サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「アボニムと家庭盟誓」


2017.5.22


聖書拝読: テサロニケ5:16-18


いつも喜んでいなさい.絶えず祈りなさい.どんなことにも感謝しなさい.
これこそ,キリスト・イエスにおいて,神があなた方に望んでおられることです.


皆さん,おはようございます.


今日は,アボニムが,生きておられる時に,しばしば喜んで語られたことを話したいと思います.彼は,しばしば,家庭盟誓について語られ,彼は,これは,絶対的な基準であり,天一国創建のための憲法であると断言されました.


皆さんは,世間で「家庭盟誓」の表現を聞いたことが有りますか.この言葉は,歴史上初めて現れました.初めに,神様は,男性と女性を創造されましたが,彼らは堕落したので,神様が立てたかった家庭は,実現しませんでした.神様は私達に,家庭盟誓を下さり,それは,その家庭を創造する目的のためであると宣布されました.この誓は,人類が,神様の本来の,理想家庭を立てて,神様に喜びを返すために有ります.


しかし,私達が,家庭盟誓を本当に唱和できる前に,私達の心と体は一つであるべきです.そして,家庭において,私達は,一つの心(感情),一つの体,一つの調和そして,一つの考え(理性)であるべきです.この事は,私達が,絶対信仰,絶対愛,絶対服従を持たなければならないという事を意味します.つまり,私達の良心が,私達の体の主人であるべきであり,私達の体は,100%良心の指図に従うべきであるという事です.


家庭盟誓を唱えるためには,夫婦は一つでなければなりません.両親は一つでなければなりません.親子も兄弟も,一つでなければなりません.その意味から,家庭盟誓は,絶対の基準であり,憲法です.それは,私達を成約時代に導くばかりではなく,世界平和統一王国をも創建できるものです.


将来,成功するのは個々人ではなく,家庭となります.世界の指導的な位置となるために,一つの家庭が模範家庭とならなければなりません.その意味において,家庭は最も偉大であり,天の最も素晴らしい祝福であり,最も恐ろしい存在でもあります.彼らは,天一国を創建するブロックです.このような家庭を立てる事は,天一国の市民権を得る近道となるでしょう.


愛しい祝福家庭の皆様.最も素晴らしい祈りは,家庭盟誓です.それは,真の父母様の勝利の記録です.侍義時代,成約時代の法です.家庭盟誓は,大きな石,祝福家庭と神様を結ぶ岩のようです.それは,私達と神様を結ぶ核兵器です.家庭盟誓は,水平・垂直,前後,南北(上下)レベルにおける四位基台の立体的な授受作用を創り出すエネルギーと知恵を与えてくれます.


家庭盟誓は,天国の門を開けられる鍵です.その門は,金や銀の鍵では開けられません.真の愛を中心とした家庭によってのみ,開けられる門です.これが,家庭盟誓の8節の各々が,「天一国主人私達の家庭」という言い回しから始まっている理由です.


今は,神様に侍る時代です.聖書においては,第一の戒めは,神様を愛することです.従って,天の神様が,御自身をアボニムの形にて表わされて,来られた後の時代であるから,私達の教会は,今,天の権威をもって,世界に現れました.この権威は,世俗のどんな力や権力とも比較出来ません.


人類の堕落以来,初めて,歴史を治め,神様の理想を世界に示すことの出来るアボニムがここにおられます.彼は,サタンを屈服させて,神様の理想を完成するための中心を立てられました.よって,アボニムと共に生きて,彼に直接侍ることが出来るように,私達に与えられた祝福に対して,感謝と報恩を捧げましょう.


私達の国が存在し,私達の氏族が存在し,家庭が存在し,個人として存在できるのは,私達がアボニムと一つとなった時のみです.アボニムは,天宙の基準です.彼は,4,000年の旧約時代に生きた全ての人達より高い価値があります.そして,彼は,2,000年の新約(クリスチャン)時代に地上に生きて,やがて亡くなった全ての人々より貴重です.彼は,今日生きる70億の人達よりも,そして,更に,将来生きる全ての人達よりも大きく,高いのです.


皆さんは,この事を信じる度合いに応じて達成できますが,もし,信じなければ,皆さんの試みは何も実現しないでしょう.皆さんが,アボニムの価値を理解すれば,皆さんは,彼が,世界の何者とも代えられないことを知るでしょう.アボニムの価値は,あなたが,彼を自分の命の代わりとしても得られない程です.


メシアは,救いの摂理を,良い位置に立ったり座ったりするために,始められませんでした.メシアの使命は,一人や二人の人を救うことではありません.一国や二国を救済することでもありません.メシアとはこういう方です.個人から世界までの万人を救った後,人々が彼に「どうか,私達の国にいらして下さい」と依頼すれば,彼は,「多分,未だ,誰かが地獄に残っているから,私はそこに行って,調べなければならない.」と考えて,そこに行けません.


メシアとして来られた方には,とても恐ろしい責任があります.彼が,個人から世界までの万人を救済した後も,彼は,地獄の底に,誰かが未だ残っているかを調べて見るために,そこに行かなければなりません.


メシアは,主人である神様を解放します.そして,彼は,神様の地上天国と天上天国を創建します.神様が,救いの摂理はもう必要ないと認められる時のみ,メシアは最後に,最高位に上がり,神様の隣に座ります.これがメシアです.


「天宙と全世界を創造された天のお父様,あなたは,私達のアボニムだけの神様ではなく,私達個人,それぞれの神様です.」


今朝,私達が拝読した聖句は,「いつも喜んでいなさい.絶えず祈りなさい.どんなことにも感謝しなさい.」です.


私達は,全ての事に,本当に感謝する必要があります.私達は,感謝すべき物を得た時だけ感謝出来るのではなく,私達の事業が失敗したとか,家庭が一つになっていないなど,悪い事が起こっても感謝する必要があります.何が起こっても,私達は感謝すべきです.私達は,アボニムに言葉だけで感謝すべきではありません.生涯実践し,何時も感謝し,祈祷し,そして,私達は,私達のアボニムに,喜びを与える強い信仰を持つことが出来ます.


私達は,しばしば「絶対信仰,絶対愛,絶対服従」の行を唱えますが,私達は,単にこれらの言葉を発して,リップサービスをしているのか,それとも,それが私達の骨髄から,私達の体と心から発しているかどうかを,自分達でチェックする必要があります.


私達が感謝する時,私達自身が謝意を叫ぶ時,私達に関わる人達の心も,感謝する方向に向かいます.私達自身の人生を振り返る時,問題は常に,私達自身にあり,他の人にはないという事に気付きます.問題が私達の中にあり,他の人ではない事を許容すると,私達は,常に神様に祈り,感謝を献げる人生を生きることが出来ます.


「ありがとう」は,短い語句です.英語では,2音節に過ぎません.韓国語では,5音節ですが,私達がこの短い音節を言う時,感謝が他の人達にも広がるような雰囲気を,私達の周りに醸し出します.私達が,幸せであると言い続けると,その幸せは私達の中で成長します.


一例を出しますと,アボニムがソウルにおられる時,一度,アボニムは私を呼ばれました.そこで,行くと,アボニムは私に,4つのポイントを指示されました.


物事は,あなたが信じる範囲まで完成するでしょう.あなたが宣言し,或いは言う範囲まで.あなたが信仰する範囲まで,そして,あなたが成す範囲まで.


それが,アボニムが私に語られた内容でした.


アボニムは言われました.一度,神様の御心を知れば,「ああ,これはうまく行かない.ああ,私はこれがうまく行く確信がない.私は,これは失敗するかも知れない.」などと一度も再考はしなかったし,彼は常に「これはうまく行く.これは,もう出来た.私がこれを成し,感謝します.」と考えられました.


アボニムは,何時も,テサロニケ第Ⅰ5:16-18の聖句を実践されました.「-いつも喜んでいなさい.絶えず祈りなさい.どんなことにも感謝しなさい.」


アボニムは,何時も幸せで,楽しまれ,神様に感謝されました.


アボニムは言われるでしょう.「寂しく見てはいけません.悲しく見てはいけません.そうすると,全てがうまく行きません.その代わりに,全てを天に委ねて,常に感謝して,喜び,祈りましょう.」


これが,アボニムが常に過ごされた人生であり,私達にも,同様に生きるように励まして下さった人生です.よって,私達もこのような雰囲気を創るように努めましょう.


どうも,ありがとうございます.


ビデオ:

30:38-1:03:49



<鷹の目>
「多分,未だ,誰かが地獄に残っているから,私はそこに行って,調べなければならない.」の行に,小生は思わず嗚咽してしまいました.アボニムの愛が,これ程まで大きく,深いものかと感嘆しました.最後の一人を救済するまで,休まれることはないというのが,メシアの御心境なのでしょう.全人類を救済し,神様を本当に解放されて,天使界も全て解怨された時,初めて,安息されるのでしょう.私達は,メシアをどのように支援し,何を協助出来るのでしょうか.闘いは,まだまだ続きます.アボニムと共に,闘い抜きましょう.


神様とアボニムは,韓氏らが,アボニムを裏切っても,5年も雪辱に耐えて,韓氏らの帰順を待ち続けておられました.2017.9.23(天8.4)がその限界でした.神様とアボニムは,新たに康オモニムを迎えて,遂に,失われた真の父母様の基台を復帰されました.この事を信じる人は,大きな天の福を受けるでしょう.信じない人は,望みが叶わないと思います.どうか,皆さん,2012.9.3(天7.17)以降の,家庭連合における様々な変遷を振り返って見て下さい.必ず,多くの疑義が生じ,神様とアボニムに問いかけざるを得ないと思います.その問いかけが出来る人は幸いです.そして,アボニムの本当の後継者は,亨進ニムであることを確信できる人は幸いです.


テサロニケ第Ⅰ5:16-18の聖句は,余りにも有名です.筆者が,プロテスタント教会に通っていた時,ある牧師に,聖句を記して頂く機会がありました.その時,その牧師は,正にこの聖句を記して下さいました.クリスチャンの理想像を表す代表的な聖句と言えます.以来,数十星霜を経ましたが,これらの聖句は,新玉のように輝き続けています.「いつも喜んでいなさい.絶えず祈りなさい.どんなことにも感謝しなさい.」この聖句の如くに人生を全う出来れば,どんなに幸せかと思います.私達には,悲しみや怒りがあるでしょう.祈れない時もあります.感謝出来ない事は多いです.私達は,アボニムのように,この聖句のように生きられないかも知れません.それでも,パウロらがテサロニケの信徒らに送った書簡には,このように素晴らしい事が記されていました.2,000年を経ても,その素晴らしさは全く褪せていません.ますます,光輝いて,私達に希望を与えてくれていますから,私達もこのように生きられるように努めましょう.

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