サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

韓鶴子氏の2019.3.25の宣誓供述書の熟考パートⅠ(要約)


ジョセフ・M・ガバル


誰でも,高ぶる者は低くされ,遜る者は高められる.……マタイ23:12


P17; 統一教会の創始者,即ち,真の父母は,統一教会を支配していると言いました.よって,彼女は創始者であったと推測されます.アボニムが世界基督教統一神霊協会を創設した時,彼女は,11歳のお下げ髪でした.


P19; 彼女は,事実,アボニムは「天側の世界の王として生まれ」た時,「独生女」に会った後にのみ,真の父母になったと言いました.


P23; 「文師が最初に統一教会を始めたのではなく,彼があなたと結婚するまで始まっていなかったというのが,あなたの信仰ですか」と尋ねられると,彼女は「はい,それが摂理です」と応えました.


P24; 彼女は,二人が出会って,摂理を始めたと言いました.事実,イエス様が十字架の道を行かねばならず,将来,キリストが再び来られなければならないと決まった後すぐに,再臨主を中心とした神様の摂理が,2千年前に始まったと言いました.彼女の母親は,アボニムの運動に繋がり,幼い少女を連れて来ました.アボニムは,彼女の存在しない活動に関わることはなく,彼女の自己妄想が他の信仰を持つことになりました.


P35-36; 彼女は,彼女の17歳の時の文師との出会いは,「真の父母になるための[彼女の]選択であった」ことを認めました.それは,彼女は既にその位置にあり,アボニムの「罪」を赦すことが出来たという主張と矛盾しています.


P39; 彼女は,1960以前のアボニムの路程への神様の関与に対する不信によって,神様(とアボニム)の心情を踏みにじっています.


P40; 彼女は,アボニムは「御自身では仕事を達成できず,私と会った後にのみ達成しました」と言いました.神様の摂理は,人類をサタンから分立し,失った子女達を,天の王国を確立できる真の息子娘に変えて,神様の本来の理想を天上と地上に確立する事です.それは,アボニムが韓鶴子氏との出会いによる運勢の混合とされるものをもって,為されるものではありません.


P43,45; 彼女は,神様が彼女をその名を付けていないのに,自身を「真の父母」と語っています.


P49; 彼女は,アボニムは,彼女以外の誰かと結婚しても「天の父[真の父の意味]」にはなれなかったと主張しています.1970年代まで,「真の父」という用語は適用されませんでしたが,アボニムは,韓鶴子氏に会う以前から,その名を認められていました.その後,彼女は,彼女が居なければ,祝福式は無かったと言っています.これは,事実ではありません.アボニムは,多くの場面を語っています.崔氏が責任分担を果たせば,彼女が真の母になり,彼らの結婚が最初の祝福になると考えられ,後の長生期と完成期の祝福を導いたと.


P54; 韓鶴子氏は,アボニムの本当の動機,心情,人格を,彼女の世界中の誤った支持者達に悪く言い続け,神様の示された節理の指示に反逆しながら,真の家庭の価値を引用しています.アボニムは,歴史を変えるような力のある決定を神様から,最初に受けるか,神様と共に清算しない限り発表されませんでした.全ての兄弟姉妹は,アボニムの為に立ち上がるべきです.


P59; 彼女は,二代王は未熟であると言いますが,この二人のいずれが成熟していましたか,神様と一体化し,天の秘密を全て解明したアボニムと,公にアボニムを敬わず,彼の生前から,彼の摂理的な指示に反する行為を静かにしていた韓鶴子氏のいずれですか.明らかに,アボニムが,韓鶴子氏より遥かに成熟されて,彼を通して,亨進ニムを後継者,相続者,代身者,そして,天一国の二代王に指名し,任命されたのは,神様でした.何人の意見や判断も,神様のそれより高く,偉大ではありません.そして,唯一人の未熟な,認められてない人が,これに同意せず,反逆しています.


真の母は,神様の摂理を理解すべきです.アボニムを通した神様の御業を知るべきです.神様の力強い,愛の存在を経験すべきです.最大限(命を懸けて)アボニムを慕い,尊敬し,守るべきです.そして,全人類が絶対的な善,真理,純潔,そして神様を中心としたアボニムの本性,更に生涯,アボニムを通して神様が働かれる度合いを理解するように助けて,自身の永遠の命に関与すべきです.


P63; 韓鶴子氏は,彼女は真の父母であり,そうでない時は真の母であると言っています.彼女は,神様の摂理の真実を明らかにしたのはアボニムであるのに,彼女が「天の摂理と歴史の真実を明らかにした真の母」であると主張しています.彼女の話から何が拡がっていますか,一つの目的は,アボニムの価値,位置を最小とし,兄弟姉妹の心の中に立っています.そして,彼女の立ち位置を高め,皇位簒奪を正当化し,お金の流れを確保しています.


同; 彼女は,二代王は「間違った道を歩んでいる」と主張しますが,それを支持する例はありません.彼女は,アボニムの隣に立ち,神様がアボニムを通して,亨進ニムと妍雅ニムに真の父母の全ての権威を付与したのに,真の父母(自身を意味する)の後継者はいないと言います.韓鶴子氏は,アボニムの心情,権威,そして神様との関係を弱体化し続けています.


P64; 彼女は主張します.「もし,一人の[後継者]が居れば,それは,[韓鶴子]でした.そして,亨進ニムはリーダになれるが,[韓鶴子]とアボニムの間に,協定があったはずです.アボニムは,一人では決められませんでした」これは,彼女は任命式に参加していましたが,2009年のアボニムによる亨進ニムの指名に同意していないことを示唆します.彼女は,外的にはそのような振りをしていましたが,内的にアボニムと一体化していませんでした.


P65; 彼女は,アボニムが聖和された後,彼の彼女へ関係が,最高の信仰の基準,信頼,アボニムへの忠誠を示した行為であるのに「彼は貪欲で行っている」と言いながら,二代王を中傷し,意図的に誤魔化しています.


彼が,母の意図に沿えば,数十億ドルの資産を相続出来たでしょう.しかし,彼は,自己中心ではない意志を見せて,彼女の否認と後の,世界会長や韓国協会長等の全ての地位からの解任を受けながらも,彼女がアボニムのみ言を変えて,アボニムの「罪」を赦したという主張に対する自分の反論を正直に表明しました.


P66; 彼女は「全米の祝福家庭は,真の父母を中心に一つになっている…」と言いますが,彼女は「祝福家庭」を,彼女の過去に追従し,今は真の母の位置を違い,アボニムの「罪」を赦したという勿体ない主張に低頭する家庭であると再定義しています.彼女の主張によれば,アボニムに対する裏切り故に,彼女を拒絶する家庭は,もはや祝福家庭ではないのです.


P67; 彼女は,自身が方向転換をして,他の人達も神様から方向を変えさせて,神様と神様の真の息子への絶対服従,絶対信仰,絶対愛の道から方向を変えていながら,二代王は「道でないことに逡巡すべきではない」と言っています.これは,彼女が天の道を歩むことの意味を全く理解していないことを実証しています.そして,彼女は,神様の摂理的な指示に反して,拒絶し,企てて,聖霊を傷つけていながら,まるで,自身が聖霊であるかのように,「聖霊を冒涜する者は許されない」という聖句を引用しています.


P69; 彼女は,居なかったのに,統一旗(シンボル)の所有者であると宣言しました.彼女は,それを創りませんでした,その意味をはっきり理解していません,そして,彼女は,アボニムと教会の初期のメンバーがそれを使い始めたことに,全く関係がありませんでした.


P73; 韓鶴子氏による最も奇妙な引用の一つは,「そして,皆さんが原理を学ぶと,分かるでしょう」原理は,アボニムが誰だと言っているのか,彼と神様の関係は何か,天宙の前の彼の価値何か,に対して,繰り返し反駁している一人として,韓鶴子氏は,原理とアボニムのみ言を誰よりも学ぶ必要があります.


P77; 彼女は言います.「私は,真の母ですから,理解しない息子が一人いれば,私は,彼に理解する時間を与えます.」彼女は,二代王を五つの地位から解任する前に,全く時間を与えませんでした.


P78; 彼女は言います.「リーダ達は,…真の母に繋がる必要があることを理解しなさい.」もし,それが重要なら,最後の20年間,韓鶴子氏は,彼女がアボニムに繋がることが重要であると考えなかったのですか.答え: 彼女は,神様ではなく自分を中心に,将来の真の母の役割から外れました.


P85-86; 彼女は言います.「彼を生み育てた母が分からない息子はいる筈がない.」しかし,彼を生み,おそらく育てた母が(例え,彼が子供の頃,一度も朝食を作っていなかったとしても),神様とアボニムと一つになれず,二代王だけでなく神様御自身が,心の中で分からなくなりました.神様の視点は,多分,「夫を通して,神様御自身が彼女を導き,育てている事に気付かない妻がいる筈がない.」
2012年に,アボニムは,公に,その時点で,彼の妻の位置に立つ人はいないと言いました.二代王は,多くの場面において,彼女に手を差し伸べましたが,彼女は彼の申し出を断り,彼女を訪ねる道をブロックするために,何十人ものガードを送りました.彼女が,本当に彼を捨てました.真の母に遥かに劣るきちんとした母の行為もありませんでした.


P87; 韓鶴子氏は言います.「彼は,息子の本来の性格を失いました.彼は私の息子ではありません.」アボニムを通した神様の彼女への訓練の目的は,彼女をサタンから分立し,彼女を励まして,彼女がこれらの基準に達することでした.しかし,彼女は信仰よりも便宜を,レクレーションの慰労を,本当の成長よりも彼女の内面のサークルに居ることを,アボニムよりも自身を,そして,最後に,神様と神様の視点よりも,サタンと自己の妄想を選びました.
彼女は,「彼は,私を裏切る宣布をしました」と言います.2010年に,アボニムは,アボニムは宣布されました,亨進ニムを本当の中心と認めない者は「誰でも」異端であり,破壊をもたらす者である.


P87-88; 彼女は言います.「摂理と真理の前に,真の父母は唯一の真の父母であり,真の母は,神様の夢と人類の願いを達成できる人です.」それは,正しい見解ですが,韓鶴子氏は,真の母,アボニムの相対の位置をかなり以前から離れました.真の父母,アボニムと康賢實オモニムは,正しく,天地,全人類の永遠の真の父母です.そして,神様は,アボニムを通して,真の父母の全ての権威を亨進ニムと妍雅ニムに付与されました.神様は,アボニムを通して,信俊ニムが神様の摂理の三代王であることを宣言しました.韓鶴子氏は,神様とアボニム,亨進ニムと信俊ニムを拒絶し,サタンの意志を取り込んだ機会均等の裏切者です.


P88; 彼女は言います.「私は,独生女,真の母,聖霊です.」韓鶴子氏は,彼女の力で,自身が独生女であることを示すために何でもしました.残念ながら,むしろサタンの独生女のように,アボニムと彼の指定した後継者を覆しました.


P88-89; 彼女は言います.「[彼]は米国に逃げました.私が送ったのではありません.彼は,自主的に行きました.」実際,韓鶴子氏は,彼の韓国における五つの地位から解任しました.その後,米国の協会長として勤めるために,米国に行くように指示しました.そして,直ぐにそれからも解任しました.彼女の不本意な本音が,彼女の行為を述べており,多くを語っています.


彼女は述べています.「創造は,父独りでは出来ません.母が居る筈です.それは必須です.」しかし,聖書に記された創造は,聖書の神様が拒絶し,審判された異端の宗教が教えるような男女の性的な関係ではなく,神様の言葉(ロゴス)を通して(統一思想に記されるように,神様の計画を取り込んで),為されました.


P94; 代理人の照会に答えて,アボニムが後継者の必要性について彼女と議論したかという点について,彼女は言いました.「後継者の言及はありませんでした.」これは,単純に真実ではなく,彼女がこれらの聴取を誤解した事は恥ずかしい事です.まず,1980年代にアボニムは,後継者を指名するとはっきり説明しました.90年代の初めに,彼は,初めて,彼に何かが起これば,彼女が活動をリードするように言われました.その時,亨進ニムは,10代前半,多分,13歳でした.しかし後に,二代王が成長し,成熟し,神様の前に自身を確立した後,アボニムは,韓鶴子氏を彼の隣に立たせて,公的に,亨進ニムが彼の後継者,相続者になることを宣言しました.これは,二代王が八大教本を神様とアボニムから授かった時に起こりました.


P95; 彼女は言います.「彼は,真の父母の使命を知りません.彼は,真の父母を理解していません.」「彼が,私の息子なら,彼は私に似る筈ですが,私に似ることを拒否しました.」しかし,アボニムの使命と実体を全く理解していないのは,韓鶴子氏です.特に,神様が彼にどれぐらい宿っているか,彼を通して働いているか,彼を通して愛し,彼を通して他の人達を鼓舞しているかについて,理解していません.韓鶴子氏に似る事は,アボニムを拒絶し,貶めた誰かに似る事です.


P100; 彼女は述べています.「そして,彼が私に会う前は,私は,彼(アボニム)に原罪が無かったとは言えません.


P101; 彼女は言います.「私は,無原罪で生まれたので,私が独生女です.」二つの言及は,原理の教えと無関係です.それは,家庭連合の神学者達が,今原理(講論)を書き換えている理由です.(続く)


<鷹の目> 
韓鶴子氏の虚偽を連ねた宣誓供述は,読むに耐えられません.韓氏は,無原罪で生まれたと言いますが,アボニムは,そのようなことを言及されたのでしょうか.原理講論初め,アボニムの多くのみ言の中にも,御自身が独生子であるような言及はありますか.アボニムは,原罪を解明され原理を説かれることによって,自らが無原罪であることを帰納的に推測するよう図っておられます.直接の記述はありません.92年にメシア,真の父母宣言がありましたが,その時も,御自身が無原罪とは言及していません.天倫の奥義を言及されることはなかったと思います.もし,語った時,それを信じる人は良いでしょうが,信じない人達には,道がありません.韓氏が軽々に無原罪を語る事自体が,神様を畏れない,神様への冒涜と感じます.アボニムも直接言及しなかった事を,韓氏は,自身が無原罪で生まれたことをどのように証明するのでしょうか.兎に角,韓氏が,無原罪の独生女であるなどという話は,アボニムの生前は,聞いたこともなかったのです.独生女などという欺瞞が罷り通るなら,崔先吉氏や金明煕氏も独生女ですか.韓氏だけが独生女であるという根拠は,何処にもありません.崔氏が責任分担を果たしていたら,韓氏に祝福が回って来ることもなかった筈です.


無原罪という事は,神様の血統にあると言う事です.普通の人は,歴史上の聖人,偉人を含めても,血統の事は分からない様になっています.サタンが巧妙に隠蔽しているからです.人類の血統を遡って行くと,アダム・エバまで行きます.そして,堕落論によって,初めて,私達の血統は,純粋な神様の血統ではなく,天使長,堕落してサタンとなった存在の血統が混ざった事を知らされました.そのことを聞いた時に,多くの人が驚愕し,或いは呆然と立ち尽くしたと思います.しかし,このような奥義を解明された方は,万民を救う道も開いて下さったという事を知らされて,私達は,大きな期待と希望を抱いて,立ち上がる事が出来ました.原罪,血統,そして,重生は,罪から離れた方でなければ解き明かす事は出来ないでしょう.


韓氏は,幼い頃から,原理や神様の摂理を知っていたと言っているようですが,考えられない事です.アボニムに無心で付いて来られた韓氏が,アボニムが聖和されたら,突如自分が無原罪の独生女,メシアであると言い出したら,皆さんは,その通り信じるのですか.皆さんの信仰の原点は何処にありますか.原理を通して,再臨主が来られたという事を知らされて,殆ど信仰のなかった者も,信仰を持つようになったのではないですか.私達は,アボニムに愛され,育てられてきた筈です.韓氏ではありません.人は,誰でも激変は望まないし,保身を考えるでしょう.しかし,皆さんの保身の先には,何が待っているのでしょうか.アボニムの後継者は居ないなどとfakeを言い続け,メシアの決定事項,教えや伝統に反逆した人達に何時までも付いて行くのですか.


また,韓氏は,自ら聖霊であるようなことを仄めかしておられますが,聖霊は人間ではありません.また,人間は聖霊でもありません.ロゴス(外的性相)と霊的要素(外的形状)が授受作用して生じる存在が聖霊と考えられます.聖霊体験をした人は分かると思いますが,聖霊には遍在性があります.一度に色々な場所に,そして,多くの人に降りて来られます.聖霊は一人の霊的な女性のような存在ではありません.聖霊が,私達の中に留まる事は考えられますが,自ら,実体聖霊であるような表現は誤謬と思われます.


亨進ニムを米国会長にして,米国に放逐したのは誰ですか.彼が,自主的に米国に行く理由がありません.当時,米国会長だった仁進ニムの不祥事が発覚し,その収拾のために,亨進ニムは米国会長として派遣されました.自分の人事異動を自ら決める人が居るのですか.ここにも,虚偽がある事を認識しましょう.家庭連合関係者の中には,韓氏らが,亨進ニムを米国に放逐したという事実を認識していない人が多くいます.時系列的な事象をよく調べましょう.


神様とアボニムが2012年から2017までの間,どれ程苦しまれたでしょうか,教会の大混乱を見て,私達も苦しみましたが,神様とアボニムは予期せぬ韓氏らの動向に本当に戸惑い,何とか挽回する道を模索された筈です.亨進ニムや國進ニムは,実の母である韓氏にアボニムへの帰順をずっと促して来られましたが,韓氏は,本稿にも記されているように,会う事も拒絶しました.間もなく,アボニムの聖和から,9年になります.この次期に,アボニムを慕いながら,もう一度,信仰の原点に立ち帰る事の出来る皆さんであるように祈念致します.


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