サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

アボニムと韓オモニムは,何故,完成期の祝福に至らなかったのですか


ニコラウス・ビュートル氏
2017.12.6 Weekly Sanctuary Emailsに添付  


親愛なる兄弟姉妹の皆様


1996.9.15に,アボニムは言われました.「どんな力が,地獄のこの世を変えることができるでしょうか.神様の愛に生きなければ,それは不可能です.つまり,唯一,絶対,不変,永遠の基準によらなければなりません.私達の生殖器の本来の所有者は,神様です.」よって,メシアの核心的な挑戦は,一人の女性を復帰して,私達の神様と一つとなって,神様を中心とした家庭を築く事です.それは,アボニムのみが出来ることですが,これはお独りでは出来ません.等しく妻に依存しています.


50年以上韓鶴子氏と結婚されてきた後,アボニムは,2011.9.2に,未だ,結婚式ができていないと言われました.「私は,一瞬たりともくつろぐことが出来ません.私は,若い時期は,この使命に全て費やしました.オモニムが自身の道を70歳まで歩まなければならないので,私は,未だ結婚式ができないままです.」アボニムは,完成期の祝福(結婚)式が出来なかったのです.私が,既に指摘したように,彼は神様による本当の祝福に至ることなく,世を去りました.


その時,アボニムは尋ねました.「私が,真の父母様の結婚式をすると言わなかったですか.私は,準備が出来ていません.皆さんは,精誠を奉げて準備をしなければなりません.世界で,私達が花嫁となるべきだと説教している人達の10倍,100倍,1000倍,或いは1億倍の精誠です.さもなければ,皆さんは新しい祝福を受けられないでしょう.」とても悲しいことですが,このような準備は,正しい心で叶いませんでした.従って,最終段階の聖婚式は,果たせませんでした.


アボニムは,最後まで,何度も何度も,真の母との一体化の勝利基台を立てることを試みました.私は,この事実の例として,「オモニム,きついお勤めありがとうございます.アボニムに頭を下げて下さい.」にて語りました.そこで,アボニムは,2012.4.14に,ラスベガスの聖和宮において行った特別な儀式にて,「内的神様と外的神様が完全に一体となる所では,文鮮明師と韓鶴子氏は,エデンの園において,堕落の影が全くない,真の父母様となることができて,神様が『あなたが,善悪を知る木の果を食べる時には,きっと死ぬであろう…』と語られた位置に戻ります.」と語られました.


アボニムとオモニムは,堕落前のアダムとエバの位置に到達しました.そこで,決定的な問題は,天使長によって与えられた果を食べたか否かでした.最も悲しく,悲惨なことに,これは事実でした.例えば,アボニムが2004.2に言われました.アボニムはオモニムに3回,説明し忠告されました.「従って,真の父母様は,神様と一体化し,永遠の体を主張するために,共に歩み,一所懸命働くのです.あなたは,この事を知る必要があります.オモニムは再創造され,作り直される必要があります.オモニムが主張できるものは何もありません…オモニム,分かりますか.あなたは,自分の責任とアボニムの責任を知る必要があります…オモニムを中心として,アボニムがオモニムと一体となるのは,堕落ではないですか.私達は,原理から離れることは出来ません.」…489巻,27-29ページ.


608巻,303ページに記されているように,アボニムは2009.2.27に「考えがあって生きているのか,それとも考えないで生きているのか,オモニムに言いなさい.オモニムも38度(平行)線を越えるべきなのです.彼女は,『あなたは,御自身の道を歩まれます.そして,私には,私自身の道があります.』と言いました.だから,私達は別れています.僅か1%或いは,0.数%の差異があっても,私達は別れるのです.私達は,天国の門に一緒に入らなければなりません.堕落は,二人が互いに堕落しました.二人は,互いに蹴飛ばしたのです.二人で,地獄の底に落ちました.


何故,私は,所謂オモニムを再臨主として発表出来ないのでしょうか.もし,私がこのようなことを発表すると,全てはなくなります.全員が蹴飛ばされ,ドアは閉められます.神様でさえ,人類を行かせて,ドアを閉めるでしょう.そして,真の父母様に対しても,ドアを閉ざすでしょう.神様は言われます.『少なくとも,真の父母様であるあなたは,残るべきです.』だから,私は残ります.そして,彼らは残る人を除こうとします.私が立つ足場は何処にありますか.」


1年後に,アボニムは,語る事の出来ない悲しい状況において,次のように言われました.「花嫁,私は,花嫁に会えませんでした.神様の女性に」(2010.3.7).これは,アボニムが,妻と彼が一つになっていないことに直面しているという事実です.何度も何度も,アボニムは,神様の御心を中心に彼と一体化する事が,オモニムのタスクであると語られました.


考察として「オモニムは,私と完全に一体化する事によって,完成しなければならない.」2010.11.21にアボニムは「夜の神様,昼の神様,王の王,そして真の父母様は,一体であるべきです.」と言われました.アボニムとオモニムの一体化は2010年までに為されませんでした.そして,1年後の2011.11.5に,アボニムは,「第一と第二は行われました.第三は最後です…夜の神様と昼の神様が結ばれる前に,私は,真の父母様の第三の聖婚式を行わなければなりません.」と宣布されました.


そのタスクは達成されず,アボニムが聖和される半年前に語られた悲しい状況が残っています.「夜の神様と昼の神様は,まだ結婚式が出来ませんでした.皆さんは,夜の神様と昼の神様が別れているのを知っていますか.」(2012.3.4).そして,この語れない悲惨な事実は,今日まで残っています.夫婦が完全に一体となるように精誠を尽くした祝福カップルが申し出るまで,そして,神様の祝福において,完成期の一体化を示すまで,残っています.


2011.9.2に,アボニムは「真の父母様は結婚しましたか.オモニム,あなたは結婚しましたか.」と尋ねられました.オモニムは「蘇生期,長生期,完成期….」と応えました.アボニムは「私達は,全部の儀式をしましたか.」どうして,アボニムは尋ねましたか.完成期の聖婚式が達成できていなかったからです.


聖和される1年前に,アボニムは,基元節の祝福の途轍もない重要さを語られました.「たった今復帰された人を含めて,全天地は,真の父母様が決めたD-Dayを知るべきです.真の父母様の聖婚の日に誰かが眠っていますか.水の中の魚達はどうですか,彼らは私達の聖婚式に参加したいですか,したくないですか…真の父母様の本当の聖婚は,世界の全ての形あるもの,亡くなって,埋葬されて骨と肉が腐った人々さえも,来て参加したいのです.皆さんが亡くなっても,来たくないですか.どうですか.皆さんが亡くなって数万年経っても,真の父母様の聖婚の歓喜の場を祝うために,生き返りたくないですか.そうしたいですか,したくないですか.それを見たいですか,見たくないですか.[勿論したいです].D-Dayはいつですか.何日残っていますか[499].皆さんは,その日に実在の真の父母様が来られ,聖婚をされると思いますか.」この最大の幸福と,真の父母様の聖婚による充実の歓喜の日は,基元節に示されましたか.いいえ,最も悲しいことに,成されていません.


2011.9.3に,アボニムは,言われました.「真の父母様は,天地が互いに共鳴する圏で,聖婚をなされましたか.」「真の父母様の最終ステップは,天地の共鳴圏に入る事であり,エデンの園で行われるべきだった聖婚式をなさることです.それは,真の父母様の結婚式であると同様に,神様の結婚式です.天地にこだまする家庭の完成を意味します.


これらの御言は,私には最も恐ろしい御言です.最も恐ろしい御言です.それらを最も好きになる前,私には最も恐ろしい御言です.エデンの園に残らなければならなかった唯一の御言は,『真の父母様』であるべきでした.彼らが,嫡出の後継者であるからです.皆さんは,それを知らなければなりません.私が,二日前に話したことは,『いわゆる真の父母様は,本当の意味で聖婚式をなさいましたか』です.」完成圏における真の父母様の聖婚を達成することは,アボニムが繰り返して指摘しましたが,アボニムには最も恐ろしいことであり,再臨主の最も難しい挑戦であり,彼の妻が責任分担を果たせず,未達成のままで残りました.


食口は,アボニムが2011.9.1に聞かれた,真の父母様は,本当の意味で聖婚をされましたか,ということを思い出します.正しい答えは,何ですか.「出来ませんでした」そうでなければ,食口は,この悲しい事実から,アボニムを思い出す必要は無かったのです.アボニムは更に「何故,私は,夜の神様と昼の神様のことを態々言いますか.人類には,統一された一つの伝統が無い事が問題です.最も重要な事は,共鳴圏を造る事です.共鳴圏について,今の状態は,アダムとエバの堕落以前の状態より安定しています.」不幸にも,このような心の共鳴の安定な基台は,アボニムとオモニムの関係では達成できず,アボニムは,お二人が,神様の完成期の祝福を受ける基元節を見るまで,生きられませんでした.


「祝福と理想家庭」の6章にあるように,「エバの神様への不信を蕩減するために,オモニムは,神様に100%信用される固い信仰を確立しなければなりませんでした.エバは夫のアダムを堕落させました.よって,エバの失敗を蕩減するためには,オモニムはアボニムに100%信用されなければなりませんでした.神様とアボニムから信用を勝ち得たオモニムの勝利の霊的基台を得て,神様の日が選ばれ,制定される筈でした.」そうです.1968年の最初の神様の日の基台として,アボニムとオモニムの蘇生期の一体化は,達成されましたが,神様がお二人の完成期の聖婚を祝福できるレベルにおいて,お二人の心底からの一体化はなされませんでした.


2012.7.16に,アボニムは説明されました.「アダムが責任を果たせなかったので,彼は,エバを失いました.エバは,神様と天地を蹴り出しました.私は,オモニムを見つけて,教育し,侍るように準備しました.創造主の代身であるアダムの妻の位置に,オモニムを置くように,固く決意しました.私は,生涯を通して,オモニムを再創造してきました.故に,私は,彼女に全世界の前で,そのようなステータスを贈るでしょう.」


7x7日後に,アボニムは,聖和されました.何故ですか.彼は,完成期において,世界の前に,真のエバとして立つため,真の母の心を完全に彼及び神様と一体化させた勝利の基台を果たせなかったからです.勿論,彼女は多くの勝利を果たし,アボニムは何度も彼女を褒めましたが,最終的に,彼女は自分の道を行きました.それは,私が,この2週間,多くの質問を提示したように,アボニムが多くの方法で確認したものでした.


皆さんに,アボニムの2011.9.4の御言を思い出して欲しいのです.「真の父母様の聖婚式がなければ,伝統がありません.血統がありません.」アボニムとオモニムのご聖婚は,完成期においては成されていません.従って,お二人の相続者としての役目を託された最年少の息子さんによって,祝福は相続或いは伝達されていません.そして,神様によって与えられる特別な祝福のための完成期における勝利の基台が全くないので,亨進ニムがされる祝福は無意味です.


家庭連合のメンバー達は,アボニムとオモニムは一体化した勝利の基台があると主張しているようですが,真の父母様の勝利のために必要なこの基台は,縦横の八段階の全てにおいては,完成されていません.このことは,アボニムの2010.7.1の説明のように,アボニムの御心を知れば,容易に分かることです.「2010.5.15(陰暦)に,オモニムと私は,最終宣言をしました.オモニムと私は,韓国の問題と政治に関する他の問題について,協定を結びました.それは,オモニムは,何があっても,私と一体であると,彼女が約束した時です.彼女の約束に基づいて,私達は宣言しました.堕落世界との戦いの最中に,オモニムと私は,神様を中心とした神聖な約束を交わしました.その宣言の時は,明白です.三つが,旧約,新約そして,成約の三時代を表しています.


特に,これは,第三時代,成約時代,失敗の許されない時代を意味しています.『私達は,完成の時代を迎えたので,旧約,新約,成約の結論と終結であり,私達は,真の父と真の母の最終一体化圏が完成し,成就した時代を宣言し,捧げます.それは,神様が全体・全般・全権・全能となる時代です.』」


皆さんは,アボニムの御言を注意深く聞きましたか.アボニムは,お二人が一体化し,オモニムかアボニムと一体化するという,神聖な誓を神様の前でしました.と言われました.物事を,アボニムから離れて,彼女のやり方でしたことが,その時までは,沢山ありました.神様の前で誓われましたが,再度破られました.よって,アボニムは奥様に頼まなければなりませんでした.例えば,2012.4のように,彼に敬礼するように…私が既に論じた通りです.


事は,水晶のようにクリアーです.アボニムは,お二人が完成期の神様の祝福を受けられるレベルまで,一人の女性を復帰するために,出来る事を全てされましたが,奥様が約束を繰り返して破り,意図に反して,生涯に立てた基台の多くを消し去り,遂には,彼女自身の新しい宗教を造ったため,達成できませんでした.それは,韓鶴子氏はメシアとして,夫の原罪を贖ったという新しい教義によって,万人が,生きる神様の代わりに,真の父母様を拝するものです.


そうです.これは,韓チョンジェ氏がしたことです.アボニムが,生涯教えてきた,エバはアダムを通して復帰されるという原理の真理を否定しています.彼女に従って,家庭連合のメンバーは,原理の理論的な説明における信仰を離れ,韓鶴子氏が呼んでいる「真の父母様の宗教」のメンバーであることを好んでいます.彼女は,人々に,ご自分が作った組織で,自分を中心に一つになるように話しています.最新のピースTVで,皆さんが聞いた通りです(http://www.ipeacetv.com/briefing/7372/245463105).彼女は,御自分を中心とした世界の実現を追及しています.神様との絶対的な一体化のゴールを主張する代わりに,直接,私達の「天の父母様」によって導かれ,天国が到来して,新しい時代が来ると主張しています.そこでは,もはやメシアは必要でなく,中心人物に従うこともないと言います.神様が直接支配する圏が人々に開かれ,そこに入って,24時間神様が現存されて,住むからです.


アボニムとオモニムの関係に関する全ての問題は,アボニム御自身が応えられました.私が,お二人の御成婚について何があったかということを論じた通りです.アボニムの御言と原理の観点から見れば,物事は,水晶のようにクリアーです.御言には,四大心情圏の全てを発展させた真の愛に満たされた世界を建設する為に必要な回答が,全て含まれています.


神様の全き真理,神様の立場は,天国が到来した新時代にははっきり示されます.そして,誰も知らなかったと弁解はできません.アボニムが実際に言われたことを真面目に果たす事は,皆さんと私の責任です.どんなに苦しくとも,真理は,私達個人へのものです.


神様の真の家庭の理想は,再臨主の生涯においては,達成できませんでした.しかし,彼は,神様の人間に対する直接主管の新時代における,神様を中心とした絶対的な家庭を築きたい全ての人々に対して,道を開いて下さいました.愛する家庭を築くために知るべき全てを,私達は知っています.そして,所謂「真の家庭」の状況に関わらず,私達はそうすることが可能です.アボニムがはっきり言われたように,私達は,メシアの結果には依存しないからです.


皆さんと私は,今や全人類に可能な,神様の真の息子・娘になる道を歩むかどうかを決めます.この天宙的な仕事を支持するために,私は,人々が真の愛の本質を深く学び,互いにそれを表すことを助けるために,原型として,「第一真の愛研究ホーム」を造りました.


正しいことを優先し,日々更に愛する人になろうと注力する人に祝福がありますように.敬具


ニコラウス



<鷹の目>
ニコラウス氏が多くの御言を引用して,2012.1に予定されていた真の父母様の「完成期の祝福」が達成できなかったことを説明しています.要するに,アボニムとオモニムは一体化出来なかったのです.勿論,韓オモニムは多くの勝利を果たし,アボニムは何度も彼女を褒めましたが,最終的に,彼女は自分の道を行ったということです.更に,韓オモニムは,新しい教義を掲げたようです.荒唐無稽な「無原罪独生女」などを信じる人は,信じれば良いでしょう.しかし,その教義は,原理からは離れています.


人間には,自由意志があり,生涯をどのように歩むかは,各自の責任分担です.私達も,アボニムから,何度も何度も,御言を受けて,為すべきことを知らされてきました.しかし,為すべきを為すか否かは,私達一人一人の責任分担です.アボニムの御言を正しく理解し,御言によって示されている道を正しく歩みましょう.


ニコラウス氏が,亨進ニムのなされる祝福について,祝福についてコメントしていますが,本稿は,2017.12以前に投稿されています.つまり,2018.2.28の天一国生命の書入籍祝福以前の観点である事を付記しておきます.亨進ニムは,2017.9.23に,真の父母様の「完成期の祝福」を挙行され,その後も,入籍祝福までの期間は,「アボニムの権威に戻るための祝福」という特別恩赦のような祝福をされていました.


原文を添付します.
http://files.constantcontact.com/2bd8186d401/e6fe489b-8a4e-459d-ab44-82a14ef14f03.pdf

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