サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

家庭連合の幹部達,韓鶴子氏の教えに合わせアボニムの教えを逆さまに引っ繰り返えす!




ピーター・ダリー氏
2019.4.19


2019.1.12に呉教授が,家庭連合のメンバーに1dayワークショップを行うため,メルボルンに来ました.彼は,創造される前に,神様はお一人だった時があったと言いました.これは,アボニムの教えによるものです.….天聖経P482, 5章「創造本然の男女の愛」6節


「そのような美しさを通した喜びは,神様お一人では体験することが出来ないのです.そのような美しさは,相手がいてこそ体験するようになるので,それが神様が人間を創造された目的でもあるのです.」


次に,彼は曖昧に「神様は男性と女性の両方です.天の父母です.両者が共存しておられます.」と言いました.


呉教授は,HJグローバルニュースにおいて,2018.11.10に韓鶴子氏が述べた観点に合わせました.


「天の父母の創造と同じです.神様の命令によってなされたのではありません.『太陽あれ! 水あれ!』のように.命の誕生は,天の父と天の母がいらしたからだと,私は言っています.皆さん,分かりますか」


彼女ははっきり,創造の時に「天の父」と「天の母」がいらしたと言いました.韓鶴子氏は,二人の神様を信じる二神論者です.


では,呉教授は何を信じていますか.創造の前は,神様はお一人であったのですか,それとも,韓氏のように天の父と天の母を信じるのですか.


彼は,アボニムが教えられたように,創造の前は,神様はお一人であったと信じていたことが分かります.そこで,彼は,天の父と天の母がいらしたという韓氏の観点に合わせて,考えを変えました.


「神様は,男性と女性です.…両者が共存します.」彼は,はっきり韓鶴子氏と同じ観点です.


呉教授と韓氏は,いつ,アボニムの教えから,二性性相の関係を認めないように,逸脱したのでしょうか.例えば,「原理講論」には,性相と形状が第一の性相であり,男性と女性は属性,または第二の性相とあります.


従って,私は人として,性相(心)と形状(体)の内的性相の二性性相を持っています.男性と女性は,第二の性相です.私の心と体は授受作用をしていますが,私の男性と女性の二性が授作用をしている感覚はありません.


神様の被造物は,男性と女性の二性性相を持っていますが,同時に,全ての存在は,男性か女性です.両性はありません.男性と女性の両性を持った存在は,機能しないでしょう.存在は,男性か女性の生殖器を持っており,両方はあり得ないことは明らかです.


神様においても同様です.神様も本陽性と本陰性の二性性相を持っていますが,原理講論に記されているように,神様は父なる男性です.韓鶴子氏と家庭連合の幹部達は,アボニムの教えを逆さまに引っ繰り返しました.本陽性と本陰性の二性性相を第一の性相としました.これが,今の家庭連合の混乱の原因です.


呉教授は,「1960年の祝福は,『子羊の婚姻』でしたが,国が無かったので,宣布することができませんでした.」と言いました.


2011.2.9の「真の父母様の御聖婚の最終的な段階」において,アボニムは異なった説明をされました.


「皆さんが,原理を学び,祝福を受けたとしても,皆さんが受けた祝福は,実体の祝福ではなく,皆さんがサタン世界の罠から逃げ出すための条件です.祝福を受けた後,皆さんは完全に正しい道に変わり,正しい方向にならなければなりません.私も,第一次と第二次の祝福を受けました.第三次が最後です.私達は,真の父母様になってから,祝福は受けていません.」


アボニムは,第三次の祝福をとても明確にされました.それは,2013.1.13に行われると言われました.


残念ながら,韓鶴子氏は,2012年に堕落し,アボニムを裏切りました.そして,祝福はありませんでした.韓鶴子氏は,2013年に「基元節祝福」と呼ばれる祝福を挙行しましたが,それにはアボニムの権威がありませんでした.


韓氏は,自身を復帰することなく,アボニムが聖和されてから,アボニムの御言を削除しています.アボニムと「真の父母様」の写真を除いて,アボニムの御名とイメージを消して,代わりに自身の写真に置き換えています.


彼女は,アボニムが決して信じなかった「新しい」教義を作りました.そして,最悪な事に,彼女はアボニムの権威のない祝福を作りました.彼女は,それを受けた食口らを,彼らが教会に来る前よりも悪い状態にしました.堕落とアボニムを裏切った後,サタンが彼女と彼女の与える祝福に侵入したからです.


呉教授が語った,2013年の韓鶴子氏による「基元節祝福」は完全な救いをもたらしたというのは,完全に誤りです.悲しいことですが,この祝福は逆の効果があります.


韓鶴子氏は,アボニムの教えを逆さまにして,彼女は「元々存在する女性神」の化身であり,彼女は,アボニムの御言を正しく除去し,新しい偽りの教義に変えることが出来ると,言っています.


「元々存在する天の母」はいません.アボニムは,メシアの妻の位置にある人が完成すると,彼女は神様の妻になり,天の母になると説明されました(天聖経p1110).元々存在する天の母の考えは,偽りです.


アボニムの相続者,後継者である亨進ニムは,韓鶴子氏の堕落とアボニムへの裏切りのために,彼の位置を引き受けました.彼は,神様の摂理を継続し,アボニムの教えと伝統を残すために,サンクチュアリ教会を立ち上げました.




<鷹の目>
原理の予定論で学んだように,人間に対する予定は相対的です.アボニムが聖和された後,色々な変節があり,今に至っていますが,韓氏の変節が一番大きいのではないでしょうか.「天の母」まで登場し,二神論(二元論)を唱えるようになったので,ユダヤ・キリスト教からは,完全に逸脱しています.それは,メシア観にも累が及び,無原罪の独生女などという虚構が生じました.


天上では,神様と真の父母様を中心に,地上では,後継の二王様・王妃様を中心に,理想世界が実現されていく過程に入りました.異なる神様を崇拝する集団が,果たして,地上天国を創建できるでしょうか.御言と祈祷を崩されて,どうやって戦えば良いのでしょうか.家庭連合や他の派に属している人達は,目覚めましょう.何処に,アボニムの御言と伝統が残っているかを見極めましょう.

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