サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「ペンテコステの霊的役事」




2017.3.14



聖書拝読: 使徒行伝2:4


すると,一同は聖霊に満たされ,”霊”が語らせるままに,他の国々の言葉で話し出した.


今日は,屋上の部屋で起こったペンテコステの霊的役事について語りたいと思います.イエス様が十字架に架けられた後,弟子達は,消沈し,寂しくなり,神様が生きていらっしゃるのかどうか逡巡していました.


120人が屋上の部屋に集まって,祈っていました.その時,信じられないような奇跡が起こりました.多くの人が屋上の部屋に来ました.彼らは皆,異なる国々と地方から来ていました.そして,彼らは皆,異なる言葉で話しました.驚くべきことに,弟子達は,自分(の故郷)の言葉を話していることを互いに見ました.


普通はある言葉を話せない人も,その言葉を話しました.外国人であっても,舌がしゃべって,お互いに対話が出来ました.彼らは,あたかも聖霊に指示されて,彼らの語ったように語りました.これは奇跡でした.人々は,彼らが言葉を話せなくても,神様の御言葉を自分達の言葉で聞きました.


罪人は裁かれ,悔い改めた者は受け入れられました.神様には,弁明はありません.善人は善人として認められ,罪人は彼らの行いによって裁かれました.彼らは,畏怖と恐怖で一杯でした.そして,霊によって指示された方法に従って生きていました.


当時の人々は,霊によって生きていました.神様がどの段階も導いて下さるので,彼らには出来ないことはありませんでした.ある人達は,この状態に大きな望みを感じ,また,ある人達は,心配し不安になりました.彼らは,罪を犯したことを知っており,自分達に何が起こるのかと逡巡していました.


2,000年前のペンテコステにおいて起こったことを信じれば,私達は,神様が生きておられ,神様が私達の祈祷を叶えて下さることを信じます.その前の旧約聖書を見ると,同様に多くの驚くような事が起こったのが分かります.


エリヤの時,王が戒めに従わないと,3年半全く雨が降らない時期がありました.しかし,エリヤが神様に祈りました.「神様,私達は何をすれば良いですか.雨が降りません.どうか,雨を降らせて下さい.」すると,直ちに雨が降りました.このことを通して,当時の人々は,神様が生きていらっしゃることが分かりました.そして,神様がこれらの奇跡をされたことが分かりました.


しかし,人々が,アハブ王がしたように偶像を拝むと,神様は彼らを罰しました.エリヤはアハブ王に言いました.「あなたの神が生きているのか,それとも,私の神が生きているのかを見ましょう.試しましょう.そして,あなたの生贄が受け入れられるか,私の生贄が受け入れられるかを見ましょう.」王のバアル預言者達が献げようとする時,エリヤは彼らに言いました.「あなた方の雄牛を選んで,あなた方のために用意しなさい.私は,私の雄牛を選んで,私達は両方を献げて,何が起こるか見ましょう.」そして,バアルの預言者達は,彼らの献祭を献げ,どんなに多く祈っても,何も起こりませんでした.


エリヤが,彼の祭壇に火が降るように祈ると,実際に天から,火が降りました.しかし,火は燃えていても,祭壇は燃えなかったことを私達は知っています.人々がこれを見ると,驚き,多くの人々が集まり,彼に従いました.


ここにおいて,神様は,自ら生きる神様である事を見せて下さいました.人々は,自分達の目でそれを見ました.私達は,このような事が実際に起こり,神様が本当に生きておられる事を理解しなければなりません.善人が祈ると,神様はその祈りに応えて下さり,その人を通して,奇跡を起こします.


歴史を通して,神様によって,人々が聖霊に満たされ,奇跡が起こった時があり,神様がまだ生きておられ,今日も霊の役事をなさっていることを,私達は知る必要があります.


エリヤは,死人も生き返らせました.生き返ったのは,やもめの息子でした.霊が既に体から離れていましたが,エリヤは息子を死から蘇らせました.私達は,これらの記録から,神様は本当に生きておられ,このように信じられない奇跡を起こされることが分かります.神様は,歴史において奇跡をなされ,今日も続けておられます.


私達は,ソロモンの祈りを知っています.彼は,知恵のために祈りました.そして,神様は,彼に信じられないような知恵を与え,人々は,その出来事において,神様の霊の御業を見ました.列王記上において,神様はソロモンに言われました.「あなたは,知恵を求め,私は,あなたに知恵を与えました.私は,あなたに,今も将来も誰も及ばないような知恵を与えました.」この奇跡は,ソロモンにもたらされました.


草創期にアボニムと共に居た人が私に言いました.アボニムが,一日に12時間祈ることは普通です.アボニムは祈り,涙をたくさん流され,目は腫れ上っていました.霊の役事は自動的に起こるものではありません.それは,私達の信じられないような精誠と献身をベースに起こります.アボニムは,何かが完遂するまで祈られました.それが完遂するまで祈り続けました.そして,神様に泣き叫ばれました.


アウグスティヌスも,雨が降る程の涙を流して祈られました.イエス様もよく祈られました.そして,祈られる時,神様を父と呼びました.精誠と献身をもって,神様を呼ばれ,彼の周りの人達は,神様に対して父と息子の関係が分かりました.


私達は,イエス様が,ある所で5,000人の人達に,5つのパンと2匹の魚を分けられたことを知っています.彼が,そうされたのは,人々が彼を信じないので,人々に彼が命じることのできる力を見せるためでした.イエス様は,神様に祈りました.「私の願いではなく,御心が為されますように」イエス様は,重要なことと,彼が為すべき重要な決定,そして私達が学ぶ事(教訓)を神様と論じました.私達は,同じようにしなければなりません.彼は,信仰をもって祈りました.「私が祈れば,それは為される.為されることを私は知っています.」そして,これは,彼が弟子達を教育した内容です.


人々は,よく言います.「私は,祈り方が分かりません.」或いは「神様は,私の祈りに応えて下さるとは思いません.彼は,本当に私の祈りに応えてくれますか.」しかし,イエス様は,神様が祈りを聞いて下さる事を絶対的に信じました.そして,これは,私達にも必要な同じ信仰の形です.


自信と確信を持ち,神様が私達の祈りに応えられ,祈ったことを完遂されるという信仰を持ちましょう.


エフェソ3:20には,「私達の内に働く御力によって,私達が求めたり,思ったりすること全てを,遥かに超えて叶えることのお出来になる方に,…」とあります.


これが,私達に必要な信仰の形です.祈祷は難しくありません.対話です.神様との対話です.皆さんが知っている誰かと対話をしているだけです.皆さんは神様と話しています.神様と論じています.それが,祈り方であり,人々が,精誠と熱意で祈る時,神様はその祈りに応えて下さいます.


私は,イエス様がラザロを死から生き返らせた時,彼は祈った事を指摘したいです.イエス様は,十字架の道を行かれる時も,エルサレムのために祈られました.神様は,私達の父です.神様は,この世の父親達が世話をするより遥かに,彼の息子娘達を世話してくれます.神様は,私達の背後にあって,私達を支援して下さっています.


だから,自信を持ちましょう.そして,神様の力が私達を通して働かれるという信仰を持ちましょう.


どうもありがとうございます.



ビデオ: 


17:57-45:32



<鷹の目>
アボニムが聖和された直後は,聖霊の役事はありませんでした.韓氏や教会幹部の逸脱行為によって,聖霊が降りて来られる基台がなかったと思われます.アボニムの聖和から,5年を経て,遂に,真の母がもう一度立たれて,失われた基台が整えられて来ました.私達が待ちに待った成約のペンテコステは,やっと始まったのです.しかも,今のペンテコステは,アボニムから聖霊を頂くと言われています.


ペンテコステを受けた人は,それぞれに役事を体験しています.新しい聖霊を受けて,悔い改めて再度出発した人が多いです.中には,霊的な体験をした人もいます.また,持病や体の不具合が治癒された人もいます.今は,聖霊を頂いて,真の父母様に近づいて行く時代です.


さて,実体聖霊を唱える人がいますが,聖霊は,元々人間ではありません.イエス様の花嫁になる人が立てなかったので,新生のために霊的な真の父母様の基台が立てられたことは,原理で学んだ通りです.イエス様のお相手の代わりに神様は,聖霊を送られて,地上人に様々な役事をされました.今も,同じです.イエス様やアボニムを通して,送られる聖霊は,遍在される存在であって,ロゴス女性とも言われていますが,人間ではありません.つまり,実体聖霊は偽りです.なお,マリアが聖霊によって身籠ったとありますが,この聖霊は,ロゴス男性と言われています.


成約時代のアボニムからの聖霊を頂き,信仰を正し,日々精誠を尽くして,歩みましょう.

×

非ログインユーザーとして返信する