サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

「六マリア」に関する真実    



2010.5.6


体は殺しても,魂を殺す事のできない者どもを恐れるな.むしろ,魂も体も地獄で滅ぼす事のできる方を恐れなさい.
….マタイ10:26


皆さん,サタンとは何ですか.神様の姦夫です.従って,姦夫を許してあげれば天理の原則にそぐわないので,許す事ができないのです.それ故サタン世界の人間達は100回,1000回許す事ができても,サタンだけは絶対に許す事ができないと言うのです.それで大審判があるのです.大審判は誰を審判するのかと言えば,人を審判するのではなく,人間の心の中に主人の如く臨在しているサタンを審判するのです.
….天聖経,第8巻,第2章 5)②,p1120, (22-282, 1969.5.4)


アナウンスの間に,亨進ニムは,CAUSA(アメリカ社会統一教会連合)/VOC(勝共連合)の共産主義批判を学ぶことの重要性を語られました.7.18-21の原理セミナーの初日は,これに集中する予定です.


先週,亨進ニムは,国内の電力系統の脅威(リスク)について語られました.昨日,トランプ大統領は,国内の電力系統をサイバ攻撃から守るための緊急行政命令を発令しました.米国の7つの主要な電力系統がシャットダウンする危険があります.


不足する将来を見越して準備している人達は,知恵を働かせることが出来るようです.経済を復帰させて,火急速やかにロックダウン(封鎖)を終わらせることが急務です.ファウチ博士(先週紹介済み)は,自殺,抑圧,薬物乱用などを含む,不就労の健康への効果は,
心配ないとしています.


アボニムが,姉妹達を船舶の免許を取るように訓練され,養殖を学ばせ,毒蛇だらけのジャルジンの厳しい訓練に行かせたのは,先見の明がありました.アボニムは,強く,自然に対処できる女性達は,困難な時が来ると,保険証書になることをご存知でした.


私達の多くが「封鎖」されているのは,私達が子供達とアイデアを議論するのに良い時です.マサチュースツのケネディ一族は,夕食時に,子供達に政治問題のディベートをさせました.


サンクチュアリ教会,聖日礼拝,2020.5.3



これは,アボニムがどのような方であったかを振り返る良い機会です.亨進ニムは,お子様達に「六マリア」の論争について議論するように挑戦しました.教会の幹部達は,その事を語らないで,血統を忘れる文化を作りました.


「六マリア」はアボニムに敵対する者達の非難の言葉です.1993年に「六マリアの悲劇」を書いた朴正華氏は,1995年に,自身の批判を撤回しました.http://www.tparents.org/Library/Unification/Talks/Pak/Chung-Hwa-Pak-Retraction.htm?


お二人が聖婚される前,アボニムは,最初の奥様である,崔オモニム(結局,彼を打ち,離婚を要求しました)と,三番目の奥様,韓鶴子氏に,12氏派を立てる(そして,その中から王権の血筋を選ぶ)ために,12人の子女様を産む必要があることを語られました.


韓鶴子氏が12人の子女様を得るのが難しいと思われる時,アボニムは,それを果たす為に他の「キリストの花嫁」によって,責任を果たされました.他の人が理解する事が難しくても,アボニムは,12人の子女様による12支派を立てるゴールを満たすように,絶対的に成されました.アボニムは,この事を1996年のスピーチの中で説明されました.
http://www.tparents.org/Moon-Talks/SunMyungMoon96/SM960804.htm


アボニムの時に,オモニムが12人の天の子女様を産まなければ,神様の摂理における重大な問題が生じます.12年間に,そのタスク(任務)は,完遂されなければなりませんでした.さもなければ,オモニムの位置は想定出来ませんでした.


神学者達はこれを,「倫理的目的の中断」と呼んでいます.世俗への例を挙げれば,海外或いは国内にいるアルカイダのような敵を阻止する国内の危機において,憲法で保障されている「人身保護令状」は中断されます.
https://www.sparknotes.com/philosophy/kierkegaard/section2/ (恐れと慄き)


アボニムは,私達がタマルを理解しなければ,彼の路程を理解できないと,何度も言われました.1976年に,アボニムは説明されました.
http://www.tparents.org/Moon-Talks/SunMyungMoon76/761122.htm


神様は,御計画を進めるために,この点において,もう一つの分与が必要でした.それは,ヤコブの4番目の息子,ユダによって成されました.メシアの降臨は,ユダの氏族によって成されると預言されました.何故なら,彼を通して,神様は,母の胎とヤコブの
年齢の間の時間的なギャップを埋めることが出来ました.ユダの義理の娘(=嫁)がタマルでした.


タマルの夫(エル)が亡くなった時,彼女は,彼の血統を繋ぐための子供を残したかったのです.イスラエルの習慣によれば,夫が息子を残さないで亡くなった場合は,弟が夫の役を果たし,妻は身籠ることが出来ました.しかし,エルの弟(オナン)は,そうする事を嫌がりました.そして,彼も罰せられ,殺されました.エルの2番目の弟(シラ)は,とても若く,年齢が達していないので,ユダは彼女と結婚させませんでした.タマルは,ユダの家族は,神様から選ばれた家族である事を知っていましたが,子供を残す方法がないと思われました.しかし,タマルは,義父を騙して,夫の役をさせる考えを思いつきました.彼女の行為は,聖書に記されています.彼女は,娼婦のように偽装し,小さい小屋(コテージ)を設け,或る日,ユダが通る時に,彼を誘惑しました.彼は,本当に誘惑されて,その女性が嫁である事を知らずに,関係を持ち,彼女は身籠りました.普通に皆さんが,聖書の中のこのような話を読むと,皆さんは聖書を投げ捨てるかも知れません.「これは,どういう本なのか.」しかし,それは外的な観点です…


これらの出来事を通して,ユダの氏族は,神様の目から見ると非常に特殊な位置になりました.カイン・アベルの主管権の闘争は,母の胎内において決まりました.サタンは,ユダの氏族による,母の胎内の胎児を主張する条件を失いました.イエス様がユダの血統にのみ身籠った理由は,ここに有ります.神様は,サタンが母の胎内の赤子を要求する事は出来ないので,タマルは,母の胎内の成熟に対するサタンの主張を完全に解消しました.それは,神様にとって,途方もなく喜びの勝利でした.


ユダヤの法によれば,タマルが義父のユダを誘惑した行為から彼女は死刑になる筈でしたが,彼女の不倫な行為とその血統にメシアは降臨されました.売春婦のラハブ,モアブ人のルツ,そして,姦婦のバテシバも,イエス様の血統にいました.最後に,イエス様のお母さんであるマリアは,未婚のティーンエージャ(十代)において妊娠しました.


明らかに,メシアの血統を確立するための神様の摂理は,厳格なモーセの律法には従っていないし,結婚における貞節(絶対「性」)を教える原理にも沿っていません.それは,神様に呼び出された個々人によって,神様の血統を立てるために,命を掛けて,典型的な基準では理解できない方法で,達成されました.


12名の真の子女様達が生まれた後,アボニムは,1983年に,彼の後継者によって,憲法が発表されると預言されました.


先生の肉体的な代身者が常に,この地上に居ることになります.一つの代から次へと,地上が回る軸(中心)があります.従って,地上の皆さん全員と,これから来る全世代の人々が,その軸を中心に一つとなります.
…. 文鮮明,「私を中心とした父母と子女と万物世界」1983.6.5,御旨と世界,p943. (英訳と和訳は不一致が有ります)


その入籍が終わった後,先生は後継者を指名します.彼は,統一教会の全体が知っており,祝福を受けた全体が知っており,先生の一族が皆知っているのです.彼らは全員,彼を受け入れなければなりません.その後継者が決定された後には,天法,神の憲法が全ての活動を導くために制定されなければなりません.その法は,地上で天の民を導き,天上の天国へと導きます.
….文鮮明,「私を中心とした父母と子女と万物世界」1983.6.5,御旨と世界,p945. (英訳と和訳は不一致が有ります)


イエス様は,御自身の血統を確立する事を阻止されたため,ピラトに言われました.私の王国が地上にあれば,私の弟子達は闘ったでしょう.彼は,血統を立てる事が出来なかったので,弟子達が闘う理由もなかったのです.


アボニムが聖和された後,韓鶴子氏は,三代王権の血統を消そうとしました.皆さんの血統が終わると,文明は破壊されます.


私達は,他の人達が話したり,考える事を恐れ,支配される事はあり得ません.アボニムは,私達に,命を掛けるリスクの例と神様の御旨を果たすという評判を示して下さいました.結局,サタンの出来る最悪の事は,私達の肉体を殺す事ですが,私達の魂は殺せません.


先週のメールの訂正 : 人ゲノムのプロジェクトをリードし,「神様の言語」を書いたのは,フランシス・コリン博士です.


米国統一聖殿Eメールのバックナンバーはこちらです.https://christkingdomgospel.org/newsletters/



<鷹の目>
六マリアの話が再登場しました.ヤコブは,2人の妻と2人のはしためから,合計12人の息子を得ました.アボニムが,12支派を立てられる話をされたのは随分昔の事でした.本稿に引用されているのは,1976年の御言です.結局,12人の子女様[息子様]を産むために,アボニムは,何重にも砦を築かれたという事です.本稿には出ていませんが,2番目の奥様は金明煕氏であって,1954年に喜進ニムが生まれています.他にも数名の女性が居て,崔順花氏は,朴サムエル氏を産んだとされています.


タマルが,義父ユダとの命懸けの不通によって,ユダの血統を保ったという処から,血統転換が進められました.神様の摂理は,人知と常識を遥かに超えています.良く分からない事には,神様の深い意図と摂理があったと信仰的な解釈をするのが一番良いのです.
参考までに,國進ニムの説明を記しておきます.
「最初に一人であったエバは,今や約30億人になっています.全ての堕落した女性達の血統を,性関係を持って清算する事は出来ないので,全ての女性を縮約した女性達の代表が六マリアであったのです.そして,全ての女性の子宮をサタンから回復して勝利しまし
た.」


私達もくじを引いて,子女様の12支派のいずれかに分かれて,将来は共に歩むような話もありました.今は,アボニムが1983年に預言されたように,後継者,亨進ニムが立たれて,天一国憲法が公開されています.家庭連合は,天一国憲法を立てたとは聞いてい
ますが,今も公開しているのでしょうか.ずっと以前にweb上で見ましたが,今は不詳です.正しい憲法であれば,堂々と公表して,書籍等で販売すべきです.


さて,ヤコブとレアの間の4男がユダでした.ヤコブが愛したラケルの産んだヨセフやベニヤミンではなく,レアが産んだユダの後孫から,イエス様の義父のヨセフが生まれています.イエス様の実父は,レビ(レアの産んだ3男)の子孫のザカリアであったと言われています.イエス様の実母マリアも,父がユダの子孫(ヨアキム)であり,母はレビの子孫(アンナ)でした.レビとユダの血統が交叉しながら,イエス様に繋がっています.天の摂理はとても複雑に継承されました.アボニムは,イエス様はユダの血統のみに身籠ったと言われていますが,やや疑義が残ります.


アボニムが女性を教育し,訓練された事が述べられています.男女共に,アボニムは訓練してくれました.長く歩んでいる人達は,自然にアボニムの訓練によって,鍛えられて来ました.宗教,政治,経済におけるバランスした実力,指導力を持ちなさいと,私達は聞かされて来ました.今も,変わっていません.私達に必要なのは,御言による指導力,渉外のできる政治性,そして,自立できる経済力です.アボニムの言われる通りに歩んだ人達は,大体成功していると思います.アボニムの先見性は抜群です.


Wuhan Virusのpandemicによって,世界中の多くの国々は,中共を非難し,賠償請求をしようか,何か経済制裁をしようかと画策しています.賠償の総額は,1京円(=1万兆円)を越えるようです.中共が自らの非を認めて,賠償に応じる事はないでしょうが,既に世界の経済は中共を中心に大きく停滞しつつあります.そして,米国にも経済的な逼迫は波及し,大不況と多数の失業者を産み,トランプ大統領の再選が難しくなるかも知れません.中共とトランプの両方を叩いているのは,deep stateではないかと推測します.
2019.10.18にEvent 201であるシナリオが発表されています.ジョンホプキンス大,ダボス会議のメンバー,そして,ビル・ゲイツ財団が関わっています.そのシナリオには,ブラジルで,豚からコロナウィルスが発生し,人に感染し世界中に広がりpandemicになるという警告が出ています.終息には,1.5年を要し,6,500万人が亡くなると予想しています.
今,世界はそのシナリオの如くに展開していますが,人類は,サタンの挑戦に総力を結集して勝たなければなりません.今こそ,アボニムの遺言である「上級UN=アベルUN」を創設して行く絶好のチャンスです.G7等のマクロがその時勢を読み取って,世界中の自由・人権・法治を守る諸国が大同団結して,世界を一段階引き上げる事が出来るよう期待します.

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