サンクチュアリ週刊ニュース

主に,米国サンクチュアリ週刊ニュースの和訳です.

康賢實オモニム「アボニムと貴重な真理の啓示」


2017.6.30



聖書拝読: ロマ 3:10-12


次のように書いてある通りです.「正しい者は居ない.一人も居ない.悟る者もなく,神を探し求める者も居ない.皆迷い,誰も彼も役に立たない者となった.善を行う者は居ない.唯の一人も居ない.」


皆さん,おはようございます.


今日は,堕落以降の世界の現実について,語りたいと思います.


最初に,アダムとエバの堕落の程度と,彼らが何処まで落ちたかを考えて見ましょう.パウロが言ったように,「堕落の後,世界には,義人は居ない,一人も居ない.」堕落の後,神様の存在を,誰も理解できなくなりました.全ての人々が罪を犯し,不義となり,彼らが望まないまでも,悪を行うようになりました.悪を行っていることも分かりませんでした.


旧約聖書において,エレミヤは言っています.人間は,被造物,即ち万物の下に落ちました.人間以外の万物は堕落していませんが,人間の堕落のために,万物は堕落世界の一部となりました.よって,パウロは言いました.義人は居ない.一人も居ない.


人間は,悪を行っても,私達は法が分からなくなり,神様や神様の基準が分からなくなったので,過ちを犯したことが分からなくなりました.堕落の後,人々は,当然,神様がいらっしゃることが分からなくなり,神様を想像することも,体験することも出来ませんでした.


堕落の後,神様を理解する人も,彼を求める人も居なくなり,世界には善もなく,義もなくなりました.


13節の聖句を見れば,パウロは言いました.


「彼らの喉は開いた墓のようであり,彼らは舌で人を欺き,その唇には蝮の毒がある.」


パウロは,堕落した後の人間の状態を述べ続けています.パウロが,彼らの唇に蝮の毒があると言う時,人々の語る言葉は全て毒であり,他の人達を批判し,攻撃するので,毒となったと言いました.


その後,彼は,14節15節に行きます.


「口は,呪いと苦みで満ち,足は血を流すのに速く,」


次の16節17節で,パウロは,生活様式やそのような状態から齎(もたら)される生活を述べています.


「その道には破壊と悲惨がある.彼らは平和の道を知らない.」


人々は,破壊と悲惨な人生を送りました.彼らに見えたのは,彼らの足から流れる血だけでした.足は血を流すのに速く,人々の生活に平和は有りませんでした.


18節において,彼は述べて言います.


「彼らの目には神への畏れがない.」


何と酷い事でしょうか.


ここで,パウロは,私達に,エデンの園における性的な堕落の結果としての人類の堕落の程度を述べています.皆さんは,神様がどれ程嘆かれたかを,人間が陥った道を見て,万物がどれ程嘆いたかを想像出来るでしょう.


神様が,これをご覧になり,そして,アボニムがメシアとして来られた時,これをご覧になって,彼は,人間の酷い状態をご覧になり,これらの人達をどうすれば,神様が創造された高貴な位置に復帰できるかを,考えなければなりませんでした.アボニムは,祈られ,状況を研究され,人間が復帰され得る道を見出すための各段階における方法への神様の導きを求められました.


私は,一度,アボニムが所持されている聖書を見る機会がありました.アボニムが,66巻の聖書の殆ど全ての聖句に,赤ペンでアンダーラインをされているのを見て,私は驚きました.アボニムが,何度も繰り返して聖書を研究された事が分かりました.


アボニムは,個人的に関心のある全ての事を放棄されました.そして,原理の御言を満たす為に,御自身を完全に献げられました.彼は,聖書を研究されて,多くの神学者達が解く事の出来ていない秘密を見出されました.彼は,人間の堕落は,文字通り,果を食べた結果生じたのではなく,性的な問題の結果として生じた事を発見されました.


アボニムが,これを発表された時,片や,彼は,人類に,堕落は性的な堕落であったという知らせを与えられる事にとても興奮されました.また,片や,彼は,多くの神学者と哲学者から非難されました.彼らは「いいえ,それは正しくない.」と言いました.


しかし,アボニムは「これは,私が,神様から得た答えです.神様が,私に下さった答えです.」と主張されました.そして,このように語り続けられました.


アボニムは,私に一度語られました.彼がこの事を発見した時,それは,電球を灯したような光として来ました.勿論,それは理にかなっており,そうであったに違いありません.勿論,人間が手を使って,木から果を取り,口に食した状況である筈がありませんでした.


この罪が世代から世代に受け継がれることはあり得ません.仮に,人間が,パウロがここで述べている程度まで堕落したなら,それは,性的な罪であったに違いありません.


アボニムは,これを発見された時,どれ程興奮されたかを,私に一度説明されました.それが,全ての人々を救済に導く真理であり,最終的に,全ての人達が幸せに住める世界を齎す真理であったので,彼は,興奮されました.


今日の世界では,あらゆる種類の説教を語る多くの良い説教者が居ますが,堕落が,性的な罪の結果から来た事実を教える人は居ません.


アボニムは,これが,真理である事をご存知でしたから,これは,神様が下さった答えであったので,彼は,自信を持って語ることができ,語られる時,全エネルギを御言に投入する事が出来ました.アボニムの心には,疑いは全くありませんでした.「そう,それは,これかも知れない,或いは,あれかも知れない,私には本当の確信がない.」と考える状況はありませんでした.


いいえ,彼は,これが答えであり,これは性的罪であり,これは人類の歴史が闇となった理由であり,混乱し,そして,全ての歳月を苦しんだ事がはっきりしていました.そして,この事は,アボニムが救いを齎すための道を開く鍵でした.そして,彼は,この知らせを世界に齎す為に,御自身を献げられました.


人類は,闇の中に居ました.人類は,罪の暗い洞窟に閉じ込められていました.アボニムが持って来られたこの真理は,その闇に光を齎す事が出来ました.その洞窟に光を齎し,洞窟から出る方法を見せてくれました.アボニムは,人類を闇から出て,光に導く決心をされました.


アボニムは,歴史の秘密を明らかにされました.それは,人間の堕落の章に限らず,原理(講論)の全てを明らかにされました.そして,人々が,この内容を聞くと,驚きました.


アボニムが,原理を解明されて,明かされた時,彼は興奮されました「これは,素晴らしい知らせです.これは,救いを齎す知らせです.」しかし,私達が,原理を学ぶ時,私達は平気で通読しています.私達は,アボニムが最初に,原理を明らかにされた時に,抱かれた興奮と感謝と同じ気持ちを持つ必要があります.


アボニムが,北韓から来られた時,この御言を説教しなければならないという責任感を持っておられました.私が,彼の聖書に多くのアンダーラインを引かれ,聖書の余白に多くの注記をされていたのを見た時,彼は,この真理を全人類に伝える方法を見出そうとされて,本当に聖書を研究された事を知る事が出来ました.


アボニムが,私に自信を持って語られたのを覚えています.人が,原理(講論)の1部と2部を聞けば,1週間であっても,彼らは,これが真理である事を理解するでしょう.彼は,それ程の確信を持たれて,復帰摂理のための任務を始められました.


アボニムが明かされた御言は,他の牧師が記した説教の類ではありませんでした.これらは,彼が神様から頂いた真理の御言でした.


アボニムは,何度も,涙の祈祷をされました.彼は,祈られました「お父様,原理によって,歴史の全ての秘密を私に明かして下さり,感謝します.今,私は,あなたの代身として,全人類にこれらの真理の御言を広げるために,世界で活動します.」


アボニムが,北韓の法廷に立って,投獄を宣告された時,裁定の中に,彼が裁判官に削除するように依頼した一つの言葉がありました.それは,「虚偽」でした.裁定には,彼は,虚偽を広めたとありましたが,彼は,その言葉が削除されることを願われました.何故ならば,彼は「これは,虚偽ではありません.真理です.」と言われました.そして,裁判官は,そうする事に同意しました.


統一教会に居る私達は,この真理を与えられたと理解し,アボニムによって,私達に明かされた秘密を持っている事を理解し,その確信を持ち,その確信を持って生きると,他の誰も達成出来なかった事を達成出来るでしょう.


アボニムが語られた時,彼は,自信と確信を持って語られました.彼は,他の教派の牧師の様には,語られませんでした.何故なら,彼が語られた御言は,神様の御言であり,神様によって彼に明かされた真理の御言である事をご存知だったからです.


そして,多くの人達が,アボニムを証しました.韓国に限らず,他の国々の人達も,同様に,アボニムを証しました.彼らは,アボニムがどういう方であるかを示されていたからです.


今朝,私達は,神様は,誰も分からなかったこれらの秘密を全てアボニムに示され,アボニムがどれ程大切な息子であるかと考えられたかを知る必要があります.私達は同様に,アボニムが,どれ程感謝されたか,天からこれらの御言を頂いて,どれ程興奮されたか,そして,復帰の道に着手された時,どれ程興奮されたかを知る必要があります.


再帰するためにアボニムが韓国に戻られた時,出発する場所がありませんでした.そこで,彼は,国が所有していた狭い土地を見つけて,小さい小屋を建てられました.そこから,彼は,この偉大な摂理を始められました.


私が,最初に,アボニムを訪ねた時,彼は,その小さい部屋の中で,私に語られました.それは,ほんの6フィート×6フィート(=1.83×1.83≒1坪)ぐらいでした.その部屋には,私しか居ませんでしたが,彼は私に語るのに,まるで,数千人の前に立たれたようでした.その小さい部屋の中で,アボニムは,叫ばれて,私は考えました.「何故,この若い人は,私に叫ぶのだろうか.私を老女と思っている様ではないし,私は若いので,よく聞こえます.私は,攻撃されるのでしょうか,それとも,私に何かが起こるのでしょうか.今夜は,家に帰れるのでしょうか.」その日に,アボニムが,私に語られた時,私はそのように感じました.


しかし,アボニムは,私に語られるだけでなく,これらの御言を,全世界の人達に聞いて欲しかったのです.そして,地上界の人達だけでなく,霊界の人達にも同様に,そのように願われました.それが,彼が,まるで,気狂いのように叫ばれた理由でした.


小屋は,小さく,余りにもみすぼらしく,誰かが実際にそこに住んでいるとは,想像出来なかったでしょう.そのような環境においても,アボニムは,真剣でしたし,全世界に救いを齎そうと,完全に投入されました.


それは,実にみすぼらしい小屋でしたから,レインコートの切れ端が,床に敷かれていました.壁紙は有りませんでした.新聞紙すら壁に,貼り付けられていませんでした.当時のアボニムの衣服は,韓国と西洋のミックスでした.彼は,西洋風の上着を着て,韓国式のズボンを穿いておられました.それは,彼が,通りの何処かで拾った,唯のミックスした衣服でした.


しかし,アボニムは,凄まじい自信をもって,語られました.彼は,まるで世界中の人々に語っているように叫ばれました.彼が,絶対的に投入されたので,彼は,生涯の内に,世界の全ての人達が,これらの御言を聞いて欲しかったのです.彼は,それを地上界の人達だけに聞いて欲しかったのではなく,地上に生きて,霊界に行った人達にも,そう願われました.彼が,地上におられる間に,万人に語りたかったのです.


アボニムが語られた時,私は,彼が時に泣かれ,また,笑われ,そして,時に静かに,真剣な声で語られた事を覚えています.彼は,御自身がどんなに多くの困難を通過しても,神様が経験された困難は,遥かに大きかった事を表現されました.


アボニムは,これらの御言の価値,神様の御言の価値を理解されていたので,この道におられました.私達は,これらの御言の価値をアボニムが認められたように,認める事は出来ません.


しかし,少なくとも,私達は,御言に対して,真理を得て,アボニムの代わりに,その真理を世界中の人々に伝えて,神様の救いの摂理が完遂するように活動する必要があるという自信を持つ段階まで,理解しなければなりません.


私達は,原理の御言をとても軽く,余りにも軽く扱って,それらの価値を認めようともしなかった事を悔い改める必要があります.私達は,御言が保有する価値をもって,これらの御言を扱いませんでした.


私達は,これらの御言を認めて,アボニムが,世界中の人達に,原理のこれらの御言を知らせるために,急いでされたお気持ちと同じ気持ちを感じる必要があります.私達が,そうしなければ,将来,何時か,遠くない将来,私達が霊界に行かなくてはならない時に,私達はアボニムの前に立たなければならず,私達が,しなかった事に対する責任を取らなければならないでしょう.


私は,アボニムが言われたのを覚えています.「これらは,私が神様から頂いた真理の御言です.これらの御言は本当です.アボニムは,これらの御言が真理である事に,完全な自信と確信を持っておられました.


よって,そのアボニムが持たれた自信と確信をも相続しましょう.そして,外に出掛けて,これらの御言を同じ急ぐ気持ちで伝えましょう.これらの御言は,救いを齎し,神様の世界を地上に齎すからです.


どうも,ありがとうございます.


ビデオ: 


17:40-1:02:20



<鷹の目>
私達が伝道されて,初めて原理を学び,アボニムを証された時に受けた感動は,何十年経っても忘れられないものです.まるで,昨日の事のように思い出すのです.この感動は,アボニムが,最初に原理を見出された時に,神様と霊界から認定された真理を受けられた時に持たれた大きな感動の延長にあると思います.そして,私達が,まるで気狂いのように,伝道マシーンの如くになって,伝道に邁進出来たのも,アボニムが最初に,康賢實オモニムを始め,諸先輩達に完全投入して下さった投入の延長に私達が立っていたからに違いありません.
歳月を経ても,私達が,原理の御言を語り,祈祷して,実践すれば,必ず,人は集まって来ます.霊界が動いて,今は,アボニム御自身が協助して下さる大きな恩恵の時代です.原理の発展形は,ご存知のように,原理本体論です.皆さんも原理本体論を学び,講義しましょう.それは,今の時代に最も相応しい,アボニムの最後の願いでした.家庭連合や諸派においては,原理本体論を学ぶことも,講義することもないと推察します.書籍を保管している人達は,もう一度読んで見ましょう.講義案やノートを捲って見ましょう.


原理本体論の初版234頁,または,改訂増補版755頁を紐解いて見ましょう.そこには,「真のお父様が実体の真の父母になるためには,準備されたお母様をお選びになって,真のお父様に似た真のお母様として再創造されることで,実体の真の父母になるのです.母として立てることのできる基準は,真の父[神様]の中にのみ存在します.」と記されています.
これは,私達が,原理本体論を学んだ時に,何回も聞いて来た内容です.韓氏の言質はこれと完全に反しています.韓氏はアボニムに育てられたこともなく,御自身で御旨の全てを悟っておられたと言われましたが,果たしてどうなのでしょうか.再創造とは,復帰という事です.復帰は,失ったから,完成されていないから,復帰という表現が使われます.無原罪独生女の誤謬を見抜きましょう.そして,家庭連合や諸派において,原理本体論が遠ざけられている現実を直視し,その理由を考察しましょう.アボニムが,遺言の如く私達に残して下さったのは,原理本体論,絶対「性」です.皆さんの慧眼に期待します.


武漢発症のウイルスは,pandemicとなって,世界中が緊急事態となりつつあります.発症源の中共や一部の国々は,感染者数や死亡者数の改竄をしているようですが,結果は,何れ社会や経済への影響として表出して来るでしょう.中共が初めから,バイオテロを画策したとは考えにくいのですが,彼らは遅くとも11月には発症を把握していました.そして,1月25日の春節(旧正月)頃まで,感染の拡大を放置して,多くの国民を内外に移動・渡航させました.保菌者を内外に拡散させたとも考えられます.彼らの狙いは何でしょうか.悪いシナリオを考えると,武漢の人達とインフラの一部を犠牲にしても,彼らは,世界の経済を混乱させて,疲弊させて,或いは恐慌に至らしめて,トランプの再選を阻止し,安倍政権の退陣,反中的な為政者達の下野を狙っているように思います.彼らの世界制覇の野望,中共製造2025等を阻む勢力や個人を倒そうとしています.その為に手の込んだバイオテロを仕掛けたとも考えられます.


4月に習近平の来日を企んでいた彼らは,日本を一帯一路に関与させようとしています.しかし,幸か不幸か,今回の武漢ウイルスによって,一帯一路の欺瞞性と脆弱性は暴露されました.一帯一路に乗じて,人・物・金・情報を送り込まれて,国柄が変貌しつつあるのは,イタリアに限りません.欧米諸国は,それに冷徹に対処するでしょう.日本や韓国は,まだ目が覚めないようです.ほとぼりが冷めると,また,大陸に進出すると思います.そして,どんどん,国益を棄損して行きます.既に2月末に1,500億円の投資を決定した日本の自動車会社も有ります.中共の狙いは,我が国の略奪です.国土,人・物・金・情報を奪取して,日本列島を自国の玄関にしようと狙っています.その謀略に加担している愚者が少なくありません.かの国は,我が国の政財官に浸透し,ズブズブの関係を作っています.


私見では,我が国は,中共への経済的依存度を低減し,ASEAN諸国に生産拠点等を移すべきです.中共とは,必要最小限の貿易だけを続ければ良いのです.1972年以降の過ちを早く清算して,空洞化した日中平和友好条約を破棄して,米英と共に台湾を承認して,日台基本条約を締結すべきです.
そして,自由・民主主義,人権,法治を守る諸国は,日米英等が中心となって,アボニムの提唱された「アベルUN」を創設すべきです.カイン(現UN)とアベル(新UN)が分立してこそ,両者は止揚統一されて,復帰は前進します.アボニムの造詣の深さと洞察の鋭さに,今更ながら敬服します.

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