サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

鉄の杖フェスタから自由運動の芽生え 


2019.10.22


主はこう言われる.天は私の王座,地は我が足台.
あなた達は何処に私の為に神殿を建て得るか.何が私の安息の場となり得るか.これらは全て,私の手が造り,これらは全て,それ故に存在すると,主は言われる.
私が顧みるのは,苦しむ人,霊の砕かれた人,私の言葉におののく人.
….イザヤ66:1-2


神様は,私達の父です.夜も昼も子供が侵害を受けないかと心配し,子供に何か問題が生じないかと保護してあげ,またある反対の用件が現れないかと防御してくれる父母です.そのような父母の本質を求めて行く道が,善の道,愛の道です.人間は息子,娘として,神様の完全な愛を受けなければなりません.….天聖経,第3巻,第2章,344ページ


亨進ニムと國進ニムのご家族が,メイン州においてキャンプをしていたため,私は,聖日礼拝を指導するように言われました.レジス・ハンナさんが,1年前のストーリーとは実に対照的な,鉄の杖自由フェスタを圧倒的に推進する取材・報道を報告してくれました.中国共産党の「環球時報=人民日報系」さえも,イベントの小さい記事を載せて,フェスタにおいて,少年が,ライフルの射撃を学んでいる姿を特集していました.多分,彼らは,香港の少年達が考えて欲しくないこととして-報じたと思います.


礼拝では,フェスタにおける亨進ニムの初日と二日目のスピーチを放映しました.彼は,初日に,米国の建国の父達が,権利の章典において,自己防衛の権利を正式に記す必要性が分かった理由について,論じました.また,彼は,命を懸けて,北朝鮮の興南収容所とご自身のお父様,文鮮明師を解放した米国の退役軍人達に謝意を表明しました.米国軍人が,命を懸けて,韓国を共産主義者の独裁から解放していなければ,彼は,おそらく,生まれる事すらなかったでしょう.残念ながら,全体主義の脅威は,今日も世界中で,実に多く残っています.米国の多くの指導者層や団体が,米国の共和党政府の創始者らが築いたボトムアップ方式よりも,中共が例示するトップダウン方式の支配を好んでいることも,ショッキングな事です.


二日目に,彼は,現代の生物学の研究と考古学の検証が,ダーウィンの進化論を論駁した8つの理由について,論じました.これらの内容は,亨進ニムの新刊本「見捨てられた私達の父,旧約と新約聖書の神様の放棄」においても,詳しく論じられています.


私達の,現代文化は,ダーウィン主義のカルトになりました.その目的は,若者達が神様の実在と神様の創造への畏敬を考えないようにすることです.


鉄の杖自由フェスタは,米国の献身的な兄弟姉妹,海外から来た人達,更にはパイク郡(オハイオ)の退役軍人,出版社の人達,財界のリーダー達,そして修正第2条グループなど,多くのパートナーの協力がなければ成功しませんでした.このようなイベントを通して,「ショーン牧師」は,宗教団体のリーダーを越えつつあります.彼は,次第に,国内の自由運動の預言的な声として,認識されるでしょう.


サンクチュアリ教会聖日礼拝「主の立証」,2019.10.20



<鷹の目>
亨進ニムが,自信と確信をもって,堂々と語られた二日間のスピーチを再度聞いて,その洞察の深さに驚かされます.非常に多くの情報をまとめておられます.本稿では,パンザー会長は,ダーウィン(進化論)の誤りについて,取り上げていますが,8つの根拠は,実に細密に調べられています.端的に言えば,生物学や考古学のその後の発展によって,ゆっくりした進化は無かったという事が明らかにされています.種の変化は突然であったという事です.この点から,ダーウィンの予告通り,彼の仮説は根本から崩れています.そして,神様の知恵が生物に投入されて,神様の創造によって,生物は生まれ,また,進化したという事です.


生物学や生命工学を専攻している人達は,神様の知恵と創造を認めざるを得ません.今の人間の知能では,生物の機能を越えることは出来ません.世界の研究者達が,試行錯誤で,遺伝子や幹細胞の未知の機能を探求しているに過ぎないからです.生体機能に対して,「何故」を問わないのが,現代科学です.「何故」を問うと,神様の領域に入ってしまうので,敢えて問わない様にしているのです.


聖書の預言は,素晴らしいと思います.詩編1章にも,人は領土を受け継ぎ,鉄の杖で治める(守る).と記してあります.人間は,神様の形に創られたという創世記の記述を否定したのが,唯物論であり,共産主義です.人間が,神様の心情やロゴス,創造性などを考えると,共産主義は完全に後退します.それを食い止めるために,ダーウィンの仮説などが実しやかに語られている左傾化した教育の現況を思うと,悔しさと怒りを覚えます.多くの若者達を,唯物論に走らせて,人倫道徳を破壊して,社会を淪落の渦の中に巻き込もうとする勢力を,私達は,座して眺めるだけではいけません.アボニムの提唱された純潔運動も最近は,トーンが下がっています.もう一度復興すべきです.そして,神様とアボニム(=メシア)の叫びを証かしましょう.


力強い二代王様の呼び掛けに,アボニムの再来を感じます.まるで,アボニムご自身が語っておられるようです.亨進ニムの真摯な御言に呼応しましょう.鉄の杖自由フェスタは,今回が初回です.来年以降も継続します.アボニムが興南収容所から解放された以北帰還の記念日に行うのです.亨進ニムの御言は,今後の世界を救済して行く指針になるに違いありません.そして,その指針に同参した者達の歩みは,天一国創建のために大きく貢献し,飛躍して行くに違いありません.

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