サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「右の強盗と左の強盗」


2017.4.10


聖書拝読: ルカ23:33-35


「されこうべ」と呼ばれている所に来ると,そこで人々はイエスを十字架に付けた.犯罪人も,一人は右に一人は左に,十字架に付けた.


その時,イエスは言われた.「父よ,彼らをお赦し下さい.自分が何をしているのか知らないのです.」人々はくじを引いて,イエスの服を分け合った.


民衆は立って見つめていた.議員達も,あざ笑って言った.「他人を救ったのだ.もし神からのメシアで,選ばれた者なら,自分を救うが良い.」


みなさん,おはようございます.


今日は,イエス様と一緒に聖書に登場した,一人は右,一人は左にいた二人の強盗について,語りたいと思います.イエス様は,十字架で亡くなりましたが,彼は,真理の根本であり,人として来られました.彼は,真理の種として来られました.しかし,この種は,彼の死の結果,十字架に植えつけられました.


あなたが,アボニムの最初の10巻の説教集を見れば,彼が,イエス様について,沢山語られたことを知るでしょう.最初の10巻の説教において,イエス様の位置,環境,そして,執られた行動が語られています.アボニムは,それらの説教を語られる時,何時も沢山,泣いておられました.私は,覚えていますが,何時か,アボニムが語られた時,激しく泣かれて,聞かれました.「どれぐらいのクリスチャンが,イエス様の環境を知っていますか.そして,イエス様の心情を知っていますか.」


私は,世界中で,アボニム以上にイエス様を愛した方を知りません.そして,イエス様が霊界におられて,アボニムが大声で泣かれたのを,どのように感じられ,イエス様はとても辛かったに違いありません.


アボニムが,このように語られた時,私は,アボニムがイエス様のこと,イエス様の環境,そして,心情を本当に良くご存知であったので,驚きました.アボニムは,どのようにして,それ程まで多くを知り得たのかが,私には疑問でした.私は,彼がイエス様をどんなに深く愛し,どれ程イエス様に近かったかを知りました.


私は,アボニムがイエス様の事を語られた時は,いつも,気楽な道ではなかった事を証します.私は,アボニムが,私達の知らない,途轍もない知識をもっておられることが分かりました.言葉では表せないことを理解されていました.私は,アボニムが感じたに違いないことを,イエス様はどう聞かれたかと思いました.アボニムは,知られていない事,イエス様がその時まで表明されていない事を,語られました.私は,この事が,アボニムとイエス様の完全な一体化をどのように齎したのかを熟考しました.


イエス様が十字架に架けられた時,それは,完全に不当な状況でした.彼は,どんなに恐ろしかったでしょうか,この道で殺害されるのが,どんなに惨めに感じられたでしょうか.アボニムが理解し,彼の苦痛を感じる事ができたので,イエス様はどれ程,慰められたでしょうか.そして,イエス様は,彼の状況を,どんなにアボニムに語り,地上天国を創設するために働いているアボニムを見て,どんなに慰められましたか.


しかし,そこには,イエス様の十字架の代わりに生きた独りの人,バラバが居ました.


イエス様が,十字架上で亡くなろうとする時,「私はまた来ます」と言われました.「十字架によって行きますが,十字架によって戻ります.」イエス様の時の環境は,今は,世界的なレベルで実りを産み,並行して,イエス様が言われた時,即ち,彼が戻るのは終末の時です.


二人の強盗は,勿論多くの罪を犯し,多くの盗みをしました.今,左の強盗は,多くの罪を犯したにも関わらず,それを認めませんでした.実際に,イエス様を非難しました.しかし,右の強盗は,違っていました.彼は,神様は生きた神様であって,神様がその状況に責任を持たれている事を感じ,認めていました.


左の強盗は言いました.「私は,どのように罰せられるのか,これは不当だ.もし,生きた神様がいるのなら,彼は,これが成される事を許さないだろう.」イエス様は,何も言われませんでした.右の強盗が言いました.「私達は,自分達の罪によって罰せられている.」彼は,彼らが罰せられるのは正しいが,イエス様は罪を犯していないし,罪が無いことを認めました.彼は,イエス様に懇願しました.「あなたが,御国に行かれたら,どうか,私も一緒に居させて下さい.」


イエス様は,その日,右の強盗は,一緒に楽園に居るだろうと,言われました.右の強盗は,死の瞬間に救いを受けました.歴史を通して,天国の門を開いたのは,右の強盗でした.彼は,天国の門を開く業の最前線に立ちました.


私達は,共産主義者や左翼によって支持されている,神様はイエス様の時も,実際にはいらっしゃらなかったという考えは,左の強盗であると分かります.だから,今日,共産世界はもはや,受け入れられないし,消滅しつつあります.


右の強盗は,神様は生きておられ,私達の人生に働かれ,霊的な役事をされていると,断言している人達を表しています.右の強盗は,神様が生きておられ,私達もその事を証さなければならないと,証言しました.だから,私達は,直ぐに,私達の命を差し出しても,共産主義と戦わなければならないし,そうすれば,私達は,世界に救いを齎すでしょう.


今朝は,神様が生きておられることを覚えましょう.彼は,生きた神様です.私達は,そのことを歴史を通して知っています.神様は,過去,現在,未来をご存知です.そして,今日の世界に働かれています.


今日の世界は,個人主義の時代であって,更に,その方向に向かっています.アボニムは,しばしば言われました.米国が米国の為だけに生きれば,遂には,消えてしまいます.英国が英国の為だけに生きれば,英国も消えるでしょう.続く事はできません.


だから,私達は,神様の御言とみ旨の種を植えなければなりません.そして,私達は,神様のみ旨の為に生きる家庭,国家,世界を建てなければなりません.自国の為だけに生きるのではなく,世界の為に生きれば,神様の天一国を創建出来るでしょう.


私が,アボニムに最初にお会いした日に,彼が,私に語って下さいました.「世界中の人達が良く生きることが出来る時が来るでしょう.その時,ある種の楽園が建てられます.」アボニムは,地上に天一国を創建する為に来られました.そして,彼は,生涯を通して,その創建の為に出来ることを何でもされました.


だから,私達は,天一国の為に生きなければなりません.食べでも食べなくとも,寝ても寝なくても,私達のすることは全て,その目的のためでなければなりません.私達は,天一国の為に生まれたことを理解する必要があります.アボニムは説明されました.彼は,常に,天一国の創建に集中していたので,夜良く眠れませんでした.彼は,言われました.「座る時はいつも,一人では座りません.私は,世界中の人種と一緒に座らなければならないし,そうすれば,万民が一緒に,この王国を創建できます.」


アボニムが食事で座られた時,彼は,一人で頂きませんでした.彼は,世界中の人々が,何を食べているかを考えました.そして,「人々が一つの食事を分かち合えたら,どんなに素晴らしいでしょうか.」と言われました.アボニムは,そのような世界が到来することを祈られました.そして,時々,このような世界は既に来ていると宣布されました.


アボニムは言われました.「天の子女達は,サタンの位置を越える栄光の位置に座る事ができる筈です.そして,神様は間違いなく,このような子女達を愛されます.」彼は,一人の息子がサタンよりも劣ったならば,それが神様に,どれ程の悲しみとなったかを表現されました.それで,彼は,神様の息子,娘達が,サタンの位置を越えられるように維持しました.


私達も,アボニムが表現された心情から学び,そして,毎日そのような心情をもって前進する必要があります.アボニムは,私達にいつも,世界中の人達と手を繋ぐことを願われました.私達に世界中の人達と関係を持つことを奨励されました.そうすれば,私達が,神様の王国を完成する為に,共に働く事ができます.アボニムが,神様の王国を建てられて,そして,私達が,神様の王国を果たす時,それはこの地上に本当に到来します.


私達は,今日,多くの迫害を受けていますが,迫害に怯んではいけません.その代わりに,私達は,地上に神様の王国を創建しているのだという確信をもって,前進しましょう.


アボニムは,後継者を立てられました.彼は,代身者と相続者を立てられました.そして,彼(代身者)を通して働かれています.アボニムは,今は休めるし,慰労を感じられるのですが,私達は,彼の遺志を完遂するために,一所懸命働く必要があります.


私は,アボニムが,代身者と相続者を立てることができて,彼の為に祈り,彼に3回戴冠して,真の父母様の祝福を与える事が出来た事が,どんなに幸せであったかを熟慮しました.


今日,私達は,二代王様・王妃様と一体化して,彼らと共に,地上に神様の王国を創建する為に働くという固い決意をする必要があります.


どうもありがとうございました.


ビデオ: 

25:35-56:05



<鷹の目>
右の強盗は,イエス様と共に楽園に入り,その後,クリスチャンの祖となりました.右翼とは,本来,神様を信じる者達を指すようです.左の強盗からは,共産主義者が生じたようです.左翼とは,無神論者を言うのです.イエス様の代わりに生かされたバラバの末裔から,イスラム教が出て来たとも言われています.私見では,左の強盗は,ユダヤの大富豪になって,今も闇の中で,世界を動かしている存在と考えます.共産主義者は,彼らの支援を受けて,ロシア革命を起こし,中華人民共和国を建国して行きました.


イスラエルは,神様の選民として,神様から最も愛され,栄光の位置にあったにも関わらず,神様の独り子イエス様を殺害したため,神様から最も遠い,悲惨な位置に転落しました.それは,サタンに最も近い位置とも言えます.国を失った流浪の民は,世界中に広がり,様々な商いを営み,特殊な技術を磨き,徐々に富を手にしました.サタンは,今も人類と万物を主管しています.巨万の富をもって,人類と万物を支配しています.そのように考えると,deep stateの正体が,徐々に白日の下に曝け出されつつある今日は,いよいよ,神様とサタンの最後の闘いの火蓋が切って落とされた時であると推察します.


世界を永久に支配しようと試みる闇の勢力に対して,果敢に立ち上がったのが,アボニムであり,今は,後継者の亨進ニムが受け継いでおられます.天に押されたトランプ大統領もその動きに立っています.二代王様は,何時も,生命の危険に晒されています.自己防御対策はされているようですが,今は,王様と王権を守る者が余りにも少ないのです.王権不詳の王国は,既存の国々と同様に権力の集中に陥ります.家庭連合や諸派に属する人達は,目を覚ましましょう.私達,統一食口は,アボニムの代身者,相続者,後継者である亨進ニムを守るために居るのではないですか.違いますか.熟慮して下さい.

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