2017.3.13

聖書拝読: マタイ5:23-24

だから，あなた方が祭壇に供え物を献げようとし，兄弟が自分に反感を持っているのを，そこで思い出したなら，その供え物を祭壇の前に置き，まず行って兄弟と仲直りをし，それから帰って来て，供え物を献げなさい．

今日は，どのように祈祷を献げたら，神様が応えて下さるかということを説明したいと思います．

私達が，信仰生活を歩むにおいて，ある問題にぶつかったり，神様と自由に対話ができないような時があります．それは，何か問題があるからです．私達と神様の間に何も問題が無い時は，私達と神様の間が全てクリアーであれば，私達は，神様を受け入れ，また，神様の中に入って行けます．

私達は，全員そのような状態になりたいのです．勿論，私達は，神様に罪を許して欲しいのですが，私達に対して罪を犯す人達を許すことは難しいのです．だから，まず，私達は，私達に対する罪を許す心を持つ必要があります．私達は，皆罪があります．事実，私達の罪は山のようです．沢山の罪があります．でも，私達は，私達に対して罪を犯す人達を許す能力が殆どありません．神様は，私達が他の人達の罪を許す時，私達の罪を許すことができます．神様は，私達が他の人達の罪を許す時，私達の祈祷に応えられ，聞いて下さいます．よって，信仰生活を歩むにおいて，私達は，私達に対して罪を犯す人達を許す能力を開発する必要があります．

誰かがイエス様に聞きました．「私に対して罪を犯す人を，何度許す必要がありますか．」イエス様の応えは，「一度か二度彼を許しなさい．」ではなかったです．イエス様は，「あなたは，彼を7掛ける70回許すべきである．」と言われました*1．つまり，私達は，私達に対して罪を犯す人達を，度々許す必要があります．

私達が祈る時，どのように祈れば，神様が応えて下さるのでしょうか．私達は，他の人達が私達に対して犯す罪を許すことをベースに祈る必要があります．

今朝，私達は，私達に対して罪を犯す人達を，イエス様が言われたように，少なくとも，7掛ける70回，許す必要があることを覚えましょう．それが，神様が応えられる祈りの献げ方です．

マタイ5:23-24において，イエス様は，あなたが祭壇に供え物を献げようとする時，あなたが誰かに罪を犯したか，または，誰かがあなたに罪を犯したことを思い出すかも知れません．そうならば，あなたが献げ物をする前に，まず，献げ物から離れ，あなたの気になる何かがあれば，その人の所に行って，クリアーにして，彼と和解して，そして，戻って，供え物を献げましょう．

夫婦の間でも，和解に欠けて，関係が壊れ，結果として離婚になることが多くあります．

今朝は，神様と私達の間に何かがあるかどうかを反省して見ましょう．私達に大きな罪があって，それが，神様と私達との対話を阻害している事に気づきましょう．もしそうならば，その事を許して頂けるように働きましょう．

世界には，対話のない親子が沢山います．事実，彼らは完全に疎遠となり，親子の関係もなく，関わりもなく，人生を過ごしています．このような人達が，例え，徹夜で祈っても，断食をして，全ての精誠と献身を献げても，神様は，これらの祈りを受けることはできないと思います．

その様な立場にいる人は，供え物を祭壇の前に残して，その人の所に行く必要があります．両親の所か子供の所に行って，許し，許されて，その後で神様に祈るべきです．私達は，許し，許されるべきです．まず，私達に対して罪を犯した人達を許し，そして，彼らの許しを受けるべきです．そうすれば，神様と私達の間には何もなくなり，私達は，神様に祈祷する位置に立つことが出来ます．

私達は，神様と私達の間に，とても大きい対話のパイプを持つことが出来るような人生を過ごすべきです．そして，配偶者，親，子供，兄弟姉妹，あるいは友達との内的人間関係において，私達は，大きい対話のパイプを開発する必要があります．そうすれば，私達は神様の所に自由に行くことが出来ます．そして，私達は，既に応えられたような祈りのアイデアをもって，祈ることができます．つまり，私達が祈れば，その祈りは既に応えられています．

今朝，皆さんの心が楽になり，皆さんが解放されることを希望します．私が言ったように祈れば，皆さんの心が落ち着くでしょう．

私達が，私達の罪は許されたという自信と確信をもって人生を歩む時，私達は凄まじいエネルギーが得られ，神様と共に生きられ，イエス様と共に生きられ，アボニムと共に生きられます．そして，偉大なことを為せます．

聖書に記されています．祈る時は，唯，儀礼的に流れるような意味のない言葉を並べるべきではない．長時間祈っても，神様がその祈りを聞きたいと願っている訳ではない．神様は，祈りにおける私達の姿勢と心に従って，聞かれます．これが重要です*2．

私達が，本当に誠実な姿勢と心を持てば，私達は神様と一体となる理想を完成でき，神様が私達の祈りを聞いて，応えて下さいます．私達が，主の御名を呼ぶ時，主は来られます．私達が，アボニムの心で祈る時，私達は，本当にアボニムと対話ができます．だから，今朝は，そのような心を持ちましょう．

聖書で，私達は，取税人の祈りを読みます．神様は，彼の祈りに本当に応えられました．取税人は神様の傍に近づこうとしませんでした．神様から遠くに離れていました．彼は，とても謙虚に祈りました．イエス様は彼を称賛しました．取税人は，自分の罪を神様に告白し，罪を許して下さるよう神様にお願いしました．イエス様は，神様が彼と共にあったと言われました．

イエス様は，取税人の祈りとファリサイ派の人の祈りを比較しました．後者は，神様の前に行き「私は，全て正しいことを行いました．完全無欠な人生を歩みました．税金を払い，安息日を守り，あなたの全ての律法を守りました．」と祈りました．イエス様は，神様は，このような人の祈りは聞かれないと言われました*3．

私達は，神様の前に来て，謙虚な心で祈り，私達の罪の許しのために祈り，常に罪を神様に告白する事がとても重要です．そうすれば，神様が私達の所に来られ，私達と共にあって，私達の祈りに応えて下さいます．

私達が，そのように祈ると，神様は私達の所に来られ，私達と共にあって，私達の祈りに応えて下さいます．そして，私達はこの難しい世界と戦い，勝利を得る事が出来ます．

今朝，神様が私達の父であり，私達の所に来られ，私達の中に住まわれ，私達を息子・娘と呼び，いつも私達と共におられることを深く知ります．私達のどんな望みも既に与えられ，私達の祈りは既に応えられ，この確信と共に，私達は世界の悪と戦い，勝利できることを知りましょう．

どうもありがとうございます．

*1 マタイ18:22
*2 マタイ6:7-8
*3 ルカ18:9-14

ビデオ: 

22:04-49:41

<鷹の目>
私達は，日々祈祷をしますが，私達の祈祷がどれぐらい神様に聞かれ，応えられたのでしょうか．この重要なポイントを康オモニムは，解説して下さいました．私達の罪は山のように大きいと言われると，返す言葉もありません．無意味な言葉を並べて，長く祈るものではないと言われると，耳が痛いのです．

アボニムは，深い祈りの世界に入って行くと，神様と一体になれると証されました．深い祈りは，どうすればできるでしょうか．神様の事情を尋ねるべきでしょう．私達が，いつも，神様と親子のように簡単な対話をしていたら，どんなに楽でしょうか．何か課題があった時，何か気になることがある時，神様に静かに尋ねて見ましょう．そうすれば，徐々に回答が与えられるでしょう．

世界の人々と事象は様々な背景や要因が複雑に絡んでおり，簡単に行くものではないと思います．しかし，康オモニムは，私達が神様と共にあれば，イエス様，アボニムと共にあれば，全て解決すると言われます．絵空事ではないと思います．2017.3.10の証のように，多くの体験から自身と確信をもって語られたことと思います．私達も，オモニムのような自信と確信を持ち得たいものです．

アボニムの御言葉です．「祈りが応えられるか否かは，その祈りの真剣さによって決定される．」「特別熱心に祈る人々を神様は覚えて，その人が祈っていない時でも共に居て下さるようになる．こうして祈りは常に応えられるようになるのである．」….真の子女