サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「終末の徴(しるし)」



2017.1.17


マタイ24:1-7
イエスが神殿の境内を出て行かれると,弟子達が近寄って来て,イエスに神殿の建物を指さした.
そこで,イエスは言われた.「これら全てのものを見ないのか.はっきり言っておく.一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない.」
イエスがオリーブ山で座っておられると,弟子達がやって来て,ひそかに言った.「おっしゃって下さい.そのことはいつ起こるのですか.また,あなたが来られて世の終わる時には,どんな徴があるのですか.」
イエスはお答えになった.「人に惑わされないように気をつけなさい.私の名を名乗る者が大勢現れ,『私がメシアだ』と言って,多くの人を惑わすだろう.
戦争の騒ぎや戦争の噂を聞くだろうが,慌てないように気をつけなさい.そういうことは起こるに決まっているが,まだ世の終わりではない.民は民に,国は国に敵対して立ち上がり,方々に飢饉や地震が起こる.


今日は,イエス様が2000年前に,弟子達に語られた終末の徴について語りたいと思います.弟子達はとても関心があったのです.彼らは,終末には,多くのことが起こることを知っていましたが,これらのことがいつ起こるかを知りたかったのです.そこで,イエス様に語って下さるよう頼みました.


イエス様は神殿におられ,その後,神殿から出て,辺りを歩かれました.弟子達は,イエス様に神殿の建物を見せるために来ました.イエス様は言われました「ここで,実際に起こっていることが分かりませんか? 」「終末は,とても怖い時となるでしょう.」例として,彼は「終末になれば,この神殿は破壊され,一つの石も他の石の上に残ることはない.」と言われました.


少し後で,イエス様はオリーブの山に座っておられました.弟子達が来て,言いました.「あなたは,全てをご存知です.だから,私達にもう一度,終末に起こることを語って下さい.」イエス様は言われました.「終末には,私の名,つまりキリスト,イエス様の名を名乗る者が大勢現れ,人々を惑わす.」イエス様は弟子達に,惑わされないように,そして,唯,イエス様にのみ従うように言われました.


弟子達はまた聞きました.「私達は,終末の徴を正確に,厳密に知りたいのです.」弟子達のみならず,多くの人達,多くの聖人達も,当時,終末に起こること,どういう徴があるのかに関心がありました.彼らの質問は,好奇心の表われでした.


そこで,イエス様はもう一度弟子達に,終末には,多くの人が亡くなり,戦争と地震があり,世界がコントロールできないようになることを説明されました.彼らは,再度尋ねました.「それは,いつ起こるのですか? それは,あなたが再び来られる時ですか? 」


イエス様は応えられました.「私は,あなた達に真理を語ります.あなた達にはっきり語ります.」はっきりとは,「これは,真理です.私は,皆さんにとても重要なことを語ります.軽く聞かないように,私のメッセージを真剣に理解しなさい.」ということを強調しているという意味です.


彼は言われました.「その時には,国と国が敵対して立ち,人と人も対立して立ち,予期しない多くのことが起こり,人々を驚かせます.人々は心配しますが,心配することはありません.私にだけ従いなさい.」その時から,クリスチャンはイエス様を待つようになりました.


今,2000年以上経ちました.世界中の教会は,神様の摂理において何が為されているのか知りませんが,私たちの教会はそうではありません.アボニムは,私達に何が為されているか,多くを教えて下さいました.それで,私達は,これらのことについて,彼らが知るより遥かに多くのことを知っています.


私達は,再臨された主を信じますが,彼らは依然,主はまだ再臨されていないと考えています.彼らは,再臨主を待っています.私達と世界中の他の教会には,信じられないほどの差異があります.私達は,再臨されたイエス・キリスト様の教えを頂いています.私達は,彼の導きを受けて,彼の教えの中で生きています.だから,私達はとても幸せな人達です.


彼は,私達に全て教えて下さいました.そして,それに従って生きることができます.私達には,彼を信じ,彼を証す使命があります.私達は,今までベストを尽くして来ましたが,もっとしなければなりません.


今は,教会が復活できる時です.活きて,力強くなって,新しい歴史を始める時です.だから,私は,全ての人々が全身全霊全力で信じるように願います.


既に,キリストは再臨されました.そして,彼は,私達に本当に多くの神様のみ言を下さいました.私達は,人々が,再臨されたキリストのみ言を探し,信じることを願います.世界のキリスト教がそうすれば,彼らは復活し,再臨主が語られた天一国が地上に創建されるでしょう.


どうも,ありがとうございます.


配信元: 


訳: ティム・エルダー



<鷹の目>
聖書には,終末の徴に関する多くの記述があります.大半のクリスチャンは,それらの聖句を文字通り信じ,その如くになると思っています.さらに,彼らは,今も,イエス様ご自身が雲に乗って来られると頑なに信じ,待っているのです.随分前に,あるクリスチャンから聞きました.再臨のことを本当に論じられる人は,日本にも,世界にもいないでしょう.ということでした.現代の人類の知識と知能をもって,既に亡くなったイエス様が,雲に乗って再臨されるなどということは,到底許容できる筈がありません.そのために,終末と再臨の話は,いつの時代も,今も不明瞭なままです.


さて,ルカ17章や18章の聖句を思い出します.「人の子は,まず多くの苦しみを受け,その時代の人々に捨てられねばならない.」「人の子が来る時,地上に信仰が見られるであろうか.」という行です.これらの聖句から,再臨主はイエス様ご自身ではないことが,明らかに推測されます.また,イエス様が雲に乗って再臨されたら,信じない人はいないし,このような聖句に記されたことは,起こりえないのです.よって,原理講論の再臨論の記述(地上再臨)が正しいことは自明です.


多くのクリスチャンが,1948年頃までにアボニムを受け入れていたら,半島の動乱もなかったでしょうし,南北の対峙は,早々に解消されていたと思います.クリスチャンの代表者らの不信によって,南北は分断されましたが,南のアボニムを中心として,南北は統一される筈でした.その摂理が完全に逆転し,今は北を中心に南北が統一されようとしています.これは,統一食口の代表者の不信によるものではないのでしょうか.かの国は,反日思想とその教育を徹底しています.そして,今は両国の外交関係すら,分断しようとしています.分断は,神様の願いではない筈です.ましてや,摂理国家と呼ばれている夫婦のような国家同士を分断することは,サタンの策謀以外には考えられません.日本は古来より「和を以て貴しと為し,さかふること無きを宗とせよ」の国柄です.かの国の現権力者の妄想に振り回される必要はありません.アボニムのみ言に従って,摂理国家の食口は,粛々と一つになって,天一国創建を目指しましょう.

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