サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

ラスベガスの告白における父と母 2018.3.27



それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「私の後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、私に従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、私のため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。神に背いたこの罪深い時代に、私と私の言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その名を恥じる。」…マルコ8:34-38


この世界を主管するものは何か? 第一は、サタンを中心として、第二は、偽りの父母、すなわち堕落した父母、悪なる父母を中心として、第三は、悪なる子女、第四は悪なる国家、このようになるのです。霊界の世界や、これからの理想世界は、これを全部否定しなければなりません。天聖経第二巻,3章3. (166-222, 1987.2.15)


亨進ニムの力強い説教を論じる前に、3月16日のラスベガスにおける韓氏オモニの講演に関するジム・スティーヴンス氏の分析をシェアしたいと思います。彼女の講演を注意深く読むことをお勧めします。
講演において、彼女は二神論(二元論)の信仰を断言しました。つまり、神様は、天の父と天の母です。ここで、どちらが尊敬され、従うべきなのでしょうか。ここ数年、2016年の天一国会議を含む世界中の家庭連合の会議において、アンドリュー・ウィルソンは、父の神は復讐と審判の観点であり、母の神は愛と哀れみによる優れた観点であると言っています。彼女は「独生女を冒とくする者には、救いはない。」と説明しています。むしろ、審判のように聞こえます。「天の母」の地上の代身は、忍耐強くと哀れみ深いのではないですか?
先週のメールで述べたように、彼女は、最年少の息子を後継者と代身者(「内在者」)に指名したことと、最年長の息子が「高聖職者=大祭司」の位置に就くという、儒教の慣習を変えたという、み言に満ちたアボニムの希望を拒絶しました。儒教の教えがアボニムのそれより勝っているという理由は説明されていません。
彼女は、原理と「成約時代以降の理論」つまり、アボニムの教えは、陳腐であり、「十分ではない。」と明言しました。
ここに、彼女の講演とジム・スティーヴンス氏の思慮深い対応を示します。(後述)
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鉄の杖の王国10, 2018.3.25, 文亨進師


説教において、亨進ニムは、御国=王国は、崇拝するような国ではないと説明されました。むしろ、御国においては、中央集権は壊されると教えました。イエス様と彼の弟子達は、カルトと呼ばれ、ローマ皇帝によって禁止されました。国を合法化する宗教が良いと言われていました。イエス様は、心の貧しい者達が、共同相続人になるような(ロマ書8:17)別の王国を教えました。このために、彼は脅威と見なされました。
 多くのクリスチャンは、「教養的なクリスチャン」であって、自分達で聖書を読んでいません。感じの良い「ダイエット・コーラ」のようなキリスト教は、神様と、あなたが命令に従えば便宜を図る(個人小切手を出す)ような国を交換しました。政府は力で(富を)誰かから奪い取り、それを他の人達に再分配します。それは、マフィア集団の「みかじめ料」のようなものです。
 毛沢東のような共産主義独裁者は、庶民の武器所有権を怖がったのです。そして、武装解除を要求しました。「政治的な力は、銃身から来る。共産党は全ての銃を統制しなければならない。党を統制するのに銃を使ってはならない。」と言っています。
 このような庶民の武装解除がなされた時、8,000万人の中国の男性、女性、子供の殺害が始まりました。カンボジアから脱出したサンクチュアリの食口であるソート・オーク氏は、自身の家族が殺害されるのを見ました。彼は今、米国に住んで、左翼は共産党と同等であることを知りました。
 キリストに従うためには、人は兵士になり、迫害される事実を受け入れ、憎まれても、軽蔑されてもよいという心構えが必要です。「私の後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、私に従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、私のため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。」…マルコ8:34-35
神様は、私達が力を知って、闇(=サタン)を遮ることができるように期待されています。力は、私達が悪用しなければ、闇ではありません。それは、神様の子達の手にあるべきです。
 亨進ニムは、パイク郡(Pike Country)裁判所で憲法修正第二条のラリーを組織しているレサー・エランソン氏を称賛しました。土曜日に開催され、数十人の兄弟姉妹達が参加しました。
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アボニムとの霊的体験 2018.3.22, ギルソン・オリベラ


はじめに 数日前、私ははっきりした夢を見ました。意識が戻って、郊外の道を歩いていました。街の家屋は、崩れ始めており、全体の光景が暗く、醜くなっていきました。飛び出したいと思いました。その時、背後に誰かが来て、私の手の平に触れて、私を素早く、空中に引き上げました。
それが強い存在で、とても強い力と断行であったので、私は不愉快でした。私は、三度尋ねました。「あなたは誰ですか?」そして、答えはありませんでした。私は、目覚めて、習慣で、目覚まし時計で時間を確認しました。私は、いつも霊の本性を確認するために、そうしています。何かの理由のために、高級霊は摂理的な数字が好きです。時刻は、午前12:12でした。翌日、私はアボニムの存在を感じました。釣りに行きたいとも思いました。私は、早く起きて釣りに行きました。


霊的体験 私は、午前4:20頃に目覚めましたが、5:00ぐらいまでもう少し眠ろうとしました。すぐに、多くのはっきりした夢を見ました。殆どが、ヨーロッパや中国の古い町でした。最後に、ヨーロッパの何処かの家に戻りました。階段を上って、屋根裏の広い部屋に入りました。その部屋には、美しい木工細工が木製テーブルに一杯ありました。部屋の隅にはキッチンがありました。そして、私の美しい妻が料理をしていました。そこで、私はアボニムを見ました。二十歳ぐらいの若いお姿でお見えでした。彼は、沢山の喜びと愛に満ちていました。泣きながら、妻を呼びました。「見て、アボニムがここにいらっしゃる!」私は、ベッドに居ましたが、意識ははっきりしていました。それで、隣に寝ている妻に話しかけました。彼女は、私の呼ぶ声に、実際に目覚めて、後で「ちんぷんかんぷん」と語りました。私は眠っていて、また眠ったことに、彼女は気付きました。


メッセージ アボニムは、木の床に跪いておられました。私は、足を組んで、アボニムの前に座っていました。アボニムは言われました。銃は欧州や中国で、唯物的革命や富の蓄積のために使われ、そのために、彼らは銃を所有する権利を失いました。しかし、米国の独立戦争は、高貴な価値を中心としており、米国人は銃所有の権利を持っています。この権利は重要であると言われました。


私達が物を使う目的によって、神様かサタンが、力を持つことになると説明されました。歴史上のこの時、兵器は力であると説明されました。そして、彼は二度言われました。「私達がそれを天のために使えば、神様の力となる。」私がよく理解できないと告げると、アボニムは「地上において、力の支配のために神様とサタンの天宙的な戦いがある。それは、神様が力を持てるように男たちが確立した条件によって、決まる。男たちが、高貴な価値を中心に兵器を使う時、神様は地上でもっと強い力を持つのに必要な条件を得る。」そして、「亨進ニムが、天のために、武器を持って来なさいと言う時、彼は、神様が力のバランスを善のために逆転させるのに必要な条件を立てる。」鉄の杖は、神様のみ言を表すものではなく、今は物質的な兵器となる。と説明されました。彼は、「この祝福によって、善の血統と悪の血統が交叉する。」と言われました。また「亨進ニムが、この祝福を与えなければ、合衆国は破壊される。」と言われました。私は、全ての学校での銃撃はどういうことですかと聞きました。「印は、ディズニーに付けられた『米国人を破壊するものは、お互いの距離が遠のくことである。』」と叫ばれました。


妻は、コーンの粉をお皿に載せて来て、アボニムに差し上げました。彼は、少し召し上がりました。そして、立ち上がって、微笑まれました。少し歩いて、私が、幼い頃持っていたブラジルの木のおもちゃを私に投げました。私は受け取ろうとしましたが、おもちゃは霊的なもので、私の手を通り抜けました。彼は、笑って言われました。「君はまだ、それをつかめないの?」私は、目覚めて、とても幸せで、感動しました。私は、アボニムの聖霊の存在を、2時間以上感じました。
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<鷹の目>
 いよいよ、二神(元)論が前面に登場しました。二神論は、多神教につながると思います。ユダヤ教やキリスト教、イスラム教が一神教の代表です。多神教は、古くは、エジプト、バビロン、ギリシア・ローマなどの宗教があり、多くの多神教宗教が世界中に広がっています。ヒンドゥー教のような民族宗教には、多神教が多いようです。
 日本の神道も民族宗教の一つです。女性神の天照大神(アマテラスオオミカミ)は、神々の中心のようですが、男性神である伊弉諾尊(イザナギノミコト)と女性神の伊弉冉尊(イザナミノミコト)から、生まれたとされています。ただし、伊弉冉尊が亡くなった後に、禊(みそぎ)をすると突然、現れたと言います。
「天の父母」という表現を聞いた時に、すぐ、伊弉諾(=天の父)・伊弉冉(=天の母)のことを連想しました。そこから、女性神の天照大神(=独生女)が生まれ、神々の中心になるのですか。これは、古事記に記された構図とよく似ていませんか。多神教においては、人間と神様の区別があいまいになるようです。家庭連合は、荒唐無稽の極めです。もはや、キリスト教神学とは無関係な教理を提唱しています。このような教理の欺瞞と誤謬をはっきり知りましょう。

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