サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニムの説教


2017.1.15


今日,私はイザヤ書41:1-2からお話をします.


41:1 島々よ,私のもとに来て静まれ.国々の民よ,力を新たにせよ.進み出て語れ.互いに近づいて裁きを行おう.


41:2 東からふさわしい人を奮い立たせ,足元に招き国々を彼に渡して,王達を従わせたのは誰か.この人の剣は彼らを塵のように,弓は彼らを藁(わら)のように散らす.


今日も,イザヤの時代においても,偉大な人は東(東洋)から来るのです.だから,韓国には,キリストが再臨される時,彼は韓国に来られると預言をした人が沢山います.勿論イザヤはこの預言をしましたが,韓国のこのグループもそうです.偉大な人が東洋から来るという預言もあります.


アボニムは言われました.イエス様が来られた時,彼は東洋に来られ,新しい歴史は東洋から始まるということを,歴史に記録されなければならない.このことは,記録される必要があると言われました.従って,これは,歴史的な記録に残るのです.アボニムは,私達が最初に世界基督教統一神霊協会の看板を掲げた1954年に言われました.その頃,社会で活動し,政府や別の機関にも働きかけている他のグループがありました.彼らは「イエス様が来られています.イエス様がこの国に来られていますから,私達は彼の到来のために準備する必要があります」と言いました.彼らは人々に「イエス様はこの国に来られています.」だから,このメッセージ,ニュース,このことを全ての人に伝える必要があると言いました.彼らも統一教会に来るべきだったのです.


私達が看板を掲げた数日後に,彼らは私達の所に来ました.彼らは,私達が彼らと同じようなメッセージを持っていたので,喜びました.私達は,再臨主,イエス様が韓国に来られたと言いました.アボニムは,彼らを教会に留め,彼らに何日間か,ふるまわれました.アボニムは何日か私達の教会に滞在されました.


当時,再臨のキリストが韓国に来られると言っている所は,他には,世界中にありませんでした.彼らは来て,主が来られたことを見て,彼がそこに居て,彼は韓国に居て,彼らはそれを知って,有頂天になりました.彼らの一人は,アボニムに会って,はい,この方は再臨のイエス様です.と言いました.彼は,世界中の文明を全て知っていました.世界の歴史も全て知っていました.聖書も知り尽くしていました.聖書の全てを知っており,私は,彼が再臨のイエス様であることを確信し,そのように,アボニムを証ました.


1954年の陰暦の4番目の月の8日目でした.韓国の仏教では特別な誕生日,つまり,お釈迦様の誕生日でした.この人達は,お釈迦様のために大きな祭りを行いました.アボニムは,私に行って,祭りに参加するように指示されました.


そして,彼らのグループと統一教会の間に固い絆が出来ました.また,祭りで,康オモニムは,「韓国人の使命」というメッセージを伝えることができました.


その宗教の教主は,私が参加したのでとても喜びました.私達がアボニムに準備するような特別な食事を準備してくれました.そして,彼らは彼にも食事を準備しました.彼らはグループのメンバーにも,同じような食事を準備しました.彼女は彼と一緒に食事をして,彼らは,主が韓国に来られたと言いました.そして,彼らのリーダーが再臨主であると言いました.彼らは喜び,アボニムも,他のグループがイエス様が韓国に来られることを証したので,喜ばれました.


康オモニムは,この関係を長く維持された後,彼らの多くは原理を聞きました.彼らは,この事実が神様から来ていることを証ました.その事実は,素晴らしい真実であり,統一教会が受けた導きも,神様から来ています.


当時,イエス様が韓国に来られると言っているグループは,韓国の唯一のグループではなかったのです.多くの人とグループが祈祷して,精誠と献身によって,イエス様が韓国に再臨されているという啓示を受けていました.このような人が沢山,私達の礼拝に来ました.そして,彼らは,統一教会がそのようなことを教えていることは素晴らしいし,統一教会が語ることは,正しく神様のご意思であり,神様の願いであり,神様は統一教会を通して,霊的に摂理をされている.と言いました.


多くのクリスチャンが,彼らの所属していた教会から,統一教会に,宗派を変えました.それは,クリスチャンに限ったことではありませんでした.仏教徒もお寺に行くのを止めて,統一教会に来始めました.多くの儒教徒も同様でした.多くの宗教の多くの人々が統一教会に来ました.


主が来られる.正しい人が来られる.善なる人が東洋から来られると,イザヤは証ました.ここに居る皆様は幸運な人達です.何故なら,皆様はその方にお会いできたからです.皆様は,父子の関係を作ることができました.その方と父娘の関係を作ることができました.私は,皆様が一所懸命歩んでいることを知っています.そして,もう,たくさんのことをしたのを知っています.しかし,私は今日,皆様に更に一生懸命働いて,アボニムの願いを完遂されるよう願います.アボニムは,今霊界におられ,その結果に喜ばれるからです.


どうもありがとうございます.


配信元: http://media.kingdomreports.tv/2017-01-15-mother-teresa-by-mrs-kang/

ビデオ: 



<鷹の目>
ご存知のように,原理講論の再臨論においては,黙示録7:2の聖句を引用し,再臨主は東の国に来られると推論しています.しかし,このくだりは,「天使が,太陽の上る方向から上がって来た…」とされており,天使が来られることを記述しています.小生は,この聖句においては,再臨の場所や方向に関する根拠がやや曖昧であると感じています.今回,康オモニムが説教に引用されたイザヤ41:2は,「東からふさわしい人を奮い立たせ…」「東から人を起こした…」と記述されており,明確に東から人が立たれるということが窺われます.つまり,本聖句はメシア降臨の場所や方向を預言していると考えられます.クリスチャンの中には,旧約聖書において,既に再臨が預言されていると考えている人もいるようですが,旧約時代ですから平易に考えると,再臨主の降臨ではないと思われます.再臨は,やはり原理講論に引用されている黙示7:2の聖句が,根拠となるのでしょう.なお,イスラエル(ヘブル語)では,東は,日の出る方向ですが,前面・正面という意味もあるようですから,必ずしも,東洋や東国とは言い切れないようです.

再臨の啓示は,韓国に限ったことではなかったのです.19世紀後半から,世界中の篤実な信徒達は啓示を受けて,再臨が近いと感じていたようです.日本でも,内村鑑三(無教会派)や中野重治(日ホーリネス),木村清松(会衆派)らが再臨の啓示を受け,1918年頃から各地で,再臨に関する講演会を開催し,熱心に活動しました.しかし,彼らは,再臨主に出会うことはできませんでした.再臨主に出会った私達は,その偉業を継承しましょう.

×

非ログインユーザーとして返信する