来ませんでしたが,二代王を立てられました.今,私達は,神様の御旨を完遂するのに必要な時間を短縮できるように,働く必要があります.これは,私達の日々の祈祷でなければなりません.


神様は,御旨が完成する日を待っておられます.霊界にいらっしゃるアボニムは,その日を待っておられます.私達の全ての頭脳と霊と意思を神様の御旨完遂の為に献げましょう.


どうも,ありがとうございます.


https://youtu.be/niX8v7WB7SA?t=3257
https://www.youtube.com/watch?v=niX8v7WB7SA&feature=youtu.be&t=3257
54:15~1:24:33



<鷹の目>
今回,ヨブとパウロの例が引用されています.二人共,神様の前に終始謙虚さを保った人だと思います.神様が,私達を用いて下さるかどうかのKEYは,如何に私達が罪や不足さを悔い改めて,謙虚な者になっているかだろうと思います.亨進ニムも,時々,私達の罪について語られます.私達は,誰でも自覚の有無に関わらず,何時も,大小の罪を犯しているのです.亨進ニムは,私達は罪がないとは言えないので,何時も罪や不足さを悔い改めて,神様の働かれるような器となるように,努力すべきであると言われます.


アボニムが築いて来られた有形の基盤は,殆ど二代王は相続できませんでしたが,無形の基盤は,ほぼ全て亨進ニムが相続されたと思います.この事をどう捉えるかです.アボニムの聖和から8年が経ちました.韓氏は8周年記念の式典にも登壇されなかったようです.誰かが,メッセージを代読したようですが,お二人は一体ですか.家庭連合(聖会)の人達は,大丈夫ですか,目を覚ましましょう.お二人の一体は,考えられないフェイクです.世俗の夫婦であっても,亡夫或いは亡妻の法事をするものです.在りし日のアボニムを慕って,また偲んで,余生を静かに過ごすのが,立派なオモニムの姿ではないでしょうか.


源頼朝が倒れた後,北条政子は尼将軍と言われ,人と資金を動かし権力を行使したようですが,人心は纏まらず,寧ろ結果は源家の滅亡に繋がりました.秀吉の後室,淀君も然り,豊家の滅亡を早めたと言われています.人には格位があります.人,物,金を掌握しても,人心の把握は容易ではありません.アベルの正道を歩んでいない人に,カインは付いて来ないでしょう.日本には,心服という素晴らしい言葉があります.カインは,本当のアベルに感動して,心服するのです.心から尊敬して,従うという事です.聖会には,従面腹背の人達も多いのではないでしょうか.10月に,二代王が,鉄の杖・自由祝祭を準備されています.総勢1万名ぐらいの大会になると思います.大会勝利の天恵を多くの人達が受けて,復活して二代王の元に集うことが出来るように祈念致します.



原文
https://christkingdomgospel.org/wp-content/uploads/2017/12/2017-07-25_If-we-think-of-our-inadequacies-victory-will-come-absolutely_Hyun-Shil-Kang.pdf

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