サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「アボニムが私達に残して下さった多くの御言」


2017.5.18



聖書拝読: イザヤ53:1-3


私達の聞いた事を,誰が信じえようか.主は御腕の力を誰に示された事があろうか.
乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように,この人は主の前に育った.
見るべき面影はなく,輝かしい風格も,好ましい容姿もない.
彼は軽蔑され,人々に見捨てられ,多くの痛みを負い,病を知っている.
彼は私達に顔を隠し,私達は彼を軽蔑し,無視していた.


皆さん,おはようございます.


今日は,アボニムが私達に残して下さった多くの御言について語りたいと思います.この時間がそれらの御言を知り,感じ,考える時間となることを願います.


アボニムは,孤独な道を独りで歩まれました.アボニムは言われました「狐には穴があり,鳥には巣がある.しかし,私には枕する所がない(マタイ8:20).」これは,アボニムがとても孤独であったことを示しています.


神様の御旨に関しては,アボニムは誰よりも良くご存知で,感じ,実践し,達成されました.アボニムは孤独でしたが,神様の歴史上の凄まじい痛みと苦痛をご存知で,生きました.彼は,寂しい位置にあっても,何時も,神様を慰めました.「神様,どうか心配なさらないで下さい.私は,退却したり,戻ったりする人間ではありません.私は,これを成します.」


6回も投獄されましたが,神様に「私がこの刑務所から,出来るだけ早く解放されるように,どうか私をお助け下さい.」とは,決して祈られませんでした.実際は,「神様,私は大丈夫です.私の事は心配する必要はありません.私は,必要な事をしています.」と神様に語りました.


アボニムは,神様が得られた最高の孝子でした.アボニムが言われるのを何度も聞きました「私は,この世の試練を克服し,霊界に逝く前に,神様を解放します.」彼は,何時も決意して「私は,これを確実に成します.私が成さなければならない.」と,何時も御自身に語っておられました.


アボニムは,サタンさえも解放したかったのです.つまり,神様の御心と同じ心を持ち,そのように実行されました.アボニムは,途方もなく迫害され,呪われましたが,それらを克服し,全てに勝利されました.刑務所で拷問されている時でさえ,執行者の名を忘れられる程,彼は一所懸命働きました.アボニムは言われました「私の前には,敵は一人もいない.彼らは,私の記憶から消えました.」


彼は,地上で神様の御旨を完遂し,全人類に救いを齎し,全人類がよく暮らせるようにするために,御自身の全てを献げました.どんなに人生が難しくても,どんなに迫害され,拷問されても,彼は何時も神様を賛美し,勝利しました.どんなに難しい状況にあっても,彼は,何時も神様の御心と神様が心の深い谷に隠した愛を思い出しました.


アボニムは,御自身を完全に献げ,一所懸命働かれたので,私達の教会は,今日のように発展することができました.アボニムは,神様の御心を思い,しばしば,多くの涙を流されました.彼は,御自身が涙を流すだけでなく,神様が号泣されて,涙を流される声を聴くことができました.それが,アボニムの生き方でした.神様は,しばしば,アボニムの所に来られて,彼を愛し,慰め,その程度まで神様の御心を理解できていることに感謝されました.


アボニムは,勝利する為に,何時も,御自身を犠牲にされました.アボニムは,多くの涙を流されました.もし,私達が,それらの涙をボトルに入れたら,何ダースものボトルになるに違いありません.アボニムは,何百回も何千回も鞭打たれました,そして,多くの矢を受けましたが,どんなに沢山攻撃されても,彼は,しっかり立っておられました.


これが出来たのは,アボニムに愛があったからです.真の愛は,あなたを打つ人の位置を越えても,永遠に成長します.私達の教会は,度々打たれ,アボニムは,迫害されましたが,私達は,世界レベルまで発展することが出来ました.


愛の神様は,アボニムが必要でした.地上では,誰も神様の御心を知りませんでした.誰も神様の御心を感じ,感謝することが出来ませんでしたが,そのような状況において,アボニムは,神様の御心を感じ,御心に従って生きる人として,登場されました.それが,アボニムというタイプの人でした.今まで,アボニムは,栄光のアボニムではなく,その代わりに,追い掛けられるアボニムでした.


アボニムは,神様に語りました「私はあなたの息子です.そして,私はあなたが,恥ずかしくなく息子と呼べる者です.」彼は,自信を持って「私は,神様の息子です.私は,神様と父子の関係を持った人です.」と言われました.世界で最も親しい関係は,親子の関係です.そこには,壁がありません.そして,親が子女に抱く愛には,限界がありません.


イエス様は,何時も神様を父と呼び,御自身を神様の息子と呼びました.それが,彼の生き方でした.ユダヤの支配層が,彼を殺害したかった理由は,彼が,御自身を神様の息子と呼んでいたからです.「それを敢えて言いますか」それが,彼らがイエス様を十字架で殺害した理由です.彼に対する多くの批難が有りましたが,最も重大な事は,彼が神様を父と呼んでいたことでした.それで,彼らは,彼の十字架を望みました.


そして,イエス様も,御自身を花婿と言いました.そして,今日の世界中のクリスチャンは,自分達は半嫁に位置にあると言います.これは,イエス様がご自身を花婿と言ったからです.花嫁と花婿は,心が一つであり,体も同様に,彼らは心身共に一つとなります.


クリスチャンは,イエス様が来られるのを待っています.彼らは,来られる花婿を待ちながら,何時来られるのかを疑っている花嫁だからです.私達は,来られた主を知り,祝福されましたが,彼らは未だ,闇の中に居ます.来られる主を未だ,待っています.


イエス様は言われました「私は道であり,真理であり,命である.私を通らなければ,誰も父のもとに行くことができない.」ヨハネ14:6.旧約聖書において,イザヤ書に,イエス様のことをこのように予言されています.イザヤ53:2,「乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように,この人は主の前に育った.見るべき面影はなく,輝かしい風格も,好ましい容姿もない.」これから,私は「はい,イエス様は全くハンサムではなかった.とても醜かった.」と考えます.


イエス様は,全ての使命をアボニムに伝えました.そして,彼が生きる必要があった事をアボニムに教えました.イエス様は,使命をアボニムに伝え,私は,アボニムが,使命を二代王様に伝えたのも,同じ方法だったと思います.そして,今日起こっている事は,素晴らしい事だと思います.


今朝,私達は,アボニムが,二代王様を,代身者,後継者,相続者として任命され,認定されたことを知る必要があります.それは,真実ですから,私達はそれを信じ,それに従って生きる必要があります.


神様の御旨は,私達が信じる程度に満たされるでしょう.今から,神様は,天一国の二代王様・王妃様を通して,実行される御旨をご覧になります.よって,私達は,神様の御旨が絶対的に成される為に,彼らを絶対的に信じる必要があります.


どうも,ありがとうございます.


ビデオ: 

45:04-1:12:10



<鷹の目>
2013年の春,亨進ニムは米国会長を解任され,國進ニムも財団の理事長を解任されました.いずれも,解任の根拠は不詳です.特に,國進ニムは,理事長が出席していない不当な理事会の恣意的な決定によって解任されました.ほぼ2年後に,亨進ニムが「沈黙を破って」の説教を公開されるまで,お二人とご家族は,人知れないペンシルベニアにあって,滂沱の涙の日々をおくられたと聞いています.食口の中には,お二人が韓氏や家庭連合,財団に反抗して,自ら出て行ったように考えている人達もいるようですが,全く違います.アボニムが聖和された直後から始まった不穏な動きの詳細は,ブログ等に記されていますから,参照にして下さい.


アボニムの御生涯が,涙の日々であった事は,本稿にも証されているように私達がよく知っている事です.アボニムは,人間として可能な最大,最多の犠牲の道を自ら歩まれました.使命を継承された亨進ニムや國進ニムも同様の道を,歩まれています.そして,お二人は,一体化した真のカイン・アベルと認定されています.復帰原理で学びましたが,ヤコブとエサウは一時,一体化しましたが,やがて,二人は袂を分かつことになりました.エジプトに入ったのも,ヤコブの家族だけでした.ここに,復帰原理の要諦があります.ヤコブとエサウ(アベルとカイン)は,そのまま一体で歩む事によって,メシアのための基台を維持する必要がありましたが,それが出来ませんでした.私達の教会も同じです.アベルとカインの一体化が維持されていることが重要です.亨進ニムと國進ニムが一体である限り,アボニムは,お二人の間におられます.そして,私達にも,天運と恩恵を下さるでしょう.


家庭連合では,韓氏の自叙伝を準備されているようですが,日本の食口には,とても読ませられないような内容であるため,日本の幹部が韓氏に諫言されたか,反対をされたように聞きました.自叙伝には,真実を書きましょう.空理空論では困ります.弟子や後世の人達が,教祖の伝説を捏造することもあるようですが,少なくとも,私達は,知り得た真実を後世の人達に,正確に伝承する必要があります.その為には,まず,アボニムが残された8大教本を守らなければなりません.アボニムの血と汗と涙の路程から確立された伝統,そして,命の御言を埋没させてはいけません.韓氏らが新しい書物を出すのは,ご自由にどうぞ,でも,虚偽虚構は困ります.真実を書かれる事を期待します.

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