サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「彼は狂ったように全人類を愛した」



2017.2.4


ヨハネⅠ4:20「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば,それは偽り者です.目に見える兄弟を愛さない者は,目に見えない神を愛することができません.


本日は,65年前に起こったことをお話しします.アボニムはその時,自信満々に語られました.自信と確信に満ちておられました.アボニムは絶対的に語られ,もし,誰かが「いいえ,違います.それは,正しくありません.真理ではありません」と言えば,大きな闘いが生じたでしょう.


アボニムは時々言われました.「皆さんはこのことが信じられませんか.これは,私が作り上げたことだと言いますか.もし,信じられないのなら,行って,すぐに死んで見なさい.一度,死ねば,私の言うことが正しいと分るでしょう.」と言われました.「一度,霊界に行けば,私が真理を語っているか,偽りを語っているか分るでしょう.」と言われました.


彼は,絶対であり,過去にも決していなかったし,アボニムのような方は,永遠に現れないのです.お話をされる時は,全精力を捧げました.語られる時はいつも,今日世界中に生きている全人類の救済のみならず,過去に生きていた霊界の全霊人達の救済を決意して,語られました.


私は,1952.5.10に,アボニムに初めてお会いしました.アボニムは,その朝,原理(原本)を脱稿されて,神様に祈られたのです.「神様,今,私はこれを書き上げました.私は,これを世界中に広めなければなりません.伝道を始めなければなりません.どうか,イエス様を強く信じている信徒を,私のもとに送って下さい.」


アボニムは,このみ言を,イエス様を信じている人達(クリスチャン)に伝えたかったし,神様にそれができるように,お願いしました.彼は,この目的のために,多くの精誠と献身を捧げました.


脱稿された原理は,原理原本でした.手書きでした.彼は,午後にはもう,伝道を始めることを決意されました.そして,その目的のために,精誠と献身を捧げました.彼は,神様にクリスチャンを頼まれて,私がその網にかかりました.


アボニムは,私一人に語って下さいましたが,まるで,数千人に語られるように,語って下さいました.おそらく,アボニムは,自信がなく,小さい声で語ったら,サタンが来て,私を連れて行くと感じたのでしょう.だから,彼は,私の鼓膜が破れそうになるまで,大声で語られました.


そこに,私達が学ぶべき教訓があると思います.私達が,神様のみ言を語る時,私達は最大限の自信をもって語らなければなりません.いやいや語ったり,言わされているように語ることはできません.私達は,自信と確信をもって語る必要があります.自信がないように語ると,聞いている人達の心を動かすことは期待できません.全員が聞いていること,人々の魂と霊が聞いていることが,全宇宙より大切であることを理解する必要があります.そして,その人を救うことを決意しなければなりません.


アボニムが語られるみ言は,神様が正しいと認められたものです.神様が認めた真理です.更に,サタンも真理だと認めたものです.


アボニムは,4時間語られ,夕食をして行きなさいと言われました.彼が,夕食の前にお祈りをされました.そして,私は彼のお祈りに途方もない啓示を受けました.


普通の人がお祈りをする時,人々は涙を流します.でも,夕食のお祈りは,賛美し,強くは祈らないものです.おおむね,神様に夕食を感謝する短いお祈りです.しかし,夕食前のお祈りと言えども,アボニムは号泣されました.とても,感動するお祈りでした.誰もが感動しました.聞いていた人達の心に,新しい命を吹き込むお祈りでした.


涙には,棘(とげ)も嘘もないと言われます.涙は,私達が願う時に,流せるものではないからです.それは,私達の心から湧き出すものだから,人は涙に感動するのです.アボニムが夕食の際のお祈りで,流される涙を見た時,私は,彼に繋がらなければならないと気づきました.統一教会の食口にならなければならないと気づきました.


アボニムのみ言には,人々を惹きつけ,引き込む力がありました.お祈りにおいて,アボニムは言われました「神様,私達は,みすぼらしく貧しい家に居ます.私の服もみすぼらしく粗末なものですが,この家の中にあるものは,人類の救いに余りあるものです.巨大なパワーがあります…」


アボニムに繋がったので,私は,学校を退学させられました.自分の教会からも放り出されました.友達を失いました.親族はもう,私とは話したくなかったのです.何か月か後のある日,私は,もうこれ以上一緒にできません.もう離れます.と言うつもりで,アボニムの所に行きました.


アボニムの小屋に上る丘を登る時,一本の松の木を通り越しました.その時,ある考えがを思いつきました.「今日,アボニムにお会いする時,何も言わないようにしよう.唯,私は,彼に出会う前に歩んでいた,イエス様を信じる道に戻る必要があります.とだけ言おう.」


私がアボニムの所に行くと,アボニムは,私をいつも暖かく迎えて下さり,「どうですか.今日は何があったの.」という風に言ってくれました.でも,その日は違っていました.私がアボニムにお会いすると,とても険しい表情をされました.彼は小屋に入られ,私は付いて行きました.振り向いて,私に語られました「私は,気の狂った人間です.」私には,そうは見えませんでしたが,「私は,気違いだ.」と言われました.私は,狂ったように神様のみ旨を達成しています.私は,全人類が幸せに暮らせる世界を作るのに,狂っています.」


私は,アボニムに,私はただ,イエス様を信じ,楽に生きたいのです.と言うためにその場に行きました.彼が,神様の天国,御国を地上に建てることに,狂っていると聞いた時,そう聞いた時,私が間違っていたことに気づきました.


今日,アボニムから学ぶべきことは,彼が,狂ったように全人類を愛しておられたということです.彼は,そのことに完全に投入されました.私は,ただイエス様を信じれば良いというものではないことに気づきました.私は,イエス様を信じていると言いました.でも,お祈りをすると,私がしたことは,「神様,これを下さい.イエス様,あれを下さい.」でした.私は,この青年のようになる必要があると気づきました.私自身を捧げ,全人類を愛し,救済し,命を与えるために狂わなければならないと,気づきました.私は,これが,今日私達が学ぶべきことだと思います.


私達が,アボニムが愛されたように,人類を愛したなら,人類のために本当に狂ったなら,もっと多くの人達が,統一教会に来たでしょう.今日,もっと多くの人達が,神側に立っていたでしょう.私達がそのようにできたなら,今のような少人数ではありません.私達は,新しい歴史を創る必要があります.アボニムが創りたかった世界を創るのです.


今日,私達は,天一国の二代王様を頂いています.アボニムが祝福され,相続者,代身者,後継者として,お祈りされた方です.そのことを私達が信じ,アボニムの信仰を真似て,100%信じ,1000%信じれば,驚異的な軌跡が起こるでしょう.


私達は,二代王様を頂いています.彼は代身者であり,後継者であり,相続者です.そのように任命され,アボニムがそのようにお祈りされ,そのように祝福されたからです.


私達がそのことを絶対的に信じれば,神様の霊的な役事があるでしょう.アボニムの達成されたかった御意志が,今日達成されるでしょう.でも,私達は完ぺきに信じなければなりません.彼の祝福と相続者,代身者であることを理屈だけではなく,よく理解する必要があります.私達は,彼を任命され,祝福されたアボニムのご心中を理解する必要があります.


私達がそのようにすれば,私達の教会に大復興が起こり,それが世界中に広がることを確信します.


ありがとうございました.


キングスレポート 2017.2.4 17:38-43
https://youtu.be/5Q6g9yz1yHQ?t=1058
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<鷹の目>
私達は,原理を聞いた時,生まれ変わったような歓喜に満たされ,大きな希望を抱き,伝道に,経済活動に没頭しました.まるで,狂ったようにのめり込んだ人達も多く居たと思います.やがて,時が過ぎ,次第に,熱が冷めて,現実的に対処するようになりました.しかし,ここで,もう一度,康オモニムは,完全に信じ切ることを強調されています.アボニムが最期に,亨進ニムに託された内容を信じ切る人達が,偉大な業を果たすと思います.権力も財産もいらない人達が,一番恐ろしい人達であると,古来より言われています.


「命もいらず,名もいらず,官位も金もいらぬ人は,始末に困るもの也.この始末に困る人ならでは,艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり.」…西郷南洲遺訓


最近,信じられないようなことが続発しています.韓半島における南北の動向や「鉄の杖」もその一つでしょう.驚異的な奇跡を目にした時,私達は,紅海が裂けたのを見て,ためらう者となってはいけません.勇気をもって,正しい道を行くべきです.

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