サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「歴史の希望がある第三イスラエル」


2017.4.21



聖書拝読: イザヤ41:1-3


島々よ,私のもとに来て静まれ.国々の民よ,力を新たにせよ.進み出て語れ.互いに近づいて裁きを行おう.
東から相応しい人を奮い立たせ,足元に招き,国々を彼に渡して,王達を従わせたのは誰か.この人の剣は彼らを塵のように,弓は彼らを藁のように散らす.
彼が敵を追い,安全に道を進み,彼の足を留めるものはない.


皆さん,おはようございます.


今日は,歴史の希望がある第三イスラエルについて語りたいと思います.


第二次世界大戦において,イスラエルは,ユダヤ人が600万人殺害されるという苦難を受けました.戦後,彼らは,再度立ち上がることができました.韓国も,イスラエルに似たような,とても悲惨な路程を歩みました.私達は,天(神様)を完全に否定しませんでしたが,私達が,選民であるという意識はありませんでした.


私は,時々考えました.「韓国人を,選民として,天の前に,神様の前に立たせる人が現れたら,どんなに良いことでしょうか.」そして,時々思いました.「神様に覚えられるために,韓国人は何をすべきでしょうか.」私の結論は,韓国人が,ユダヤ人よりも強く,選民であるという考えを持つ必要があるという事でした.残念ながら,韓国人にはそのような考えはありませんでした.


しかし,私は,しばしば,韓国人が,選民であるという考えよりも,素晴らしい事を持てば,もっと良いと考えました.私は,しばしば,「韓国人が,歴史上流した全ての涙が,全人類の状況に何か貢献出来れば,素晴らしいではないでしょうか.」と熟慮しました.


輝く父の御国を本当に創るために,韓国を取り囲む全ての大きな力の上に,私達を上げる事の出来る力を受けることが,私達の希望であり,韓国人の希望でした.このような願いが,私達の先祖の心に,深く埋め込まれていたのは,事実です.何時か,この歴史的な根が,芽生え,茎を成長させ,枝と木になって,花を咲かせ,そして事実になるでしょう.


私は,今日,第三イスラエルを齎すことが出来るこのような先祖の後孫として生まれたことに,とても感謝しています.そして,私が,先祖の悲しみと悲哀の経験によって,学べる位置にいることを,神様にとても感謝しています.


私は,韓国人の路程は,私達が,神様に祈り,彼を抱いた先祖の精神を受け継ぎ,続けることによってのみ歩めると思います.韓国が,どんなに難しい路程を行かなければならなくても,私達は,第三イスラエルとしての使命を完遂するために,克服し,継続しなければなりません.


多くの韓国人は,無知故に,私達に反対していますが,私達は,彼らを恨んではいけません.その代わりに,ゴールを完遂するために,そのような全てを克服する精誠と献身を献げるために,更に,懸命に働くべきです.


私は,アボニムが,全ての宗教を統一する為に,懸命に働かれ,その努力にどれ程の献身を献げたかを覚えています.アボニムは,仏教を基本のレベルまで掘り下げて研究され,儒教やキリスト教も同様にされました.つまり,全ての宗教に対して,彼は,そのレベルの対話するように努めました.


アボニムは,韓国人に勝利を齎し,彼らが責任を果たすように助ける事ならば,何でも犠牲にされたことを覚えています.統一運動を設立するために,アボニムが,苦心された時,「勝共」運動を指導された時,そして,他の努力をされた時,彼は,何時も,新しい始まりになると言われました.


アボニムは,何時も,御自身の仲間の為だけではなく,世界の為に生きておられました.彼は,私達も,同様にするよう教育されました.私達は,難しい状況であり,前途を見ることが出来ないと考えるかも知れませんが,問題は,何時も,私達自身の姿勢に有ります.


韓国は,小さい国です.そして,何も無いように見えるかも知れませんが,アボニムは言われました.「私が,この小さい国の為だけでなく,世界の為に生きているので,世界は,結局,私達の所に来なければなりません.」私達が,そのように生きれば,神様の霊的な御業は為され,私達の前に道は開けます.


「私は,世界の為に生きている」と確信を持って生きれば,このための条件が立ちます.アボニムと同じ姿勢を取れば,世界の為の条件になるでしょう.私達が,世界の救いの為に,世界平和の実現の為に,生きているという考えを維持すれば,私達が,そのような犠牲精神で生きれば,それは,全て実現するでしょう.


韓国の人達がこのように生きれば,韓国は,世界に指導される国ではなく,世界を指導できる国になるでしょう.


失望しないようにしましょう.その代わりに,この精神を維持しましょう.私達は,世界の為に生きているという考えで,橋を掛けましょう.私達が,そうすれば,霊的なアンテナが,私達の上に高く上がります.この高いアンテナで,私達は,神様と直接対話するでしょう.そして,私達が行く必要のある所が分かります.韓国が悲惨な歴史上経験した全ての恨みは,解決され,私達は,地上に楽園を創ることが出来るでしょう.


それだけでなく,私達は,第三イスラエルとして,神様の為に,世界中に,勝利の旗を立てて,全世界は,神様の下へ帰るでしょう.従って,今日,私達の国が,世界の前にそのような位置に立てるように,私達は自身を犠牲にする必要があります.


このようにすれば,統一されたキリスト教の新しい文化が,世界中を覆うという確信をもって,前進しましょう.前進すれば,私達は,地上で「神様はいない」と言っている全勢力を,完全に一掃することが出来ます.


二代王様に侍り,彼と共に前進すれば,地上における神様の奇蹟は,彼を中心に起こるという確信をもつ必要があります.私達が,このような確信を持って前進すれば,韓国は,第三イスラエルに任命された祝福に伴う責任を,果たすことが出来るでしょう.


そして,私達は,神様のみ旨を地上に完遂することに成功し,神様の前に,アボニムの前に,そして,霊界の前に恥じる事はないでしょう.


どうも,ありがとうございます.


ビデオ: 


(現在,動画は削除されています)



<鷹の目>
本稿において,韓国の話が多用されていますが,2017.4当時は,韓国に文在寅政権が発足しそうとしていた時期でした.文在寅は,金大中,廬武鉉に続く,左派政権の三代目です.文氏は,極端な反日キャンペーンを張り,反米,親中,そして,従北と言われています.社会主義を目指し,北朝鮮と統一した連邦国を標榜する文政権が韓国にある限り,韓国は,第三イスラエルの使命を果たす事は出来ないでしょう.


韓国の人達は,過去の事を何時までも,心に残し話す傾向が強いように思います.歴史上の悲惨な状況は,韓半島に限ったことではありません.どんな国家や民族も,必ず,悲惨な時期があった筈です.しかし,未来を志向する人達は,過去に拘りません.何十年も前の,世代の違う人達の状況を,今も語る事は止めた方が良いでしょう.アボニムは,六回も投獄されて,生死の境を彷徨う程の虐待と拷問を受けても,その事実の詳細は,余り語っておられません.例えば,北で共産主義者に酷い目に合された程度の事は,語られました.アボニムは,過去の事に拘る暇はなかったし,過去の苦しみを全て昇華されて,未来の世界の事を何時も考えておられたようです.


本稿にあるように,私達が,第三イスラエルの使命を果たすためには,国家意識を超えて,世界の為に生きる事が必要です.アボニムは,歴史的な観点と世界的な視野を強調されました.いずれも,蕩減的な内容を指しておられます.アボニムは,天一国入籍を間近にして果たせなかった事実を,私達は,良く認識しましょう.その蕩減復帰が残っていました.そのことを忘れて,有耶無耶にすると,本当の意味で,前進はできないと思います.入籍が果たせたのは,2017.9.23です.二代王様が真の御父母様の入籍祝福を完遂されました.この事実をよく勘案しましょう.そして,その群れに繋がることが,第三イスラエルとして歩む道です.

×

非ログインユーザーとして返信する