サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

あなたの世界観は何か,そしてそれが重要な理由は…

日曜日のPBS*1による亨進ニムへのインタビュー


2019.7.16


主は羊飼い,私には何も欠けることがない.主は私を青草の原に休ませ,憩いの水のほとりに伴い,魂を生き返らせて下さる.主は御名にふさわしく,私を正しい道に導かれる.死の影の谷を行く時も,私は災いを恐れない.あなたが私と共に居て下さる.あなたの鞭,あなたの杖,それが私を力づける.
私を苦しめる者を前にしても,あなたは私に食卓を整えて下さる.私の頭に香油を注ぎ,私の盃を溢れさせて下さる.命のある限り,恵と慈しみは何時も私を追う.主の家に私は帰り,生涯そこに留まるであろう.
….詩編23


神様がそのように寂しい方であり,神様がそのように孤独な方なので,私が死ぬ日までそのみ旨とその願いを一つでも解いて上げ,その分野の一つの土台でも拡大させて,神様のために生きられる人を集めるのが使命だと思って来たのです.
悪口を言われても,鞭打たれても復讐せず,愛によって耐えて来たのは,神様の子供として生まれたからで,その方のみ旨を立てるべき責任があるからです.
ですから,この伝統をどのように立てるかを考えながら,よろよろになって,或いは腰を曲げ,腹這いになりながら,これだけは残さなければならないと言って闘って来たのです.
….天聖経,第7巻,第1章,3)②,p979, (82-47, 1975.12.30)


聖日に,亨進ニムは,再度礼拝を短縮して,食口達を,カール・アームスの傍に建設している真の父母様のための本郷苑(元の故郷の園の意味)に行かせると説明しました.


エズラは,サタン的な文化と崇拝を持ち込む異教の妻と結婚したイスラエルに対して,国家的な離婚の勅令を出しました.壁を再建する仕事中も,全員が武装していました.非武装を説く今の多くの教会とは違います.私達は,羊飼いになるために呼ばれました.羊飼いの主任として,唯の受動的な羊ではありません.


彼は,古代カルタゴにおける国家が加担した幼児殺人について話されました.それは,カナン人の宗教,バール崇拝に続きました.それは,「見捨てられた父, Our Father Forsaken」の著書で説明されています.歴史的な犯罪は,異なる歴史の根源から確認されています.これらの行為は,「計画親権」に数百万ドルを与える現行政府が加担する中絶と同様です.


サンクチュアリ教会聖日礼拝,2019.7.14



多くの古代宗教には,異なる神々の性交を含む創造の話があります.このような豊穣な話は,教会で再び演じられています.カナン人の宗教を押し付ける中央集権政府は,子供を犠牲にすることやカルトのような売春を要求します.これが,普通であり必要な事のように見えました.家族は,未成年の男女を教会で売春させるために送りました.勿論,どの文化にも「悪いリンゴ=ならず者」はいますが,これらの文化においては,政府と国の宗教が,堕落を推進しています.


今日,左翼は,自分達の観点を押し付けるために政府を使うカルトとなりつつあります.聖書には,終わりの日には,善が悪に見え,悪が善に見えると記してあります.


ユダヤ・キリスト教の神様は全く違います.性交によって創造が始まったのではなく,神様の意図と意思を表す御言によって始まりました.異教とユダヤ・キリスト教では,枠組みとどのように世界が始まったかという世界観が際立って異なります.聖書の世界観においては,性行為は結婚のみを意味します.


多くの学者達は,カルタゴやカナンの宗教においては,幼児犠牲を行っていたという考えは正しくないと見做しているようですが,1921年に,考古学者らが,カルタゴで発見された数百の神殿を発掘すると,数千の殺害された幼児の骨壺がありました.周りの泥は体を火で焼かれた灰が充満していました.


聖書は,私通(婚外性交)をしないように教えていますが,今の性教育は,フリー・セックスを正当化しています.今日の左翼は,共産主義者です.彼らの神は,政府です.


ユダヤは,古代の近東(欧州の東部)において,最初に幼児犠牲を止めました.初代教会の父達は,中絶にも反対しました.


私達はクリスチャンとして,軽蔑され憎まれるようになっていますが,神様の愛と恩賜を受けます.悪からは不安が生じます.聖職者は非武装ですが,黙示録において,神様は,民が主権を持ち,王であり聖職者であるような異なる王国を示したおられます.篤実なクリスチャンは戦争を求めませんが,非武装を強いられると戦わなければなりません.それが,神様がネヘミア記において,作業者は剣を持ち,皆が社会を護る責任を持つような文化を築くように命じた理由です.


彼は,プラッガー大学のビデオ「イエス様は社会主義者か」を推奨されました.




イエス様が再臨される時,彼は唯許す「ナイスガイ,良いやつ」ではありません.彼は,平和主義者ではありません.この事実に対処したくないために,中には黙示録を排除する教会もあります.キリストは,悪を裁くために来られます.クリスチャンは,彼らの王国を,黙示録20:8に示されるように取り囲む敵国から護ることが出来るでしょう.


*1 : 公共放送サービス https://www.pbs.org/




<鷹の目>
昔,国内で左翼学生の運動が盛んだった頃,大学は荒廃し,学問の自由も奪われたような時期がありました.社会においても,ストが横行し,実力行使で労働環境や処遇の改善を叫んでいました.当時,革命を目指している人達とも話したことがあります.純真な共産主義者達は,淫らな性行為を堕落と考えていましたが,実態は,連合赤軍や全学連に見るように,男女間のことはとことん乱れていました.彼らの大半は,夢を見ていただけだと思います.ある人は言いました「二十代でマルクスをやらないのは馬鹿であるが,三十代でまだ続けているのも馬鹿だ」と,その程度の流行りだったのだろうと思います.


今も往年の人達を中心にドリーマーは沢山います.例えば,彼らは兎に角,安倍政権を倒せば良いと考えるのですが,その先には何のビジョンもありません.総理経験者の中にもその類がいます.むしろ,若い人達が現実主義になって,より良いものを選ぶような傾向があります.ドリーマーの滑稽さに気づいたようです.


人生観,世界観が大切です.これらが出鱈目ですから,人間の尊厳も不詳となり,幼児虐待や中絶が横行すると思います.人間は,神様の子女であるという観点に立てば,宗教の壁は越えられるように思います.そして,人間の心からエゴが拭われれば,民族や国家の壁もやがて撤廃できる日が来ると思います.「真の愛をもって為に生きる」というアボニムの教えが世界の人達に浸透した時,人類は,全員天国に入るのだろうと思います.


神様のみ旨に一番近い宗教や思想が,国家の認定を受けるのは,おそらく数百年後だろうと思います.アボニムの元に集った私達食口でさえ,アボニムのご遺志を護れず分裂した状態ですから,天一国の壮大なビジョンが実現するのは,一体何時のことかと思います.

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