サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「ステファノの殉教」



2017.3.17



聖書拝読: 使徒7:57-59


人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ,ステファノ目掛けて一斉に襲い掛かり,都の外に引きずり出して石を投げ始めた.証人達は,自分の着ている物をサウロという若者の足元に置いた.人々が石を投げつけている間,ステファノは主に呼びかけて,「主イエスよ,私の霊をお受け下さい」と言った.


今日は,皆さんにステファノの殉教について語りたいと思います.


パウロは,聖書に13巻を記しました.しかし,彼が神様の御言葉に気付く前に,パウロは現れ,ステファンの殉教に関与していました.アボニムは,無知ならば完成はできないと言われました.もし,パウロがもっと早く神様の御旨を知っていれば,彼は,ステファノの殉教に関与する事は無かったでしょう.


もし,彼が神様の御旨を知っていれば,彼はこのような事はしなかったでしょう.従って,神様の御旨を知る事は,私達にとっても重要な事です.今朝,思うことは,私達全員がこの地上に来て,やがて去るという事です.実際,私達は,5分後に何が起こるかさえ分かりません.


私が今日語るように,私は,嘗て一緒に,神様の御旨を果たすために,血と汗と涙を流して来た人達の事を考えています.今朝,国家メシアの人達を,他の年配の夫婦らを,アボニムと一緒に65年間働いた人達,60年,50年そして,40年間働いた人達の事を考えています.嘗て,共に神様の御旨に従って来た,これらの多くの人達の事を考えました.


ステファノは,石を投げつけられ殉教する寸前に,神様を讃えました.そして,イエス様を知り得た事に対して神様に感謝しました.彼は,死の瞬間も感謝していました.私達はこの事から学び,ステファノの殉教を私達のモデルとする必要があります.


私達の教会は,血と汗と涙で築かれました.教会で活動した人達は,アボニムが地上で,神様の御旨を完成するのを助けるという,性急且つ誠実な望みがありました.私達は,韓国で,日本で,米国で,ロシアで,そして,世界中の場所で,もし必要なら,神様の御旨の祭壇に,私達の命を捧げる覚悟で,共に活動しました.これが,私達が兄弟姉妹として,活動した事でした.


今朝,ここに座ると,私達が一緒に活動した時以来,多くの事があり,多くの事が過ぎ去った事に気付きました.私達は,嘗て,一所懸命活動し,苦しみましたが,苦難の道より,むしろ行くべき勝利の道が,私達には残っていると思います.今から,苦難より,むしろ大きな福と価値ある時間が訪れると信じます.


私達は,嘗ては,空腹に苦しみ,私達より裕福な人達を妬みましたが,今は,とてつもない天の祝福が,直ぐに私達に訪れると思います.神様とアボニムは,皆さんをその儘にはしておきません.皆さんは,途方もない祝福を受けるだろうと信じます.


私は,ずっと自分に言い聞かせて来ました.「私は,裕福な人達を妬むことは無い.」私に何かが欠けていると感じた時,沢山のお金や財布の中のお金が無くなるような体験を多くしました.私に何かが欠けていると考えると,私の持っていた物さえも,私から去りました.私は,それを度々経験しました.


そして,私はいつも自らに言い聞かせました.「私には,欠けるものはない.裕福な人も私には何もない(私の尻尾は掴んでいない).」皆さんがそう感じ,そのように考えて,自分自身にそう語ると,事実,皆さんの人生において,欠けるものはないでしょう.


「世界には,実に多くの物が回っています.必要以上のお金も回っています.富,健康,そしてお金が私に与えられます.私は磁石です.私はお金と健康と富を引っ張ります.私は,お金が好きだし,お金も私が好きです.富の幸せが,日々私に訪れます.アボニム,ありがとうございます.神様,感謝します.私は,幸せです.」皆さんが,このように歌えば,福は,日々皆さんに訪れるでしょう.


誰かが,裕福になりたいと考えれば,彼らは,霊的な生活をおくることはできません.私は,聖書に現れる金持ちの事を見ることを勧めます.特に,旧約聖書において,多くの金持ちの人を知っています.私達は,アブラハム,イサク,ヤコブ,モーセそして,イエス様の全員が,富について教えています.この人達は,地上で裕福に暮らしました.彼らは,今日私達が想像できるお金持ちよりも,もっと裕福な人生を送ったことが,聖書から分かります.


皆さんが,真の父母様から祝福を受けたなら,皆さんは途方もない祝福の中に生きています.皆さんは,天一国の祖先となれるでしょう.お金持ちになる事は皆さんの権利です.皆さんは,富のための鍵を握っています.でも,皆さんがそのことに気付かないで生きています.皆さんは,富のための鍵を掴む資格があります.天の主は,私達に必死で,全ての物を与えたいのです.でも,私達がそれを得るためには,5%の責任分担があります.


今,皆さんはこの原理を知りました.鍵は皆さんの考えと証です.皆さんがこの原理を知らなかったから,心配して生きていました.それで,今日から,皆さんは,「私は金持ちだ.私は裕福だ.」という事を知って生きれば,皆さんは,心が豊かになるし,外的にも裕福になるでしょう.


西洋の国々では,多くの人達が一所懸命働いて,お金持ちになり,裕福な生活をします.私達が,神様を所有し,アボニムを所有し,二代王様を所有していることを知って生きるなら,私達は既にこのような富を与えられたことを知るでしょう.そして,私達の信仰は変わり,私達の心が変わり,人生も変わるでしょう.


外的な物によるこのような祝福は,私達に幸せをもたらしません.外的な物が最初に来ると考えると,主体と対象が逆転します.まず,皆さんは心の中に,喜びと平安を持ちましょう.最初に,この途方もなく価値ある祝福のビジョンを抱かなければなりません.その後,これらの外的な物は,潤沢に,皆さんに与えられます.皆さんが,外的に願うことは,皆さんの内的な願いに依存します.外的世界は,結果の世界であり,私達の考えの表現です.


私達は,自分達と,思考と私達の心を神様とアボニムそして,天宙に一列に繋ぐ必要があります.私達が幸せと平安に満たされると,それらは私達から放射し,私達が幸せと平安を天宙に送ると,私達が内的に感じる事の外的な表出として,人生を生きることが出来るでしょう.


私達は,内的には,天一国の所有者として生きる必要があります.私達がそうすれば,外的にもできます.神様とアボニムは,私達が天一国の所有者となることを本当に望んでおられます.私達は,天の祝福を本当に実践できるようになる必要があります.そして,神様とアボニムに認められる権威を持てるでしょう.


今日から,皆さんは貧乏だとか,欠けているとかは,考えないで下さい.その代わりに,皆さんは神様を所有する偉大な者であることを理解しましょう.神様とアボニムは皆さんに所有されています.これを実体化すると,皆さんの人生は変わります.


皆さんが,これを出来ないと考えれば,出来ないでしょう.難しいと考えると,難しくなるでしょう.でも,私達は,これは全く出来るという確信をもって生きる必要があります.神様とアボニムと二代王様がどれ程,天一国を私達に遺贈したいと思っておられるか,考えましょう.私が述べたように,私達の人生を変える必要があります.


私達が,神様と共にいられることが,天一国を相続できることが,そして,私達が,アボニムの相続者であり,代身者である二代王様と居られる事が,どんなに素晴らしいかと考えます.これは,私達に天の全権威を与える中心となることを許諾するものです.アボニムが,相続者と代身者として,亨進ニムにこのとてつもない祝福を与えました.この祝福は,彼を通して世界中に広がっています.私達が信じれは,私達が信じたように達成されます.


自信をなくさないで,自信をもって生きましょう.今までの歴史は,カインがアベルを殺して来ましたが,今は,カインとアベルが一体化し,神様の霊の凄まじい役事が世界中に広がります.


これが起こると,神様は幸せです.神様とアボニムは喜びに満たされます.そして,二代王様が経験された全ての苦難は,栄光に転換されるでしょう.でも,私達は責任を果たさなければなりません.だから,今日から,これをしましょう.


どうもありがとうございました.


ビデオ: 

25:44-54:50




<鷹の目>
ステファノの殉教の行を見ると,目頭が熱くなります.神様とイエス様を一心に信じ,迫害し,殺そうとする者達にとりなしをされたステファノは,イエス様の愛と生き方をそのまま示してくれました.私達の拙い歩みは,到底ステフアノに及びませんから,申し訳ない思いが沸き出します.時代的な恩恵を受け,アボニムの血と汗と涙の犠牲の代価によって,祝福を受けた私達は,ステファノにも証ができるような歩みを一度でもしたいものです.


康オモニムは,共に歩んだ多くの食口の事を語られました.命懸けで渡米されて,3カ月にも満たない時期に,毎日のようにオモニムは語っておられます.多くの食口らとの思い出が髣髴し,説話の内容がやや変遷したようにも感じますが,多くの食口らのことを思い出し,彼らが正道に帰ることを祈念されたに違いありません.


康オモニムは,私達の心掛けとして,「私には,欠けるものはない.裕福な人も私には何もない.」と考える事を説諭されました.これは,中々難しい事です.しかし,祝福の価値を考えると,私達は,何物にも優る大きな恵を頂きました.その事だけで十分のように思いますが,神様は尚も,私達に何かを下さるようです.そして,私達が天一国の所有者となり,内外共に満たされることを願っておられるようです.


天一国の開闢を早めるのも,遅らせるのも,私達の責任分担の遂行如何に掛かっています.自覚した者達が,神様と真の御父母様を信じ切って,二代王様・王妃様を支えて,祝福を拡大しつつ,天一国実現を推進して行きましょう.

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