サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「三代王権」


2017.7.10



聖書拝読: へブル 4:12-13


神の言葉は生きていて,力があり,如何なる両刃の剣より鋭く,魂と霊,関節と骨髄とを切り離すまでに刺し通して,心の思いや考えを見分けることができます.神の前に露でない被造物はなく,全てのものは神の目に裸であり,逃れることは出来ません.私達はこの神に弁明しなければなりません.


皆さん,おはようございます.


今日は,三代王権について,語りたいと思います.


父子の間の愛の関係より偉大なものはありません.父子は,お互いの為に命を掛けようとします.これは,アボニムと亨進ニムの関係は,天宙自体でさえ与えることが出来ないという意味です.それはまた,アボニムが常に,亨進ニムと一緒に居らっしゃるという意味です.これは,天宙も与えることの出来ない関係ですが,家庭連合はそれを与えようとしています.


アボニムは,御自身が聖和された後に,摂理を導く人として,亨進ニムを選ばれました.彼は,亨進ニムを彼の代身者そして,相続者として選ばれて,三度戴冠をされました.アボニムの後継者は,誰も変えることは出来ません.オモニムですら変更は出来ません.これは,王の王による決定です.そして,実際には,信俊ニムを三代王として選ばれました.


では,亨進ニムは何故,清平の天正宮から離れなければならなかったのですか.それは,彼が,代身者であり,相続者であるからです.また,國進ニムは何故,統一財団を離れて,米国に来なければならなかったのですか.それは,彼としては賢明な決定でした.


家庭連合は,真の子女様達も5%の責任(分担)があると言います.そして,私も,誰かが相続者や代身者に選ばれる時に,責任(分担)があることを否定しません.亨進ニムが,彼の責任分担を果たしたので,アボニムは,彼を相続者そして,代身者に任命されました.彼が責任(分担)を果たしたので,アボニムは彼に王の礼服を着せて,戴冠をされました.


亨進ニムは,戴冠の後で,責任(分担)を果たさなければならなかったと言うのは,意味のない事です.彼が,責任(分担)を果たしたから,彼は戴冠されたのです.それで,皆さんは,アボニムは進んで,彼に戴冠し,その後に,彼がその責任(分担)を果たすかどうかを待って,見て,その結果によって,それを戻します,と言いますか.


アボニムは,亨進ニムを全体的に見て,彼を越える者がいない事に気付いたと,家庭連合の幹部達に語りました.しかし,多くの人々は,この事を知りません.


あなたが,まず,自分の責任分担を完遂しなければならない事が,原理です.アボニムは,これを果たされ,亨進ニムが勝利された事を宣言されましたが,韓オモニムが認めないので,これを認めない人が沢山います.


オモニムには,アボニムとは異なる物差しや基準があるようです.そして,家庭連合は,未だ,オモニムはアボニムと一体であると主張しています.


相続者,後継者そして,代身者の位置は,勝利した人に引き継がれなければなりません.これが,原理です.私達は,この事を真剣に考える必要があります.


アボニムは,摂理をそのような,行き当たりばったりに指揮されませんでした.私は,真の子女様達は,単純にこの世にお生まれになったので,必ず完成したとは思っていません.


彼らには,責任分担があります,それは事実です.真の子女様達は,彼らの責任分担を果たす為に,この地上にお生まれになりました.そうして,彼らは人格を完成し,家庭を築き,被造物の主管を確立するのです.


それが,真の父母様の御理想が,後継の世代に連結するという事です.一人の真の子女様が誕生されたので,摂理がそこに,自動的に連結するという意味ではありません.地上が,サタンに支配されているので,真の子女様達は,サタンの連続の攻撃を受けて来られました.


イエス様ですら,サタンの攻撃を受けました.アボニムは,真の子女様達は,摂理の為に犠牲にならなければならないかも知れないと言われました.これは,サタンが真のご家庭を破壊するために,止むことなく攻撃するからです.残念ながら,真の子女様達は,何時も誘惑と困難な事を受けて来られました.次男の興進ニムは,聖和されました.そして,榮進ニムと孝進ニムも聖和されました.真の子女様達は,極端な重荷を背負われ,試験と試練に直面されています.


真の父母様が勝利されても,その勝利を次の世代に移す一人の真の子女様が居なければ,摂理は継続されません.幸いにして,七男の亨進ニムが,絶対「性」の基準を維持する事に勝利されました.そして,ご家庭を築くことが出来ました.


私達は,エデンの園のアダム家庭で何が起こったのかをもう一度考える必要があります.天使長に誘惑された時,エバは長生期完成級でした,そして実を食べました.彼女は堕落した後,アダムを主管して,同様にアダムを堕落させました.アダムは偽りの夫になり,エバは偽りの妻になり,彼らは偽りの父母になりました.カインとアベルは,堕落後の偽りの家庭に生まれました.


神様は,メシアを地上に送る事ができるように,信仰基台と実体基台を確立する為に,カインとアベルに協助されました.しかし,カインが弟アベルを殺害したため,アダム家庭における復帰摂理は失敗しました.


家庭連合は,亨進ニムは,オモニムに不孝であると言いますが,それは事実ではありません.これをもっと近くで見て見ましょう.現状況の焦点は,アボニムです.私達が,アボニムの御言と伝統を守っているか否かが問題です.


亨進ニムは,この状況の中心です.彼は,オモニムが本来の真の母の位置を離れ,家庭連合の幹部達が,彼女に侍るべく侍っていないことを叫んでいます.私達が,メシアの御言と伝統を守っているか否かが問題なのに,家庭連合の幹部達は,彼がオモニムに孝行かどうかに問題をすり替えています.


亨進ニムは,王の位置が早く与えられるように頼みましたか,アボニムがそれを与えるよりも早く,そう頼みましたか.彼は,お金を頼みましたか.いいえ.彼は違います.彼は,オモニムを追放しようとしていません.また,彼自身がメシアであると言おうとしていません.


このような状況は彼には適用されません.彼がした事は,私達がアボニムの御言,制度と伝統に従うように頼んだことだけです.彼は,代身者と相続者の権能で語られます.彼は,家庭連合の食口達に,アボニムの権威に戻るように,警告しておられます.


彼は,家庭連合の幹部達が,アボニムのメシア権(messiahship)の時代は終わり,今はオモニムのメシア権の時代であると言っているので,彼らを叱責されています.彼は,アボニムが聖和されたという事が,アボニムのメシア権の時代が終わったという意味ではないと言われます.彼は,家庭連合の幹部達は,アボニムが築かれた基盤を破壊すべきではないと叫んでおられます.


亨進ニムは,彼が不正に眼を瞑って,同行さえすれば良かった事は,はっきり分かっていました.そして,オモニムが聖和されたら,統一教会の全ての力と財宝,財務は,彼の支配下になったでしょう.しかし,アボニムの代身者であり,相続者として,彼は,アボニムの御言と伝統を維持し,それらと妥協すべきではないという責任を感じたので,そうする事は出来ませんでした.


これは,不孝なことではありません.最も孝行な行いです.今,彼は,孝子の信仰心の為に迫害されています.アボニムが聖和された後,亨進ニムは,全ての公的な位置から,強制的に退去させられました.彼は,イーストガーデンにすら留まれませんでした.彼は,ペンシルベニアの荒野に来なければなりませんでした.


私達は,このようにペンシルベニアに来なければならなかった亨進ニムの位置を考える必要があります.彼は,アボニムを守るために,全ての位置と栄光,名誉を放棄されました.どうしてこれが,孝子の信仰心の欠如と呼ばれますか.どうしてこれが,真の父母様への反逆と言われますか.彼は,代身者であり,相続者である故に,これは,最も孝行な行いです.この事は,彼が成さなければならなかった事であり,彼の責任(分担)でした.私は皆さんに,彼の説教を聞くように依頼します.


今,私達は,アボニムの御言が世代から世代に伝承されるか否か,それらが一世代で終わるのかどうか,アボニムの聖和で終わり,変えられるのか,混ぜ物が入るのか否かを判断しつつあります.私達は,また,アボニムが,一つの時代の単なる一人の人になるのかどうか,それとも彼は,未来の全時代の人となるのか否かを判断しています.私達は,アボニムのメシアとして来られた目的が果たされるかどうか,或いは,それが切り捨てられて,覆されるか否かを判断しつつあります.


この事を,オモニムと息子の権力闘争と解釈しようとしている人達は,問題の本質を理解していません.もし,家庭連合が間違っているのなら,私達は彼らに対して,立ち上がらなければなりません.「親不孝者」のような言葉で説明するのは,筋が違います.


今,この問題の中心は,アボニムです.


最期まで,アボニムのお命を守る為に,できる事を全て成した人は誰でしたか.そして,人道的な理由から,お命を短くしようとした人は誰でしたか.


アボニムから伝承された祝福の基準を維持しようとしている人は誰ですか,そして,その基準を変えようとしている人は誰ですか.


アボニムの御言を守ろうとしている人は誰ですか.そして,それらの御言を変えて,新しい言葉を加えて,他の言葉を除こうとしている人は誰ですか.


アボニムの血統を維持し,守ろうとしている人は誰ですか.そして,その血統を除こうとしている人は誰ですか.


アボニムの相続者,代身者を守ろうとしている人は誰ですか.そして,その人を追放しているのは誰ですか.


私は,皆さんが,家庭盟誓を唱和している事を知っています.第3節を注意深く見て下さい.「天一国主人,私達の家庭は,真の愛を中心として,四大心情圏と三大王権と皇族圏を完成する事を誓います.」


皆さんは,これを満たしていますか.皆さんは,三大王権を確立し,守るために,できる事を全て成していますか.もし,そうしていないのなら,皆さんは,家庭盟誓を唱和する時,それを変更した方が良いです.皆さんは,それを「三大王権と皇族圏を否定し,拒絶することを誓います」と変更する必要があります.


堕落の後,そして摂理を通して,神様にとって何が最大の苦痛であったかを知る必要があります.エデンの園で,神様は御自身の血統を失い,天の兄弟と全ての家庭を失いました.


血統は,生命より貴く,重要です.血統は,愛と生命が一つになって創られます.愛または生命が無ければ,血統はありません.愛,生命,血統の中で,血統が実りです.神様の愛は,血統に宿ります.人の個性完成も,血統の関係において可能です.


私達は,血統の重要性を記憶しなければなりません.強調し過ぎることはありません.


どうも,ありがとうございます.


https://www.youtube.com/watch?v=CLEzmmNXDec
23:20-59:13



<鷹の目>
家庭連合の幹部達は,事の本質を逸らしています.自分達が,韓オモニムと共に平気でアボニムの御言を改竄し,伝統を破壊しながら,亨進ニムは親不孝だと言って,問題をすり替えています.統一Gで何十年も信仰して来た者達が,簡単に豹変しています.そして,亨進ニムは,勝利していないと普通に考えているようです.では,誰がアボニムの後継者でしょうか.この問いに対しても,いつも返ってくる言葉は,「後継者は決まっていない」という事です.愚かな信仰の典型ではないですか.


アボニムが2012.6.5に真のカイン・アベルの勝利宣言をされました.この事をどう理解し説明するのですか.カイン・アベルが一体化して勝利したという事は,メシアを迎える基台が確立されたという事です.言い換えれば,それまでは,真のご家庭にメシアを迎える基台が出来ていなかったという事になります.小生は,6.5の宣言がよく分かりませんでした.ある時は,顯進ニムと國進ニムがカイン・アベルだと言われた時期もありましたが,その後,顯進ニムは,アボニムの元を去りました.2012.6.5に,いよいよ最期に,カインがアベルに屈服するという歴史的な瞬間を迎えました.その基台が継続されている限り,その基台の上に,メシアは何時でも来られるのです.家庭連合の人達は,6.5の真意を説明しなければなりません.亨進ニムや國進ニムが,親不孝だなどという,軽々な世俗の忠孝観でものを言うべきではありません.お二人がどのような心情で,如何に精誠を込めてアボニムの御言と伝統を守っておられるか,一度でも考えて見なさい,と言いたいです.


古今東西,宗教団体では,教祖が逝去すると,後継者争いが生じ分派のような動きが出るようです.そして,お互いに批判し始めるようです.それこそ,サタンの思うツボです.分裂を狙っているのは,神様ではなくサタンです.亨進ニムと國進ニムは,家庭連合や財団から追放されたのです.まず,その事を正確に認識しましょう.それは,家庭連合や財団において,不正と不義があったという証左です.亨進ニムが2012.10に米国会長になる理由がありません.不祥事は,米国で解決すれば済む事です.また,2013.3に,理事長不在の不当な理事会を開いて,國進理事長を解任しています.これが,不正でなければ一体何なのですか.不正と不義,偽善は何れ,白日の下に晒されるでしょう.正統と正義,善が勝つ筈です.統一食口は,遅かれ早かれ,アボニムが定められた道に戻るしかないのです.それは,亨進ニムに侍る道であり,やがて,信俊ニムに侍る道に引き継がれていくでしょう.他は邪道です.この事に目覚めた人は,勇気をもって立ち上がりましょう.天は,何時如何なる状況,時にも必ず,道を準備して下さっている筈です.失うものがあるかも知れませんが,成約信徒として,アボニムの残された正当な道を歩んで,有終の美を飾ろうではありませんか.


血統の重要性は,言うまでもない事です.アボニムは,真の愛と生命と血統の中で,最も重要なのが,血統であると,何度も言われました.アボニムは,初対面のVIPにも,必ず血統(転換)の話をされたと聞いています.相手が理解するかどうかは関係ないのです.聞いている人は録音でもして,後から聞いて,ある程度理解すれば,祝福を受けたと思います.そのように,アボニムは終生伝道をされたようです.


最も重要な血統を略奪したのが天使長でした.サタンは,その事を良く理解しているので,今も,天の血統を侵害しようとしています.天の血統は,明らかに,亨進ニムと信俊ニムに繋がれています.これを曖昧にして,まがい物を入れているのが,今のサタンです.その事に多くの人が気付かないように隠蔽している事も,彼らの策略です.ここに,心霊と知能の啓発が必要です.二代王様は,食口を裁くことはありません.しかし,メシアの代身者として,食口に,アボニムの権威に戻るように忠告をしなければなりません.その忠告に耳を傾けるかどうかは,一人一人の責任分担です.家庭連合や諸派の古株達は,亨進ニムの事を表面的に批判して,分派などと蔑称していますが,数が多ければ,本流とは限りません.中世の暗黒教団に対して,宗教改革の狼煙を上げた信徒は,多くはなかった事を思い出しましょう.人が多く集まっても誤謬は誤謬です.基盤がなく迫害されて,討たれる者達が,逆に正統とも言えます.盤石の基盤の上に安住している者達には,寧ろ,本当の危機が迫っているかも知れません.


不肖,小生は,特に,日本の統一教会が経済中心に変遷して行った時に,将来,必ず不義や不正が行われるだろうと予感しました.教会は,伝道を中心に運営されていないと,何をしているのか分からなくなります.また,摂理という言葉も,どうなのかと思います.摂理と言う言葉は,本来,神様の計画や意思を指しています.人間の計画や配慮などには使いません.アボニムは,摂理と言って,如何程の資金を動かしましたか.数知れぬ催事を開催し,多くの事業もされました,広大な不動産も取得されましたが,今は,どれぐらいが残っているのでしょうか.残滓が風前の灯の如くとなり,大部分は霧消しました.清平のみがまるでバベルの塔の如く残っています.世界中に祝福の実績が残されましたが,それも今は,混ざりものが入りつつあります.実に,忌々しい事態です.


韓国の幹部達が,富の収奪をしたようですが,アボニムは,それを一々指摘されなかったようです.彼らの中には,日本からの献金は公金ではないと考える者もいるようです.韓国から来た総会長の中には,数年滞在して帰国する時に,法外な退職金を要求した者も居たようです.一度,愚か者が造った悪例は,悪癖となって続きます.人とお金が集まると,大体,不義と不正が始まります.私達は,公金に対する高い意識を失ってはなりません.略奪者は何処にでもいます.天は,彼らの釈明を一々聞いてくれるのでしょうか.一体,誰が不義と不正を許す事が出来ますか.天法(天一国憲法)の三大原則を守りましょう.

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