2019.11.26

主は，バラムの口に言葉を授け，「バラクの元に帰ってこう告げなさい」と命じられた．バラムが戻ると，バラクは，モアブの長達と共に，焼き尽くす献げ物の傍に立っていた．バラクはこの託宣を述べた．
バラクはアラムから，モアブの王は東の山々から私を連れて来た．
「来て，私の為にヤコブを呪え．来て，イスラエルを罵れ．」
神が呪いをかけぬ者に，どうして私が呪いをかけられよう．主が罵らぬ者を，どうして私が罵れよう．
私は岩山の頂から彼らを見，丘の上から彼らを見渡す．見よ，これは独り離れて住む民，自分を諸国の民の内に数えない．
誰がヤコブの砂粒を数えられようか．誰がイスラエルの無数の民を数えられようか．
私は正しい人が死ぬように死に，私の終わりは彼らと同じ様でありたい．
….民数記23:5-10

私達が神様の真の息子・娘になるための第1ステップは，神様の善悪観をはっきり理解する事です．何が善で，何が悪でしょうか．善悪の永遠の基準は，神様によって決められます．善悪の鋭い定義は，悪がエデンの園に出て来るずっと前，創造の時にありました．神様の善悪の観点は，不変です．神様は永遠です．神様の法も永遠です．そして，神様の定義も永遠で，時間が経過しても変わりません．

人間の自己中心性を，悪の根本と見る事は共通です．これをよく調べて見ましょう．人間の特質は，神様から発しています．何人かの人達には，自己中心性の傾向がある事が分かります．神様も一時自己中心で在られたので，これは自然な事です．皆さんは，驚くかも知れませんが，神様が，人類と宇宙を創造される前は，彼はお独りで，御自身以外に大切にするものはなかったことを，理解しなければなりません．しかし，神様が創造を始められた瞬間，完全な命の概念が浮かび上がって来ました．神様は今，御自身の為ではなく，相方の為に生きておられます．

創造は何ですか．創造は，創造主，神様以外の何ものでもないし，御自身を実体とするプロジェクトです．彼は，御自身を宇宙に象徴的に具現化されました．そして，男性と女性に，直接的に具現化されました．神様が形を取る時，それが創造です．神様は，創造に御自身を投入されました．神様のエネルギー，考え，そして，愛の投入が創造です．

聖書の創世記においては，創造が単純で，容易であったように語っています．創世記から私達は，神様の創造が，御言のマジックによって成されたような印象を受けます．神様は，単純に言われます「世界よ，あれ」そして，直ぐに，世界はそのようになりました．そして，彼は「人よ，あれ」と言われて，そして，実際に，アダムとエバが生まれました．

しかし今，それは，このように全く易しい事ではなかった事が分かっています．神様は，御自身の全てを創造に投入されました．彼は，ほんの少しの余力も残されませんでした．創造は，彼の全労働であり，御自身の全てを与える全努力でした．神様は，対象の創造の為に，全心全霊を投入された時，このように，御自身を100%完全に投入されることによってのみ，第二の御自身，見える神様を創造することが出来ました．
….文鮮明，イエス様の善の基準，1983年，
全文= https://www.tparents.org/Moon-Talks/SunMyungMoon83/SunMyungMoon-830001.htm

聖日礼拝の連絡事項の中で，グレッグ・ノル氏は，ラスベガスにおける真の神の日の祝典(無料)と，多くのイベント(有料)の事前登録について説明しました．https://www.sanctuarian.org/las-vegas 彼は，防御と創建のキャンペーンについても語りました．

亨進ニムは，「見捨てられた私達の父」の書籍には，どのように「高等批評」がまとめられているかを議論しました．それは，復讐の神様を述べた旧約聖書の「J」の出典を見下し，愛と全てを赦す神様を語る「E」の出典を讃えています．何が何でも，神様は，愛の父として，幼児犠牲や儀式淫行を行うサタンの文化を，根絶する必要がありました．

神様には，両面があります．子女達を守る愛の父と，悪と戦う父です．アボニムは，教会の食口達を愛されましたが，将軍のように容赦なく，食口達をプッシュしました．彼は，ボス(男)の中のボス(男)でした．彼は，戦争を潜り抜け，死の収容所から生還されました．彼は，人間的な「感覚」で決定されませんでした．

サンクチュアリ教会聖日礼拝，2019.11.24

妍雅ニムのお母様は，アボニムから預言を受けました．彼女は，将軍が生まれると言われましたが，4人目の娘が生まれた時，息子は難しいと落胆しました．何年間も，妍雅ニムは，アボニムの預言は間違っていると疑い，感じていましたが，彼は，妍雅ニムは「女性将軍」であると講話の中で語られました．彼女は，神様は約束を忠実に守られるという事を知りました．

アボニムは，御自身と周りの人達を強くプッシュされました．彼の姿勢は，命懸けでした．それは，蕩減時代でした．今は，解放の時代ですが，警戒しなければなりません．

悪魔は，神の人を呪おうとしますが，神様は忠実です．驢馬を通してでも，天使はバラムに語りました．「あなたは，イスラエルを呪ってはなりません．モアブは破滅します．」(民数記22)

イスラエルは，良く鍛えられ，良く武装した国々と戦う為に，奴隷の精神から戦士の精神にならなければなりませんでした．平和警察・平和軍のために訓練することは，肉体的な軍隊を創ることですか．いいえ，私達は，天与の自衛権を訓練しているだけです．私達は，戦争で征服するのではありません．天一国憲法に記された理想と自由によって統治します．

ユジンさんは，韓国で，10万人のユーチューブ視聴者がいますが，彼女がサンクチュアリの信者である事で，攻撃されています．彼女は，批判に対して，ビデオに登場しました．彼女は強く立ちました．そして，攻撃は，ライオンクイーンズのユーチューブに向けられ，特に妍雅ニムは，「カルトのリーダーの妻」として，攻撃されましたが，3人のライオンクイーンズは，強く立ち，視聴者は，2.4万人から5万人に増えました．

彼は，意義深く積極的なサンクチャアリ教会のドキュメンタリーを見せてくれました．それは，トマス・ホッポ氏のnational corresp. for Scripps Media(スクリップスメディアのための国内報道，43チャンネル)で放送されました．

サンクチュアリ教会に関するスクリップスドキュメンタリー

神様は，しばしば摂理を，砂漠を流浪していたイスラエルの様な，荒野のミクロコスモスから始められます．そこで，彼らは，自分達が，奴隷と犠牲であると見做すのを止めることを学び，自分達を信頼し，自衛し責任を持つ理想を抱きました．

あるスポークスマンは，米国の転換点は，今は弓と矢で戦わなければならない，修正第2条の必要な香港の人達であると言っています．天一国憲法には，ボブ・バーレ氏が，スクリップスのビデオで「誰でも堕落する」と語ったように，万人のチェックとバランスが記されています．

鉄の杖自由フェスタの後，修正第2条のコミュニティーの美辞麗句は，変化して，更に拡大しています．地方の退役軍人達は，自由フェスタを支持するために，自分達の好評をラインに載せています．

歴史は，小さい集団によって変えられました(モーセとイスラエル，イエス様と弟子達など)．彼らは，神様の摂理の中心になる為に，嘲笑われました．私達は，私達のミクロの条件が，どのようにマクロに影響するかを知りません．

亨進ニムが，キングスレポートのために弾丸の王冠を被っているのは，とても苦しい事です．彼は，狂信者と思われます．彼自身が言っています．「これは，気狂いだ．私の評判を駄目にする．」多くの否定的なメールと批判するメッセージが有りました．しかし，彼は，強くなるための神様の御言を記憶しました．彼は，王冠を被る兄弟姉妹達から，多くの支持を感じています．

人々は，王冠の意味が，自由と主権である事を理解し始めました．私達は，自分達の為だけでなく，他の人達の為に，資源と権利と利益を欲する慈善のコミュニティーを建設しています．

革命は，常に初めは，狂人と呼ばれます．彼の理由が，人々にどんどん繋がれる時，ユダヤ-キリスト教のメッセージは，古代の世界における悪い習慣を止めさせました．プロテスタントの国家である英国と米国は，最初に，奴隷を廃止しました．

私達は，人々が神様の王国(天国)に入ることを望みます．それは，一つの教会の会員を増やす事ではありません．天一国憲法は，中央集権を限定し，自由と繁栄の国を創ります．訓練された者達は，彼らの感情では裁かれず，彼らの行為によって裁かれます．

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防御と創建，サンクチュアリ教会に献金しましょう

<鷹の目>
8時間にも及ぶ長い礼拝でした．亨進ニムは全くお疲れの様子もなく，滔々と語られていました．その様子は，生前のアボニムを髣髴させます．天運を持った人は，8時間語っても，表情一つ崩さないようです．

さて，衝撃的なタイトルが送られてきましたが，カルトとは何でしょうか．特定の対象を熱狂的に崇拝したり礼賛したりすること．また，その集団或いは，異端的宗教を指すと言われています．今の世界の大宗教も，初めは異端と言われていました．キリスト教も初代地下教会の時代は，完全に異端視されていた筈です．約400年を経て，キリスト教はローマの国教となったことを考えましょう．既存の大勢力は，自分達を正統と言うでしょう．そして，新しく出て来た小集団を異端と呼びます．家庭連合は，大勢力とも言えませんが，自分達を正統と言い，サンクチュアリを分派と言い，異端視しています．この争いは，決着するのに，数世紀を要するとの啓示があったようです．韓氏らは，虚偽の教義を捏造し，復帰が難しい程深い所まで沈降して行ったようです．

神様とサタンの闘いは，継続しています．本稿では，神様は善人に忠実で，サタンは人を呪うとあります．神様は人間を自由に解放し，サタンは人間を拘束します．現存の国家は，人を生まれた時から拘束しています．税金を徴収して，国民を拘束するために，全ての国家権力を維持しています．正しく中央集権国家です．天一国憲法は，中央集権に制限を設けています．例えば，中央銀行はありません．また，医療，教育，社会福祉などに国は関与しません．環境保護にも関わりません．これらは，実は腐敗の温床となり易いからです．ボブ・バーレ氏の「誰でも堕落する」は，残念ながら名言です．堕落の温床を排除して，責任を持った国民が主権を守り，自由に政治・経済・宗教等の活動をして生きるのが，天一国の理想です．中央集権を残して，”天一国”を標榜する者が居れば，それは偽りです．

プロテスタント国家が最初に奴隷を解放したと言う話には，異議があります．欧米の国々は，数多くの奴隷を諸国から連れて来ましたが，日本には，奴隷制度は一度もありません．1919年，国際連盟において，日本は，人種差別の撤廃を主張しましたが，米国のT.W.Wilson大統領らの猛反対によって，人種差別は，継続したことを思い出しましょう．奴隷を最初に解放したのが偉い事ではありません．奴隷を持たなかったことの方が，遥かに高貴ではないでしょうか．しかも，3世紀ぐらい前には，欧州の一部のカトリック国家は，日本やアジア諸国の人々を奴隷として売買しようしていました．秀吉は，その手先となっていたバテレンを追放し，キリスト教を禁教としました．米国に限らず，世界中で，今も人種差別は続いています．奇麗ごとでは済まされません．中共が，モンゴルやチベットに侵略し，ウイグルを虐待しているのは，その最たるものですが，大国中共に，物を言える国は殆どありません．サタンの人間の自由を拘束するという意図が形を変えて，実行されています．

ミクロからマクロに拡がるという話は，よく聞いてきたことです．神様の天地創造が一点から始まり，広大無辺ともいえる宇宙に広がりました．人間も生まれる瞬間は，肉眼で確認できない程小さい受精卵です．アブラハムが召命された時，イスラエル民族や王国のことを考えたでしょうか．モーセが同胞愛に燃えて立ち上がった時，紅海を渡ることを考えたでしょうか．イエス様は，十字架で亡くなられる時，今のようなキリスト教と世界を想像されたでしょうか．全て，ミクロからマクロに拡がっています．広がりは，人間の責任分担ではありますが，背後に，神様の摂理があっての事です．今のサンクチュアリは，1万にも満たないミクロです．そして，マクロは相変わらず，サンクチュアリを批判しています．しかし，天運があれば，必ず発展します．亨進ニムは，何事も段々良くなっていると何時も言われます．鉄の杖フェスタに新しく来られた約2,000人にメールを発信したら，殆どの返答は，積極的だったと聞いています．神様の摂理が有れば，必ず，物事は発展します．10年後を見ましょう．我らと彼らの差異を確認しましょう．