サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

実体御言グループの支持者達へのオープンレター



私は,ジョン・ロッシです.2015年からサンクチュアリ教会に所属しています.統一教会には1974年からです.私は,皆さん達の活動を,多くの支持者がいる友人から聞きました.私は,この手紙を書く義務を感じました.その本質は,イエス様が私達に教えて下さった内容を思い起こすものです.つまり,私達は,神霊と真理を崇拝すべきです.


皆さんが,アボニムの最後のスピーチの一つに集中している事に気付きました.そして,そのスピーチを他の人達に伝えて,多くの人達を感動させました.アボニムの御言はとても強力です.しかし,そのスピーチは,明らかに,アボニムの他の言行を取り消すことは決して出来ません.


彼の全ての御言と業績は,明らかです.アボニムは,私達の為に,この最後のスピーチに注目する事によって,物事を単純にしようとされましたが,彼の生涯は,私が見聞きしたものより,遥かに多いです.それを踏まえて,アボニムは後継者を選ばれました.


その後継者は,アボニムの御言を高めていますが,私が語る内容より,もっと多くの事をしています.彼は,アボニムの精神(聖霊)を伝えることによって,彼らの根本的な意味と本質を表すアボニムの御言に,命をもたらしています.


それは,聖書に似ています.私達には,イエス様の御言が残されていますが,聖霊がいなければ,彼はこれらの御言を伝えられませんでした.アボニムと共に時を過ごす恩恵に浴した私達は,彼の聖霊を少しだけ理解しています.そして,御言を,アボニムと共に過ごした体験を通して得られた,聖霊の感覚によって理解できています.


イエス様は牧会者として来られましたが,再臨主を考えると,キリストは戦士として来られました.それが,事実ではないと思うなら,黙示録を読んで下さい.亨進ニムは戦士です.彼に,愛がなく,慈悲がない訳ではありませんが,究極において彼は,悪に立ち向かい,悪がどこに現れたとしても,闘うでしょう.


彼は,特に若い人達を訓練する事,そして,良き夫達や妻達となるだけではなく,信仰と神様から与えられた自由の盾となる事に関心があります.亨進ニムは,天国の基盤建設に責任を持っています.だから,彼は新しい事を強調しています.そして,人々は,彼がアボニムに近く,似ていることに混乱しています.しかし,亨進ニムの言行は,アボニムの御言や業績に反するものは,全くありません.


彼の精神は明白です.そして,日々の生活も同様です.彼は,私達がアボニムを,真理と神霊において,本当に理解できるように助けてくれます.アボニムが亨進ニムを後継者とされた時,アボニムは,彼が信仰においても,また,他のどの面においても,私達を越えていると言われました.彼は,亨進ニムを「代身者」と言われました.よって,アボニムの観点においては,亨進ニムは,アボニムの真理と神霊を伝える最高の人でした.アボニムの最後のスピーチの御言に集中して,私達が彼を判断すると,私達は,彼の事をアボニムの見方で見ることができないでしょう.


彼を通して,私達は,自立,自己防衛,苦行,兄弟達の番人と保護者となる方法,自然と調和する方法,自然界を讃える方法,そして,地上天国(天一国)で生きる方法を学びます.これらの事は,最後の一つのスピーチで定められるものではないし,アボニムの精神的側面と異なるものでもありません.それらは,全てアボニムの御言と関係しています.


実体御言Gの最新の著書「基元節と聖和」において,なぜ,アボニムのホープであった亨進ニムに,1ページしか割いていませんか.どうして,康オモニムについて,全く記されていないのですか.なぜ,韓鶴子氏が最終的に,アボニムに戻ったと書いてありますか.アボニムは,中心人物が一度,使命を果たせないと,その人は,二度と用いられないと,言われませんでしたか.私達が「愛,愛,愛」について考えると,今は争いの時であり,私達は戦争の最中ですから,混乱します.戦争では,死傷者が出ます.韓鶴子氏は,その一人ではないのですか.


地上に,生きた中心人物が居なければ,アボニムに従う私達は,キリスト教の内部で生じたように,最終的に分裂するでしょう.これが,アボニムが世代から世代への生きた後継者が,常に居ると言われた理由です.亨進ニムとそのご家庭,同様に康オモニムの値打ちに気付いて下さい.そして,アボニムが願われた統一に留まる道を見出しましょう.

キリストにあって,
ジョン・ロッシ



<鷹の目>
この手紙の文面だけでは,意図がよく分からないかも知れません.私見から少し解説をします.


アボニムの最後の御言とは,2012.7.16の女性UN創設大会における御言を指していると思われます.そこで,アボニムは,「オモニは私が育てました.オモニは居ません.文総裁の妻の位置には誰も居ません.(彼女は)自分勝手にしています.*1」と言われました.ここから,駒場Gは,「誰かの母が堕落したということは,彼女は不完全であるという事です.このような母が持つ,どういう血統から子女様達は生まれたのでしょうか.その血統を持った誰かが,後継者になれますか.もしそうならば,その基台(ベース)は何でしょうか.」(同45ページ)という主張に繋がります.


原理講論を確認しましょう.111ページに,「エバが堕落したとしても,もしアダムが罪を犯したエバを相手にしないで完成したなら,完成した主体が,そのまま残っているがゆえに,その対象であるエバに対する復帰摂理は,ごく容易であったはずである.」とあります.2012.1の時点で,真の父母様の基台が崩れましたが,アボニムは既に完成されており,基台の復帰のためには,韓オモニムの悔い改めと完成への条件が必須でした.それらが,未達成のまま,アボニムは聖和されましたが,2012.6には,國進ニムと亨進ニムの一体化勝利によって,メシアを迎えるための基台は確立されていました.その状態が約5年間維持され,神様とアボニムは,韓オモニムの帰還を願われたのですが,これが,遂に果たせず,2017.9.23の康賢實オモニムをお迎えした完成期の祝福となりました.


亨進ニムは,2009.1において,アボニムの後継者とされています.その位置は不動です.2013.1.13に出所不詳の聖酒の件がありましたが,亨進ニムは,これも蕩減復帰されて,後継者の立場とアボニムの権威を守られて,今に至っています.


ロッシ氏の指摘する通りです.亨進ニム・妍雅ニムが,アボニムの正当な生きた後継者です.このポイントを見失わないで下さい.このポイントが曖昧になると,全てが見えなくなります.韓氏以下家庭連合が,どんなに御言を改竄し,教義を曲げても,駒場Gなどが,虚構を展開しても,正当な後継者を信じる者が正統です.アボニムが重視された「祈祷力」を高め,「直観力」を研ぎ澄ませましょう.


*1 

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