サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「アボニムの日常生活における三つの原則」


2017.7.31



聖書拝読 : ヤコブ1:17


あらゆる良い贈り物,あらゆる完全な賜物は,上から,光の源である御父から下って来るのです.御父には,変化も天体の回転による影もありません.


皆さん,おはようございます.


今朝は,皆さんに,アボニムの日常生活における三つの原則について,語りたいと思います.アボニムが,神様の御旨の道を始めて歩まれた時,御自身にとても大きい目標を立てられました.


最初のものは,アボニムが言われたように「私は,天宙主管をする前に,自身を主管しよう」でした.今朝,私達は,御自身のために立てられたこれらの目標を達成するために,アボニムは,人生をどのように生きられたかを考え,学ぶ必要があります.アボニムが,神様の御旨の道を出発された時,普通にはされませんでした.彼は,御自身に対して大きな目標を立てられ,それを基準とし,とても高い基準,とても高いハードルでした.


彼の目標は,天宙を主管できるようになることでしたが,実際には,御自身を主管する方が,天宙を主管する事より難しいことに気付きました.傷つき,大きな痛みを感じた時はいつも,御自身は,それらから逃げようとしている事に気付きました.彼は,全てに耐える生活をされ,全ての苦痛に耐えて,この目的のために献身と精誠の祈祷条件を献げました.


彼は,御自身を甘やかすことはできないと気づき,御自身に対してとても厳しく,辛くさえしなければなりませんでした.例えば,美味しい物だけを食べて,口からだけでなく,目も耳も鼻も,楽しい物とだけ関係を持ちたいのは,人間の本性です.


アボニムは,いつも,御自身の楽しみや,御自身にとって楽しいことのみに生きる事は出来ないと,自覚していました.彼は,いつも,御自身の背後には,生きた神様が,常に共におられる事実を認識していました.


アボニムは,人生のごく小さい事にも,多くの精誠と献身を献げました.各段階において,彼はその段階を神様と共に上り,神様が人生の如何なる場面においても共にいらっしゃることを知っていました.そこにおいて彼は,絶対信仰を持っていました.


アボニムにとって,耐えるのが最も難しかったのは,眠る事でした.彼は,人々は普通にしていたら,眠るべきではないと感じていました.そして,眠気(眠欲)を克服するために働きました.


アボニムは,常に,御自身を主管しなければ,天宙主管の実行には望みがないと御自身に語り,いつも,他の人達が考えもしない,できると考えもしないことをしました.


アボニムにとって最も難しかった事は,眠欲を克服することでした.そして,彼はそれに勝利するために働きました.その後には,性欲,食欲があり,それらも克服するのは信じられない事でした.


眠欲について,アボニムは実際,7年間,特定の眠る時間を充てる事がありませんでした.彼は,神様の御旨を果たすならば,眠欲の克服を最初のタスクにしなければならないと決意しました.


次に語りたいことは,食欲です.アボニムは,30歳になるまで,空腹でない日は一日も無かったと言いました.彼は,空腹で,我慢が難しい時,これは克服しなければならない敵であり,克服しなければ,天宙全体を主管することに望みは持てないと御自身に聞かせました.


「徹夜しなければならず,この空腹を克服するために断食しなければならなくても,私はそうしなければならない」と御自身に聞かせました.それが,アボニムの霊的な訓練の道でした.「私が,1日に8時間眠り,3食を頂き,息子達や娘達を持って,普通の人生を導いて,他の人達と同じようにしていたら,何かを達成することを期待できるだろうか」と御自身に語りました.よって,彼は,難しい食欲を我慢するために,黙っていました.


皆さんは,アボニムが特別な人だったから,人生をとても容易に生きられたと考えるかも知れませんが,そうではありません.アボニムは,御自身の欲望が,実は普通の人よりもっと強かったと言われました.よって,それを果たすことは,アボニムにとって,絶対に容易ではなかったのです.アボニムは,信じられないほど働き,精誠と献身を献げ,全ての欲望を克服するためにあらゆる霊的な条件を献げました.彼は,誰も気づかなかった道を歩みました.


エデンの園において,アダムとエバは,自分達を主管しきれず,堕落しました.アボニムは,眠欲,性欲,食欲と闘い,御自身が「OK,今はそのレベルにあり,私は大丈夫です」と言える点に到達することは,信じられないほど難しかったと言いました.彼は言いました,性的衝動と性的欲求を克服しようとすればする程,そのために,更に闘えば闘う程,サタンは,彼を誘惑するために,更に美女を生活の中に送りました.そして,アボニムが性衝動と性欲を克服できた唯一の理由は,神様が共にいらっしゃったからであり,神様が彼を守られたからであり,いつも協力して助けて下さったからであるとアボニムが語ったのを,私はしばしば聞きました.


堕落の血統にある私達のような者達は,自身がサタンに操られるベースにあり,私達には堕落性もあります.よって,サタンは,私達がしたくない事を私達にさせる事ができます.


今朝,私達は,これらの誘惑や衝動を克服するために,アボニムが献げたよりも遥かに大きい精誠と献身の条件が必要となり,且つ私達がそうしなければならないことを知りましょう.


アボニムは,このような衝動を克服しなければ,神様は彼と共に働くことが出来ず,共にいらっしゃることができなかったと言いました.最大の懸念は,もし,彼がこれらの衝動を克服できず,神様が彼から離れなければならない事であったと言われました.そして,アボニムは,これを果たすために一生懸命試み,働きました.


私達にとって,問題は,為そうと言う決意をどれぐらい多くし,このような衝動を克服しようという決意をどれぐらい懸命にするかと言う事です.そうしなければ,私達は,このサタン世界において勝利することはできないでしょう.


世界で勝利するために,アボニムは,このような事を克服するために御自身に強制しました.彼は,睡眠と飢えとセックスを勝利しなければ,世界或いは天宙を主管できないことに気付いていました.


アボニムが難しい問題や課題に直面した時はいつも,「神様は,この状況では,どのようにされるだろうか」と考えたと言いました.それが,アボニムが祈祷し,考えて,そして,解決を得た方法でした.彼は,「イエス様は,この種の状況では,どのようにされただろうか」と考えました.そして,イエス様だけでなく,歴史上の他の聖人達は,このような状況では,どうされただろうかと考えました.それが,アボニムが多くの問題に直面した時に解決を探した方法でした.


イエス様は十字架上で,敵の為に祈りました.そして,アボニムも,特に若い時は,敵の為に祈れるような心を持てるように志しました.そのようにする事は難しい事でしたが,彼はそのために懸命にしました.アボニムは,世界において勝利するためにこれを達成する必要があることに気付きました.またそれが,天宙を主管できる位置に到達するために努力をした方法でした.


今日,サンクチュアリ教会に所属する私達は,多くの迫害や非難を受けていますが,「誰が私達に反対しても,例え全天宙が私達に反対しても,私達は曲がりません,諦めません,私達は勝利できるまで前進するでしょう」と言われているような決意をする必要があります.私達は,天の側に居て,天軍の司令官の位置にある事に自信を持ちましょう.イエス様が,ゲッセマネの園で祈った時の真剣さを持ちましょう.この闘いに勝利できるように,真剣になりましょう.イエス様が,十字架にかけられる寸前に祈った時に,ゲッセマネの園で持った真剣さを持ちましょう.そうすれば,私達は,地上に神様の王国を建てることを許されるという力と決意を持てるでしょう.


神様に祈り,語りましょう「もし,誰も出来ないような事,最も難しい事があれば,そのための責任を私に取らせて下さい.私に責任を与えて下さい」それが,アボニムの生き方であり,彼には,世界中で出来なかった事が無かったという自信を持つに至った方法でした.


私は,アボニムがしばしば語った事を覚えています.つまり,彼は神様に「私は,達成するためにイエス様の愛が必要です.ソロモンの知恵が必要です.そして,ペテロの信仰が必要です.よって,どうかこれらを私に持たせて下さい」と語りました.アボニムはまた,一人の女性を見る時,神様の観点から,姉妹または母と見たと言いました.


今日,東洋の人,西洋の人,原理を聴いて,統一の信仰に至った全ての人々は,アボニムを愛し,とても慕っています.理由は,彼が信じられないことがあり,もしサタンが彼の前にそれを置けば,或いは,サタンが神様の御名を奪い,彼の前にそれを置いても,まだアボニムはそれを信じたでしょう.と言われたからです.


私はまた,アボニムが問題を解決できた時,問題の解決を見つけた時,それができるという興奮は,天宙の何よりも良かったとアボニムから聞きました.彼は,信仰があれば,皆さんは何でも出来る,信仰を持つ事だけが必要ですと私達にしばしば語りました.多くの場合,彼は私達を励まし,信仰を持って前進するように言いました.


よって,アボニムは,これらの三原則を生涯持たれ,勝利するために,絶対的に守りました.アボニムはよく言いました「人々は,私が達成した事,即ち,世界で最も高い位置に上がった事が,私には容易かったと考えています.しかし,決して容易いことではありませんでした.勿論,神様が私と共にいらっしゃり,私と共に働いて下さいましたが,私が成してきたことをするために,信じられないような努力をしなければなりませんでした.」


私達が,人生において,アボニムの為された三原則を出来る時,私達の人生において,信じられないような勝利と奇跡が成されることを,私は知っています.もし,私達がアボニムの息子,娘であれば,私達もこれらの三原則を適用し,日々の生活において実践する必要があります.


アボニムは,神様は,私達全員の主体であり,私達は互いに,対象であり,絶対的なプラスが生じれば,その後,その絶対的なプラスとの関係において,絶対的なマイナスが創られると,しばしば言いました.私達が神様の絶対的なプラスに対して,絶対的なマイナスの位置に立てば,私達は再創造され,第二の神様或いは第二のイエス様になるとも言われました.


このような哲学的基台を持っていましたから,アボニムは全てを克服し,そして,世界を主管することが出来ました.今朝,私達は,自分達が天一国の所有者であると本当に考えましょう,私達の人生において,私達がどのように出来るかを考えましょう.私達は,アボニムの原則を実践する事によってそれが出来ます.そして,それを通して,私達は神様と共に日々働く事が出来ます.


神様は,時々私達が,どれぐらい成長したかを見るために,そして,まだどれ程,為さなければならないかを見るためにテストをされます.よって,ヤコブ1:12にあります「試練を耐え忍ぶ人は幸いです.その人は的確な者とされ,神を愛する者に約束された命の冠を受けるからです.」私達が人生を,アボニムが生きられたように生きる時,そして,アボニムが得たような勝利を得る時,私達は,光の王冠を受けるでしょう.


私達が勝利を得る道はまた,忍耐する事です.よって,ロマ書5:4には,「忍耐が品格を,品格が希望を生む事を知っているからです」とあります.忍耐によって,私達は飢えを克服し,眠りを克服し,性欲を克服出来ます.旧約聖書のヨブ記において,ヨブが多くの苦難を受けましたが,彼は忍耐によって全てを克服したことを私達は知っています.最後に,彼は,失った全てのものを復帰しました.実際には,彼が持っていたものよりも多くを受けました.


また,マタイ5:11には,
私のために,人々があなた方を罵り,迫害し,ありもしない事で悪口を浴びせる時,あなた方は幸いである.


忍耐によって,私達は,神様からこのような祝福を得る事が出来ます.


従って,アボニムが忍耐によって勝利された事を覚えましょう.彼は,全ての事に耐えて,あらゆる迫害に耐えました.私達の前に来る全ての事に耐えましょう,そうすれば,私達は勝利し,地上に天一国を齎す事が出来るでしょう.


どうもありがとうございます.


ビデオ: https://youtu.be/0Eynckb18aQ?t=3061
51:00~1:33:27


Original text :
http://5ddde4ba88b74b62142b1e17_2017-07-31_Father_s-3-Principles-in-Daily-Life_Hyun-Shil-Kang.pdf (webflow.com)



<鷹の目>
久し振りに,康オモニムの講話を読みました.内容は,私達がよく聞いてきた三大欲望の事ですが,実際には,とても難しいことです.例えば,私達は毎日,何時間ぐらい眠っていますか,また,多くの人は毎日三食頂いていると思います.性欲についても,アボニムは,色々な観点から,多くのみ言を下さいました.


睡眠時間は,健康管理の観点からは,8時間ぐらい取りなさいなどと聞かされていると思いますが,私達食口は,5,6時間或いはそれ以下の人が多いと思います.アボニムは,本稿にも記されているように,7年間,真面に横になられることもなく,柱か何かにもたれて,1,2時間活動を停止されて,休まれたと聞いております.お体の活動は停止されても,霊的な闘いは続けておられたと聞いています.束の間の休息中こそ,サタンとのもっと熾烈な闘いを展開されていたようです.私達は,睡眠中にサタンと闘っているでしょうか.霊的な闘いは簡単ではありません.自戒の意味でも問いかけています.


食欲について,アボニムは日本に留学されていた頃,川崎で仕事を終えた後,1食で5合のご飯を頂いた事があったと聞いています.私共が若い時も,1食で2合を食べるのが精一杯でした.そのように大食漢であったアボニムが,30歳になるまで,何時も空腹であったことを想像して見て下さい.ずっと我慢されていたに違いありません.1日に1食の日が何度もあったと思います.自然断食の日もあったでしょう.今は,希少になりましたが,私達は,断食によって食欲を断って,御旨に精誠を込めてきた時期もありました.全国の食口が一斉に7日間断食をした事もありました.それでも,私達の精誠は天まで届かず,地の勢いに呑まれました.今も,毎日,半日断食をしている人がかなり居ます.午前零時から12時までは断食をするので,結果として,1日2食になります.また,昼食を抜く方法もあります.日本人は,長く1日2食の習慣があったと聞いています.昼食を抜くと,実はその間にとても有効な活動ができます.夕食を少し早めにすれば良いでしょう.皆さんも1日2食を体験されては如何でしょうか.兎に角,食を減らし,或いは断食をすることによって,食欲の問題は概ね解決できると思います.


さて,性欲です.ある時,アボニムは日韓の幹部を集めて,若い美しい女性達の裸体を見て,性衝動があるかどうかを尋ねました.男性は,性衝動の有無を下半身の反応から分かるのです.加齢もありますが,アボニムは,心身を統一すれば,どんな美女の裸体を見ても下半身は反応しないという事でした.これを聞いた幹部らは,その厳しい基準に震えあがったようです.女性は,どのようにチェックすれば良いのか分かりませんが,男女共に心の動き,性衝動を主管する事は容易ではありません.既婚者の方が有利と思う人も居ますが,私達は終生注意しなければなりません.サタンは私達の弱点をよく知っています.諸国の要人がチャイナに行ってホテルなどの個室に泊まると,その人の最もタイプと思うような異性が訪ねて来るそうです.所謂,ハニートラップです.ハニートラップに掛かった人は,一夜にして別人のようになるそうです.弱みを握られたと言う焦燥と呪縛が生じるようです.保身第一の人達にとって,弱みを握られる事は,命を預けた事になるのでしょう.誰がとは言いませんが,リーダーは潔白でなければなりません.教会でも,先輩達が道を誤ったという話を何度も聞きました.祝福前の亨進ニムと妍雅ニムは,アボニムから三度,純潔かどうかを聞かれたそうです.私達は,棺に入れられるまで,性衝動に注意して,霊界に行ってもよくよく注意すべきでしょう.


私達は日々の精誠を献げ,神様,聖霊,父母様,善霊のご加護を頂いて,三大欲望を克服しましょう.そして,天一国創建の歴史的一日を確認し,有終の美を飾りましょう.

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